Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆今年のクリスマス、無事終了!

予定より早く戻りました。

24日と25日の2泊、旦那の実家に泊まり、26日は13時には帰宅。

私のホームシックと体調不良(←大袈裟!)により。

家に帰った瞬間から超元気な私。掃除に洗濯を次々片付けました!

実家から帰るときに義母が

「今日はゆっくりしなさい、掃除も整理も洗濯も絶対に駄目!今日はまだクリスマスなんだから!家のことをしちゃ駄目よ!家のことをするぐらいならここ(旦那の実家)に残りなさい、ここでゆっくりソファーに座っていなさい!」ですって・・・。

今日ぐらいはリラックスして自分のしたいことをするのよ!

とのことだったので、私のしたいこと(掃除、洗濯)をさせていただきました(笑)

今年もいつもどおりの苦しいご飯とスイーツの嵐。

6度目のクリスマスは断ることも覚えましたし、わがままも言わせてもらうし、息抜きの場所もわかるので気分はずいぶん楽なのですが、旦那が私にくれたクリスマスプレゼントが原因で喧嘩になりました。24日の夜は喧嘩したまま就寝、翌日も私は思い出すだけで腹が立つので機嫌悪し。

そして午後、散歩に出かけた山道でふと日本の母と実家で母の作ったご飯を食べる風景が浮かんできて、涙が止まりませんでした。旦那との喧嘩も、辛い食事も色んなことが重なっての涙(パパとママはその場にはいないので気づいていません)。ひと言で言うと「ホームシック」なのかな。今までも何度かホームシックになったことがありますが、クリスマスとかイースターとかシルベスター(大晦日)などの季節のお祝いの際に違う文化を受け入れなきゃという気持ちと、日本が恋しい気持ちとが重なり涙が出てくることが今までに何度かありました。帰りたい!とかそういうのではなく、懐かしく思う気持ちなんだと思います。

さて、そんなクリスマスですが24日は16時ごろ実家へ。そこからスタートです。

まずは例年通りツリーの設置と飾りつけ。もう正直なところあまり楽しくないのですが、私が大袈裟に楽しんでやっているの見ているパパとママは「ちゃんと飾らずに置いておいたわよ!」と私のためにやっていない!という感じで言ってくれるので、一応楽しい感じで飾りつけをします。まあ、私もこの時点ではまだ元気なので結構楽しんでます。

パパはいつもソファーに座ってあーだこーだの指示だし係。

特にランプをつけるまでが大変。ランプも古すぎて接触が悪いのでなかなか全部綺麗につかないのでランプの場所を入れ替えたりするのが本当に面倒、これだけは嫌な作業です・・・って思ってたら、ランプまではやっておいたから!とのこと。やるじゃんパパ!

なので私達は飾り付けのみ。

ツリーのオーナメントは先祖代々受け継がれてきたもの。

一つ一つに思い出があって、どこのマルクトで買ったとか、当時はまだ何歳だったとかそういう思い出を話しながら付けていきます。私達も毎年1つずつ買って、このツリーに飾っています。一部をご紹介。

そして完成!

完成したら各自プレゼントをツリーの下に置きます。

ママも嬉しそうにプレゼントを設置。

一つ一つ包装されているので、大人4人でもこんなにあります。

わいわい言いながら、これは誰から誰へのプレゼント♪と口々に言って渡します。平均年齢56歳の大人たちは大騒ぎです。しかも一つずつ渡して一つずつ開封して、ありがとうのハグをして・・・・時間がかかります。

私もサンタからリクエスト済みの物を色々もらいました!喧嘩の原因になったものももらいましたけどね・・・。

ここまで、さっと書いたもののそれぞれの間にはご飯があり、ケーキタイムがあり、乾杯があり・・・と、常に食事や飲み物が間に入ります。

夕食後はキャンドルを一杯つけてソファーでゆっくりおしゃべり。

私も時折会話に参加して、それぞれがいろんなことを話していてくれれば、私もあんまり頭が疲れずにその場で一緒にくつろいでいられるのですが、今回ようやく気づきました、なぜにここまで疲れるのか。

義理両親と旦那の3人が私に向かって色々話すからだと。

何かわからない単語があったり、話はわかってもその面白さや、意味がわからなかったりするので聞いたら、3人が口々に説明してくれます、ありがたい、本当にありがたいのですが、私に向けて話されると聞かないわけにいかないし・・・そういうのがどんどん重なってきて疲れるんだと思います。

あとは、パパとママが些細なことで言い合いするのがわかってしまう、昔はわからなかったのに・・・。ある意味ドイツ語が出来るようになった!? 別に気にしなければいいのですが、そんなことで喧嘩しなくても・・と思う些細なことで言い合いになるので逆に気になります。言い合いをした後は何も無かったようにすぐ仲良くなるので別に雰囲気は悪くならないのですが、自己主張が強い人たちって大変ね・・・と。フォークとナイフを間違って持ってきたり、いつもの場所にあるものが少し違う場所にあったり、ちょっといい間違えをして指摘されたことなど全てが小さなこと。指摘するほうも指摘するほうだけど、自分のミスを認めないし「あらま、気のせいね~」って感じで済まされないのか・・・と思います。旦那いわく、毎日毎日ずっと一緒にいるから小さいことにもイライラするんだと思う、とのこと。

特によく言い合いするのは、どのCDをかけるか、ということ。

クラシックにするか、クリスマスソングにするか毎回言い合いしています。

何でもいいのにー!

