Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆区切りの旅

ブログは書きためてたので自動でアップしてましたが、

実は先週一週間、旅行に行ってました!

夫婦水入らずでの旅行はこれで当面はお預け。

妊娠も後期となり、あまりアクティブに動けないので、旅は船旅に。

もちろん、緊急時を考えると船も不安ですが結局何にしても不安は付きものなので

フライト移動も短いし、体調が悪ければ船にいればいいし、

船でも色んな場所があるから部屋に閉じこもる必要もないし、

食事も食べたいものが食べられるし、という条件が今の状況に合うかなぁと船を選択。

結果、正解でした。

寝てるだけで次の街(国)に移動できるのでゆっくり出来たし、

体調が良い元気な日は(結局毎日元気でした!)アクティブに観光したり

ジャクジーでリラックスしたり、船内を散歩するのも良い運動になったし。

また寄港地も港と街が近い先が多いルートにしたので

観光時の移動も少なくてよかったです。

今回も3年前の船旅と同じNCLという船にしました。

私はせっかくだし他の船を試したかったのですが、旦那がNCLを気に入ってるのと、

やはりここは冒険せず、大体の勝手も雰囲気も知った船の方がよいかな、と。

ルートはこんな感じでした。

ヴェネチア(イタリア)

ドブロブニク(クロアチア)

航海

ピレウス(ギリシャ)

クサダジ(トルコ)

航海

スプリット(クロアチア)

ヴェネチア

という7泊。

ヴェネチアへ移動する飛行機が高すぎてヴェローナ往復にしたので、

ついでにヴェローナの観光もできました。

ヴェローナからヴェネチアへは電車で1時間20分ほど。

空港と駅の移動などもありましたがそこまで不便は感じず。

ヴェネチアの駅を降りたら港までは比較的直ぐだったので楽でした。

ヴェネチアは今回が初なのですが船に乗る日と降りる日しか時間がないので

サッとしか観光できませんでしたが、でも満足。

本当は船旅の前か後に一泊したかったけど、ホテルは高いし飛行機も高いしで断念。

寄港地は見事にワインが美味しい国ばかりで飲めなかったのは残念ですが、

旦那も「1人で飲んでもつまらないから」とほぼ飲まずでした。

船はNCLのJadeという船で2400人乗りでした。

前回の4100人乗りのEpicに比べるとふた回りぐらい小さくて、ちょっと古め。

それでも十分大きいし綺麗でした。この船です。

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時期が時期なのでおじさん、おばさん、おじいちゃん、おばあちゃんが多く、

お客さんの7割ぐらいを占めてたかな。あとは私達世代ぐらい。

子供は少なめで赤ちゃんとか小さな子達が多かったです。

前回は夏休み真っ盛りで子供だらけで学校みたいになってたので随分違いました。

ほぼ満員だったかと思います。

でもレストランやエンターテイメント、プールサイドの椅子なども少し余裕があってよかったです。

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初日にキャプテンなどの主要なスタッフ紹介の場に行った時に説明がありましたが、

お客さんの国籍数が56ヶ国、クルーが67ヶ国とか。

お客さんの600人がカナダ人、400人がアメリカ人、200人がイギリス人。

という事でそれだけで半分以上を占めてました。

前回はスペイン人も多くて、共通言語がスペイン語と英語でしたが、今回は完全に英語のみ。

ちなみにクルーは900人だそう。

日本人は1人も見かけず、アジア人は中国人らしき人が40~50人ぐらいかなぁ。

ドイツ人はあまり目に付きませんでした。

欧米人の中でもなんとなくドイツ人ってのが見かけからわかるから不思議(笑)

カジュアルフリースタイルがウリのNCL、ほかを知らないので何がフリースタイルなのか

今ひとつ分かりませんが、食事も好きな時間に取れるし、過ごし方も至って自由。

唯一、避難訓練だけは強制参加でしたがそれ以外は何も強制されず。

ガラディナーとかも無いし、服装もなんでもOK。

お部屋のカテゴリーは前回同様、窓なしの内側キャビンで一番安いカテゴリーを予約。

でもでも、お部屋に入ったら窓があったんですー!これには驚きました。

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窓が無くても困らないけれど、やはり船が動いているのか停まっているのか、

天気がよいのか悪いのか、着いたのか着いてないのか、そういうことがわかる窓があるのは

かなり違いました。バルコニーまでは要らないけれど窓はやっぱりあったほうがいい!

