Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆初めての飛行機

書きたいことは色々ありますがやはりメインテーマの一つである飛行機から!

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あなたがお腹にいる時、何度となく乗った飛行機よー!


感想

「こんなもんなんだろうなー」

です。

ちなみに往復ともルフトハンザの関空便です。行きはドイツを昼に出て、帰りは日本を午前中に出ます。娘の生活リズムに合わせて夜の便とかの方が寝るかな、と思ったのですが逆に回りのお客さんが寝静まる中で騒がしいのも辛いので、あえてこの時間にしたというのもあります。現に復路便なんて日本を朝に出るからお客さんも眠くないのか、本来であれば真っ暗になる時間も窓のシェードを閉めない人が多くてずっと機内も明るかったし、終始お昼のフライトみたいな気分でした。

往路はクリスマスのリースが飾られてました。私達の席はちょうどリースの真下の席。

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娘はずっとおとなしいわけでもなかったし、泣いたりぐずったりもしたし、でも機嫌のいい時間も多かったし、親として困り果てることも無く、機内食もささっと食べることも出来ました。映画などは全く見ず、往復とも一睡もしませんでしたが、そんなもんなんだろうなーという感じです。もっともっと大変なことになるかとひやひやしていましたが、なんとか大丈夫でした。

往復とも他の赤ちゃんが回りにいたので見ていましたが、まあどこも同じような感じだったので平均的!?かな。もっと大きくなったほうが大変かもしれません。生後5ヶ月~6ヶ月という時期は始めて飛行機に乗るにはベストな時期だったのかなとも思います。首もすわり、ある程度身体もしっかりしてきているから、多少荒っぽくても大丈夫だし、泣いているのも理由がわかるし対処できるし。これ、もし生後すぐのふにゃっとした縦抱きも出来ない頃だったら大変だっただろうな、と思います。オムツ替えも今なら多少後回しにしても大丈夫ですし。あの狭い機内のトイレでオムツを替えるのは、生後間もない小さい赤ちゃんだとちょっと不安かも。(大きくなったらなったで狭いので大変そうですけど)

機内のオムツ台は固くて狭くて方向も横向きで使いにくかったけど、回りについてる大きな鏡が楽しいのかトイレではしゃぐ娘。私もトイレに行きたいとき、旦那に見てもらったり、一人なら寝てる隙にでも行けばいいのですが、また並ぶのが面倒だったから、娘をおむつ台に載せたまま体をくの字にして台の下に入り込み、私も済ませたり(笑)。狭いけど水道、ティッシュペーパー等が手に届く場所にあるから結構便利でした。お尻ふきがなくてもなんとかなります。

生後5ヶ月で乗った往路と、生後6ヶ月で乗った復路では娘は明らかに違いました・・・。当たり前ですが成長してるんですね。往路はまだおとなしいと言うか興味のあるおもちゃで遊んだりしながら膝の上にじっと座っていましたが、復路は膝の上に立ちたがり、足をバタバタさせて私の膝の上で動き回ります。座席の隙間から後ろのお客さんが見えるのが楽しいのかずーっと見て笑っているし、通路を歩くCAやお客さんを目で追いかけ気になる様子。声も出すしその声がうるさい・・・。

往復とも機内の赤ちゃん用バシネットを使わせてもらいました。すでに先輩ママさんから聞いていた通り、そんなに寝るものでもなかったけれど荷物置きとしてあると便利、というのもすごくわかりました。往復ともに赤ちゃんの頭を右にして寝させる方向だったのですが、娘は頭が左で寝ることが多く(多分私が抱きやすいのかな)、それで寝入ってしまうと狭くて方向転換できず、バシネットに入れたいけど無理ー!みたいなことも。抱く方向にこだわりのある方は予約のときにバシネットの位置も考えておくと良いかもしれません。

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そしてバシネットが高い位置にあるので、寝た状態の赤ちゃんを中に入れる、ましてや重くなってきている娘だと手がプルプルして大変です。立ち上がって胸の位置ぐらいまでは赤ちゃんを持ち上げないといけませんからね。他のエアラインでもこんなに高い位置にあるんですかね・・・。寝た子供を横抱きにして座っている体勢から、バシネットに入れるために立ち上がりたいけれど、普通に立ち上がったらバシネットに子供がぶつかってしまうので少し体を反らせて立ち上がる、ってのがまあ大変・・・。わかりますかねえ・・・まっすぐ立つなら誰だってできるのですがちょっと反らないといけないので、立ちたいのに立てないーみたいな状況でした。運動神経とかによるんでしょうか・・・。私は結構困りました・・・。

