Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆誰に似たんだか(笑)

この週末、家の床を削りに床職人さんが来てくれていました。床削りもすべてを1度にできないのでちょこちょこ分けてやっていますが、今回がもう最後。これが終わればすべての床が綺麗になります!が、問題勃発。職人さんですら「こんなの初めて見た」と参考に写真を撮るほどの現象が起きてしまい、まだまだ続きそうです。移動した家具が寝室に押し込まれていて、この生活がこれからまた当面続くと思うと、はぁぁぁ・・・という感じです。

会社を通さず個人的にお願いしているので、日中は仕事をしてそれ以外の時間でやってくれているため金曜日の夕方から週末にかけての作業でした。もう一人職人さんを連れてきてくれて(でも現在の本職はIT関連らしい)、2人で作業をしてくれたのですが、家に来たら「コーヒーでも1杯どう?」とコーヒーを飲み、作業が終わったら「ビールでも?」とビールを飲み、そういう時間って旦那に対応してもらいたいのに、旦那は会社のイベントでサッカーを見に行き、その後同僚たちと踊りに行ったらしく帰ってきたのは朝6時。

金曜も土曜日も結局そのお兄ちゃんたちの対応は私ですよ・・・。別にいいけどさ、でも一人は初対面だしさ、何話したらいいのさー。でもその初対面のお兄ちゃん、めっちゃいい人だったんです。私よりちょっと若いぐらいかな、子供が2人いるそうで下の子がうちの娘とほぼ同じで、おかげで話題があってよかったです。

すごい話しやすい人だなー、と思っていたら案の定、奥さんは外国人。ここ最近、立て続けに初対面の人ですごく話しやすい!と思う男性と接する機会があり、高齢の方から若い方まで色々なのですが、この人すごく優しいし話しやすい!と思うと決まって奥様は外国人。外国と言っても他のヨーロッパとかではなく、アジアだったりこの間は奥様がマダガスカル人という方でした。やっぱり外国人への接し方が慣れているのかな。これは他の日本人の友達も同じようなことをいつも言っているし、みんな感じることなのかも。

2人の若いお兄ちゃんが来てくれて、職人さんだけにイカツイし腕にがっつりタトゥーとかもしていて一見強面だったりするのですが、そんなお兄ちゃん達にも何のためらいもなく「遊んで—」とおもちゃを持っていく娘。作業中のお兄ちゃんにもなんやら色々話しかけ、お兄ちゃんたちも優しいから遠くからでも話しかけてくれたりと、娘はやたらとお兄ちゃん達に懐いていました。

こういう娘を見ていると、どんな国の人でもどんな肌の色でも目の色でも髪の色でも、何一つ物怖じすることもなく、一人の人間として接していることがすごくわかります。娘にとってはそれがもう当たり前の世界なんですよね。いろんな人がいることが日常。日本で生まれ育った私には、今はもう慣れましたけど日本にいたときは外人さんって非日常だったし、仕事柄外国人と接することが多かったけれど、やっぱりどうしても構えちゃう、みたいな。

今、娘が話せる少しの単語はほぼすべて日本語なんですけど、それをなんのためらいもなくいろんな人に話しかけるし(当たり前ですけどね)、ドイツ語で返されようが英語で返されようが娘なりに返事したりしてるし。

まだ今はそういう「それぞれの個性」みたいなのもわかってないのかもしれませんし、今後恥ずかしがり屋さんになって私の後ろに隠れたりする時期も出てくるかもしれませんけどね。娘と同じ年の子がいる床職人のお兄ちゃんにも「普通ちょっとは”この人誰だろう?”的な観察の時間とか、慣れるまで時間がかかったりするけどね。そういうのが全然ないね」と言われました。誰に似たんだか。