そんな感じで夜はずっとソファーに座って言い合いしながらお話するのですが

暗い室内でキャンドルだけがついているので余計に眠くなります。

毎年パパは23時ごろには眠いから・・・と部屋に行ってしまい、残った3人でその後続くのですが、今回は私も正直に眠い(というか疲れた・・・)と伝え寝ました。でも寝るのがリビングのソファーベッドなので私が寝る=みんなが解散しなければなりません。ママと旦那はその後、ワインやスイーツを持って別の部屋に移動して話しこんでいました。毎晩2時ごろまで話してたみたいです。

結構大きな家で、部屋も一杯あるのにわざわざリビングで寝ないといけないのは「物が多すぎるから!」と指摘したいのですが、そうも行かず・・・。リビングで寝ると翌朝も気を使うし、私は物置でもいいから別の部屋で寝たい・・・。それに!朝5時に自動で窓ガラスのクリスマス用の飾りが点灯するのでそれがまぶしくて寝られないのと、6時からは鳩時計みたいなのが15分おきに鳴るのでうるさくて寝られない!センシティブだと言われましたが、いやいやまぶしいしうるさいし!

翌日はホームシックで泣いた散歩。2時間以上歩きました。

散歩の最後には仲直りしましたけどね。

今年は妙に暖かく、24日はバイエルンで20度を越したところがあるとか!

あまり暖かいのもクリスマスの雰囲気に欠けますね・・・。

そして夜はオペラへ。

入場料はそれぞれが払う予定だったのですが、パパとママからのクリスマスプレゼントということで、わざわざラッピングされてツリーの下に置いてありました。

今年はWiesbadenのオペラへ。クリスマスはオペラに行くことが多い旦那の実家、毎年というわけではないのですが私ももう3、4回ぐらい行ったかな。

Wiesbadenの劇場は本当にすばらしくて、まるで映画のワンシーンのようなところです。今回は1番上の座席。チケットを買うのが遅すぎたそうです。

十分しっかり見れましたけどね。

シャンデリアや天井の絵がとっても綺麗でしょ!

観客もとても素敵に着飾っています!

1幕と2幕の間の休憩はバンケットホールみたいなところで、ゼクトなどを飲みます。

今年は旦那の友人家族も偶然同じオペラに来ていて、休憩中(多分30分ぐらいある)は大勢でお話。こういう時のスモールトークって難しい・・・。友人の両親とか、初対面だし・・・。

このホールが本当にすごいのです!残念ながらちょっとボケてしまいました。

すごい雰囲気です、何度来ても感激します。

ホント、映画みたいなんです!ドレスを着た人がたくさんいて、カジュアルな人も多いのですが(さすがにジーンズはいませんが・・・)、異空間です。

題目は「Turandot」。

イタリア語でドイツ語字幕のオペラ。もちろん事前に内容はチェックしていきました。

さもないと、全く意味がわからなくてもったいないので。

あの有名なオペラの曲がTurandotだったとは梅雨知らず、「この曲知ってる!」と嬉しくなりました。中国が舞台になっていて、一味違った感じで楽しめました。今まで見たオペラの中では事前学習のおかげもあって一番理解できました!しかも最後はあまりにすばらしい歌声と演技で鳥肌も立つし、ジワーっと泣けて来ました。

こんなすごい劇場で、異空間を味わえるこのオペラ。

現実的な話で申し訳ないですが私達の座った座席でいくらだと思いますか?

日本でオペラを見るときの価格がイマイチわかりませんが、さすがヨーロッパと言えるのでしょうか、1枚21ユーロです!(2000円ちょっと)それでもカテゴリー的には一番安い場所ではありません。当日券は8ユーロで売っているカテゴリーもありました。高いものでも60ユーロだったような・・・。

ホント手軽に見れるので、これはヨーロッパ生活の醍醐味ですね。

終演時も「ブラボー」って声が鳴り止まずとっても長い拍手でした。いやーホントすばらしいオペラでした。大満足!

隣のクアハウスに綺麗なツリーがあるらしく立ち寄りました。

あまり飾りも派手にせず、もみの木の風合いを活かすことの多いドイツでは珍しいツリーです。全てポインセチアです。真っ赤でした。

さて、家に戻って遅いのにご飯です・・・。

日本的には「ちょっと軽くおうどんでも食べようか」って感じの時間と雰囲気なんですけど、もちろんそんなことはありませんでしたよ。

ご飯シリーズはまとめて別に書きますね。

とりあえずこんな感じのクリスマスでした。

疲れたけど、伝統を大切にする感じはいいなーと思うことも多いし、これからも先祖代々続けていくべき風習だと思います、でも疲れたけど・・・(笑)

食事編は後ほど!

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