Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆関門海峡を歩きたいがために18km歩いた日

翌日は門司港へ行きました。

 

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門司港レトロなどもあってお洒落なエリア。でも意外とこういう建物はヨーロッパから来ると別にいいかな・・・と思ってしまったり。

 

とりあえず、連絡船で関門海峡を渡る。たった5分で渡れます。

 

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そして下関側に到着。ここで、有名なのは唐戸市場。もう夢かと思うような市場の風景ですけれど、なんとお正月休み。今年はカレンダーの並びからお正月休みが長め・・・。ここにきて唐戸市場に行けないなんて行く意味ある?と言われるほど旅の醍醐味らしい。残念。

 

市場の近くに観覧車があるのですが娘が旅の最初から乗りたい乗りたいとずっと言っていたので行ったものの・・・一人700円、娘も同額!という状況で高っ!となり却下。でも遊園地みたいになっていてメリーゴーランドとかがあって娘自身がそっちがいい!と言ってくれたので良かったです(笑)。

 

 

 

そして私の希望で「関門海峡トンネルを歩きたい」。

 

これ、色々調べても今一つ詳しい情報が見つからず、とりあえず向かったのですがトンネルの入り口までがすでに遠い・・・。

 

橋を身近で見れる絶景ではあるものの、たどり着かない・・・。

 

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別に関門海峡に思い入れがあるでもない旦那は遠い!とブーブー言ってました。私だって別に思い入れがあるわけではないけれど、ここまで来たからには九州と本州を歩いて渡るなんて2度と出来ないことだからやってみたいと思いますよねー!

 

で、ようやく到着。もうすでに疲れてる。

 

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エレベーターで海底まで下りてそこから歩きます。トンネル自体は780メートルなのでそこまで長い距離でもなく、飽きない程度で終わります。

 

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お決まりのここ。

 

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これに「ほー」って思ってるのは私ぐらいですけどねー。

 

 

 

そして門司の方に渡り切りましたが、ここから門司港まで帰るのが遠い!観光レトロ列車があるようなので駅まで行くも(駅がすでに遠い・・・)、なんと3月からの運航で現在運休・・・。

 

観光地のようで観光地じゃないのか他に人もいなくて、ただひたすら歩く・・・。門司港まで海沿いをただただ歩きました。途中で魚釣りをしているおじちゃんが何か釣れてたのでちらっとみたら、小さなフグで可愛かったり、ちょっとだけそんなイベントもあったもののとにかくひたすら歩く・・・。

 

これ要注意です!歩いて渡ったはいいがどうする?ってなりますから!バスもあるけれど1時間に1本以下ってなレベルでしたので、バスの時間を念入りに調べるとかしないと足がありません・・・。

 

結局、門司港に戻ってきた時には夕方。唐戸市場も開いてなくてお昼も食べず、門司で有名らしい焼きカレーも気にはなるけど中途半端な時間で・・・、結局門司港駅前のファミマでコーヒー買ってベンチで休憩(笑)

 

関門海峡のスタンプラリー、参加しました。

 

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その後、指定の場所に海峡突破記念証明書も貰いに行きました!

 

 

 

そして小倉へ戻り、もう疲れ果てたわ・・・と思っていたのですが旦那が「小倉城に行く!」と言い出し、そこから更に小倉城へ。もう私も娘も「一人で行ってきなよー」と言ったのですが「めっちゃ綺麗だから!」と強引な旦那。実はその日の朝、門司港へ行く前に旦過市場っていう小倉にある市場を友達が勧めてくれていて、お刺身とかその場で買って食べ歩きできるって言われていたので行ったのですが、そこも年始でお休みと言う展開で・・・その時に旦那が小倉城をぐるっと見てきたのです、私と娘は行かなかったんですけど、そこでお城が綺麗なのを知ったらしく絶対もう一度行く!と。

 

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もう足が棒になってましたけど、このころにはさすがに娘も歩けない!とか言ってましたけど、ここ行ってよかった(笑)、夕日と重なって綺麗だったしこの横の神社もすごくよかった!閉門ギリギリでしたけど。

 

結局この日、歩いたのは26000歩。18kmも歩いたのです!娘も愚図りもせず歩きました。これにはホント感激。すごい、よく歩いた!さすがに最後の小倉城では「抱っこ―」って言ってましたけど、お城の周りに綺麗なイルミネーションがあってまたそれで元気復活!ってな感じで結局1日、娘もほぼ歩き続けました。

 

夕食どうする?もう歩いて何かを探す元気はない・・・と、小倉駅ビルにある回転ずしへ。デパートのレストラン街にあったので、そんなに期待はしておらず、外国人ウケは大丈夫だろうという感じで行ったら、ここすごくよかったです。新鮮でおいしかった!

 

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旦那がずっと食べたいと言っていたフグもありました。でもフグってそんなに味もないし、期待するほどのものではないと私は思っていたのですが、やはり旦那の反応もそんな感じで、もっとすごい物だと思ってたー!とのこと。でも「毒のある魚を食べた!」というのがどうやらドキドキで嬉しかったらしい。特に下関は至る所がフグだったので、さすがに旦那もフグを食べずして帰れない!と言ってました、それが叶ってご満悦。

 

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ひたすら歩いて疲れた1日。でも、娘がしっかり歩いたってことに感動し褒めまくったので娘もなんか嬉しそう。翌日は頑張って歩いたご褒美にDAISOで好きなもの買っていいよーって連れて行ってあげたら大喜び、安上がりなのに超喜んでたので良かったです。

 

 

 

翌日、旦那はそのまま羽田経由でドイツに戻りました。私と娘は一旦、大阪の実家に帰るので小倉から新幹線で戻りました。

 

新幹線に乗り慣れてないので一体どうやって乗ったらいいのかよくわからなくて事前に調べていたら、山陽新幹線の安いチケットが旅行会社で売っていたので予約して実家に送付しておきました。小倉から新大阪まで「こだま」で(笑)、5時間は乗ったかな・・・。長旅でした。

 

それもあってDAISOで好きな物買っていいよーってな魂胆だったので、塗り絵を買ったりして車内の時間も快適でした。

 

この日は1月6日の月曜日。お正月休み明けの最初の月曜日です。新幹線、混んでるかも・・・とドキドキしてて、娘は無料だけど席は無いし、私は指定席だったので1席はある!と膝の上覚悟で、とりあえずまずは自由席にトライしたら、心配は何だったんだ・・・というほどのガラガラ具合。

 

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こだまってこともあってかガラガラ。こんな距離をこだまでずっと乗る人なんていないから時には車両に私達2人だけとかでしたから・・・。

 

着いた新大阪から実家までが帰宅ラッシュでギューギュー・・・、新幹線がガラガラでいろんな席に座ってはしゃいでいたため寝るタイミングを逃した娘が、ラッシュアワーでグダグダ言い出し新大阪に着いてから帰るのが大変でした・・・。

 

旦那もドイツに戻ったし、あとは娘と2人で気楽な日本滞在。ほんの数日でしたけどそれがあるのと無いのとでは大違い!

 

旦那も短かったけど大満足の日本滞在だったようで良かった良かった。今回も色んな友達に会えたり、お世話になったりとありがたい滞在でした。

 

繰り返しますが、「関門海峡トンネルを歩いて渡る」って方!交通機関を念入りにチェックするか、かなり歩くのを覚悟で行ってらっしゃいませー!