10月のはじめ、家の管理会社から1枚のレターが届きました。
「暖房設備工事のお知らせ」
暖房が今年新しくなることは知っていて、建物に備え付けてある暖房の機械(各家庭のではなくて)を新しくすることになっていました。この建物が建って20年と少し、初めてのことです。それぐらい珍しいことと大規模なことなので事前にオーナー会議でも話し合われていたし知ってはいました。
そんな折、管理会社からその工事が始まるとのお知らせがありました。
意訳するとこんな感じ。
10月17日から19日まで工事になります。ついては17日の朝9時ごろまでと18日の14時以降に各家庭に訪問し運転点検をする必要がありますので、ご在宅願います。もし不在で点検できない場合は全ての住居者の部屋において暖房が使用できませんのでご注意ください。尚、17日の9時から18日の14時までは「温水」の利用は出来ません。
おーっと、さらっと書いてあるけど結構すごいことが書いてある。
①在宅願う、と書いてある17日も18日も ”THE 平日!”
②温水が出ないってことは17日、シャワーできへんやん!
さらっと書くよねー、まじで。こういうことがまかり通るドイツってやっぱりすごいなー。誰も文句は言わないんだろうねー。不在だったらば隣人に鍵を預けてねってことですよ。
そういえば、前に日本の実家でマンションの各戸点検みたいなのがあって、かなりの大きなマンションで数百戸あるのですが全ての部屋番号と予定日時が書いてあり、可能かどうか、不可能の場合は別途選択できる日時が書いてあり(もちろん土日も早朝から夜まで含みます)、それを管理事務所が全て集めてたなあ・・・とふと思い出しました。
あんなの調整するだけでもものすごーーーーい大変だと思います。ドイツ的には考えられない話でしょうね。私としては(もう慣れたけど)ドイツのほうがよっぽど考えられないですけどね。