どこかでデモでもあるんでしょう、やけに警察官が多かったです。
警察といえども「おまわりさん」的な警察官ではなく、
どっちかというと機動隊系の防弾服でまるでアメフトの選手みたいな
胸板の厚いごついユニフォームを着て、ものすごい頑丈なヘルメットも装備。
(これがまたみんなかっこいいんですよー)
まだ準備段階なのでしょう、楽しそうにみんなで立ち話。
コーヒーを飲んでる人もいるし、タバコを吸ってる人もいるし和気藹々。
これから持ち場に着くのでしょうか、電車にも普通に乗ってます。
これって日本ではありえないですよね、普通のおまわりさんですら電車に乗ってる所を
まず見たことがありません。機動隊みたいな人が乗ってきたら逆にびっくりしますね。
サッカーの試合がある日も警察官が街に増えます。
警察官や機動隊がいるのは特別なことでも無く、比較的普通な光景になってます。
でも別に私たち庶民に身の危険があるかというとそんなことは無くて
デモがあっても暴徒化したデモは見たことがありません。
さて、日本に無い光景といえばこんなこともありました。
時々起こる、なんかなぁってな出来事。
会社帰り、乗り込んだ電車。
2席が向かいあった4席シートにお姉さんが一人座って
向かいの席にはお姉さんのボストンバッグ。ボストンバッグは大きくて1席半ほどを占領。
お姉さんはそうですね、30代後半から40代前半ぐらいかな。
結構綺麗な格好をしていてサングラスもしていてお洒落さんでした。
デジカメの調子が悪いのか、デジカメを触りながらなかなか上手く行かないみたいで
一人ぶつぶつ言いながら苛立っている様子が見て取れました。
乗り込んできたおじさんがお姉さんの向かいの席を指差して「座りたいんだけど」と
ボストンバッグをよけるように言うも「このバッグは重たくて動かせない」とのこと。
横にも出来ないし、動かすことは無理なんだと。何が入ってるんだか・・・。
「ならば君の横に座るよ」とおじさん。
「どうぞ」と言いながら自分自身が2席の真ん中にで~ん!と座ってるお姉さん。
「このスペースだと座れないので少しそっちに動いてくれかいか?」とおじさん。
「ふー」みたいな鼻息で面倒だと態度で示すお姉さん。
おじさんはジェントルマンであえて彼女にはなにも言わず
「ああ、あっちに席があるみたいだ」って言って去っていきました。
その後、お姉さんは向かいに置いたボストンバッグの上に両足をのせてくつろいでました。
もちろん靴は履いたまま。綺麗な格好してるのになー。
4席分チケット買ってるとでも?って言い返すような強いおばさんとか来たらよかったのに!
それにしてもお姉さん、強いのぉ。何様なのよー。
っていうこういうことも日本では普通、起きませんよね。