娘が私の膝の上に立って手を伸ばしてようやくおもちゃが取れるぐらい。でもその遊びも往路ではなく、復路からやるようになりましたけど。

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結局、往復とも通算2時間ぐらいしかバシネットでは寝なかったのですが、復路はクッションなどで支えるとお座りできるようになったのでバシネットの隅っこに座らせたりしていました。

でもバシネットは逆に空間が狭くなるから抱っこをしたいときとかは邪魔だし、壁の前の席になるためテレビやテーブルが収納されている関係で肘掛が固定されていて、授乳の時に狭い!バシネットを使うより肘掛を上げることができたほうが楽だったかな、とも思ったり。まあ一長一短ですね。

あと、離着陸時の耳抜きについてもよく聞きますが、LHのCAいわく「着陸」のときだけとのこと。離陸は問題ないそうです。着陸体制に入る到着30分前ぐらいからおしゃぶりや飲み物、授乳をするようにとのこと。

日本に行く少し前におっぱいを離すのを嫌がってエンドレス授乳になったとき、生後すぐに嫌がって以来使わなかったおしゃぶりを試しに使ったらちょっと吸った、ということがあり、その流れでおしゃぶりを持っていき、着陸時に使ってみました。

ちゃんと使うというよりは、新しいおもちゃ感覚でじっと見たり口にいれたりして興味を持っているうちに着陸。子供にもよるのかもしれませんが娘は気圧の変化はあまり問題無さそうな様子でした。

この国際線とは別に日本の国内線に2回乗りましたが、国内線はせいぜい1時間程度だったので気が楽~。片道はかなり泣き、片道はほぼ寝てました。

会社の違いか、国内線と国際線の違いか、赤ちゃんのシートベルトも違っててルフトハンザ(長距離)はこんなの。

日本の国内線(ANA)は赤ちゃんはベルトはせず、膝の上でしっかり抱くだけでした。

往路は同じ列に赤ちゃん含む子供3人の家族がいたし(赤ちゃんより真ん中の男の子が騒いで大変そうだった…。)、復路は同じ列に計3人の赤ちゃん。回りに同じ赤ちゃんがいるとかなり気分が楽になりますね。復路は隣の家族のパパ(奥さんがドイツ人の日本人男性)が娘を気にかけてくれて、ぐずるとあやしてくれたり、そこの赤ちゃんとちょっと遊んだりしてかなり助かりました。

別の席の日本人ママさんとも抱っこ紐の寝かしつけでうろうろ中に色々話したり、同じ境遇の人達と支え合いながら乗り越えた感じです。国際結婚でドイツに住み、子供を連れての初めての日本滞在の帰りってのもみんな共通。短い時間だけど知り合えて話せたのも何かの縁。

往路は旦那と共に乗り、復路は私一人でしたが、子供が二人以上いるならともかく、娘一人という状況では正直言って「旦那はいてもいなくても同じだった」。。。荷物を持ってもらえるという部分では助かったし、ちょっとドリンク取って来てーとかそういうのも頼めたし、もちろんいてくれると助かるけれど、娘に関することは特にいてもいなくても違いはなかったな・・・と。まあそれも娘が機嫌よくいてくれたからだとは思いますが。旦那と一緒の往路でも、結局旦那は新聞読んだり映画見たりしてるし、娘がぐずって泣いたときに、エルゴで散歩して来て!とお願いしたけど一人ではエルゴをつけられない旦那、、、そして娘は泣き続けるし、もう私がやる!ってプチっと切れたし・・・、おむつ替えは狭くて怖いからできないって言うし、私が娘を抱いて立ち上がるときに通路側に座っていた旦那は立ち上がらないと私が通れませんが、それでなくてもバシネットでものすごい狭くなってるからテレビ画面も仕舞わないと通れないのですが、テレビを収納するのにもたつき、見かねた隣のママが手伝ってくれましたよ・・・

みんな言うことは一緒ですが、いないならいないで自分でできる範囲でやるから納得だけど、いたら期待しちゃうからその分イライラする、って感じです。これ、ほんとみんな「そうそう!」って言うからどこのご夫婦も状況が似てるのかなあ・・・。

とりあえず思ったよりは大変なことにならなかったはじめての飛行機は無事終了。これから大きくなればその時その時で色々大変なんだろうな・・・。バシネットが使えるうちに他のエアラインも乗ってみたいなー。