Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆価値のあるものも知らない人にはガラクタになる

今日から2階の床を貼る作業が始まりました。いつも来てくれる床職人さんなのでもう知っているし、知らない業者さんが来るわけではないので気楽です。

この箱の中には新しい床の木材が入っています。

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作業上、こうやって置いたほうが作業しやすいのかな。綺麗に並んでいるのを見ると、丁寧に作業をしてくれているんだなあと伝わってきますね。

こんな機械も運びこまれ

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写真左が新しい床、右が古い床です。50センチぐらいの細い板をひとつずつひとつずつ敷いていきます。気の遠くなるような作業。でも私、こういうのやりたーーーい!

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そして職人さんが持ってきた工具は!

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日本のだー!!こういうのを見るとなんか妙にうれしい。引越しのときに来てくれたお兄ちゃんもマキタを使ってたなあ。

今のおうちは職人さんたちに任せ、私と旦那は実家へ片付けに。

旦那は色々書類を探しまくってました。「何だよこのファイル!ぐちゃぐちゃやん!」って叫んでたけどもうそんなの当たり前すぎて驚かなくなってる私。

私は引き続き片付けにいそしみましたが、旦那がいると正直邪魔。捨てのレベルが上がってる私は要らないものボックスにどんどん放り込みますがそれを見た旦那が「えー、これまだ使えるやん!」とか言ってきます。そう、使える。それはわかってる。だけどうちにもあるし、こんなのほしい人もいない。そんなレベルで片付けてたら終わりません。邪魔者参入によりなかなか進みませんでした。やっぱり一人(娘となので2人)で黙々とやるのがはかどるわー。

そして、実家の壁に飾られているお皿。お皿が壁に飾られてる時点でなんかおばあちゃん家って感じですが、私は昔ママがそのお皿がローゼンタールだかヴィレロイボッホだか言ってたのを覚えてたのですが、生まれてからずっと目にしている旦那はそんなこと露知らず。

こういうのなんですけど、ローゼンタールのクリスマスプレート。これが色々ととりあえず見つかっただけで計5枚あります。

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お皿の裏には飾る用の金具がすでに付いている、「飾るものとして」使うお皿。有名なものなのかもしれないけれど、私は趣味じゃない・・・。

で、旦那に聞いてみました。「あの飾られてるお皿、ああいうのはどうする?」と。そしたら旦那は「あんなのパパが仕事先のお客さんに貰ったやつだよ、(いつも行ってた)イスラエルのだと思うよ、全く価値なんて無いからさー」だと。

いやいや、ローゼンタールですよ。しかも古いしイヤープレートなのでその年しか作られてないし、結構お値段するのよー、と言っても信じない。実際に手にとってお皿の裏を見て「本当だ・・・・」と初めて知る旦那。そしておもむろに色々スマホで調べ始め、ebayとかの価格を見たりして「うわっ、高い」と。「これ、本当に売れたらちょっとしたお金になるよね」と売る気満々になってましたよ。

結局何でもそうですが、価値のわからない人には単なる趣味の悪いガラクタにしか見えないんですよね。私だって聞くまではそんな高いものとは知りませんでしたから。

でもこんなこと一つ一つやってたらいつまでたっても終りません。こういうものはまだ片付けで一切手をつけていませんが、これからこういう飾り物とか食器とかになると自分は知らなくても価値があったりするので知らずに捨てたら勿体無いですよね。

ママたちの洋食器コレクションを見て「どうするの、これ?」と旦那に聞いたら、「使う」って言うんですけど、私らも普通にお皿持ってるし、ここでIKEAのお皿とかだけで生活していたら入れ替えるいい機会かもしれませんが、もうちゃんとお皿も買ったし。そもそもママたちの食器ってクリスマスとかここぞというときに出てくるお皿とかなのですが、そういう生活って素敵だしすごいなぁ、とは思うけれどその日のためだけにアホほど大量なお皿を所持する価値が私にはわからず・・・。結局地下ケラーに押し込まれて使わぬまま終るってパターンが目に見えてるし。

そしてそんな大量のお皿をまた娘がいつの日かため息混じりに片付けることを思うと今からかわいそうでならないし・・・。

どうするんでしょうね。もう他人事です、っていうか他人事にしたい・・・。