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食事は追加料金なしのレストランと、ありのレストランがそれぞれ5箇所ぐらいあって、

それ以外にブュッフェは毎日開催されてます。

追加料金ありのレストランは私達的にはハナから行く気もなかったものの、

毎晩、予約状況の案内板は満席ばかりでした。みんな、行くんだなぁ。

私達は食べたいものが食べれるブュッフェがほとんどでしたが、

ブュッフェにも日々テーマがあってビール祭りの日はドイツ料理が振る舞われ、

トルコ料理、ギリシャ料理、インド料理と日々変わりました。

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私も旦那もそういう多国籍料理に興味があって楽しみましたが、

バーガーやステーキなどアメリカ人が好きそうな物は必ずあったし、

朝食も数々の卵料理にベーコンとか豆とかシリアルとか、ケーキとか。

朝からそんなに!?と思うほど食べてる人たち。

私が毎日食べてたのは、新鮮なフルーツ。ハズレ無しで美味しかったです。

毎日食べてたフルーツ。

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旦那が食べてたのはミュズリー。シリアルやコーンフレークではなくミュズリーね(笑)

前にも書きましたが、こういう場に行くと欧と米の差がかなりあるなぁと。

食事もだし、体型も全然ちがいます。

日頃、お腹の出たゴツいドイツ人をたくさん見ますが、

骨格がゴツくてお腹が妙に出てる人が多いですけど、

アメリカ人(カナダ人?)は、全部がデカイ!

買い物も違うなあと。

船内でDuty Freeとかもあって、特設で宝石とか絵とか売ってたり、

カメラマンが写真撮って高く販売してたりするのですが、

みんな本当に買うんですよね、寄港地でのお土産やさんでも買う買う。

私達、7日間で買ったお土産はギリシャのオリーブオイル一本のみ。

基本、手ぶらで船に戻ってましたが、他はみんな「何買ったの?」と思うほど手には買い物袋。

あと、やはり流石にノリはいい。

おじいちゃん、おばあちゃんもノリノリで歌ったり踊ったり。

賑やかだし、みんな友達~!みたいなフランクさがありました。

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船旅は悪くはないですが、きっと子供とはやらないかな。

まだ小さいうちはいいけれど、物心がついたら船旅ではなく、

大変でもキャンプとか貸しアパートで自炊とかするような、

自分で考えて行動したり、自然一杯の旅がしたいなぁと。旦那も同じ意見でした。

全くトラブルもなく、健康に帰ってこれました。

あまり長い距離を歩けなかったり、トイレがやたらと近くて大変だったりしましたが、

結果的には十分楽しめたのでよかったです。

きっとこれからは旅の行き先もスタイルも変わるでしょう。

子供がいないうちはたくさん旅行をしよう!と決めていました。

なかなか子供が出来ないのは辛いけど、その代わりに今しか出来ないことをしよう!

それが私達には旅行でした。

まだまだ行きたい場所、国はたくさんあって、その多くは当面行けそうにはありませんが

また2人で旅行ができる日が来たらその続きをしようと今回の旅行中に2人で話しました。

周りの先輩ママやパパ達が「旅行はしておきなよ!」とよく言ってましたが、

んなこと言われても子供出来ないし!と思いつつ

この言葉だけはなんとなく素直に聞いてました。

子供だけではなく、健康じゃないといけないし、年を取ってからは難しい旅先もあるだろうし。

これからは子供優先の旅になりますがそれもまた楽しみです。

今回の旅はそういう意味でも一つの区切りになりました。

トラブルも喧嘩もなく(笑)、無事帰ってこれてよかった~。

帰ってきたのは夜だったのですが、いつもの旅なら家に着くなり即荷解き開始で

一通り片付けてからようやくゆっくりするのが常なのですが、やはり疲れてしまい

「荷物は明日やろうね・・・」と言い出した私に旦那がびっくりしてました。

翌日は早朝から起きて荷解きに洗濯をやりましたけどね。

お天気がとってもよかった1週間、日焼け止めぬりまくったけど真っ黒に日焼けした私と

ピンク色になって戻った旦那。ホント肌の作りが違うんだろうな・・・。

これから船旅の色々を少しずつ書いていきたいと思います。