ドイツではおなじみのパスタチェーン店、Vapiano!
先日ヘルシンキで行きましたが、ドイツで行くのは久しぶり。
フランクフルトの町の中心にも1件ありますが、
久々に行ったらちょっとルールが変わっていました。
お店のスタイルは、入り口でカードを渡され、
オーダー時はそのカードに料金がチャージされます。すべてセルフサービス。
最後、お店から出るときにレジでカードを提示して食べた額を清算。
このお店は外にも座席があります。
春、夏の気候の良い時期はお外で食べたくなります。
特に夏の暑い日は(ひと夏にほんの数日ですけれど・・・)
冷房の無い店内は人も多いし、暑いときがあります。
今まで外で食べるときは一旦お店の外に出て食べて
清算のためだけに店内に戻ってきていました。
ですが、今回は「外で食べるなら先にお会計お願いします」と止められました。
パスタとか出来立ての温かいのを食べたいしここで止めないでーという感じ。
両手でお盆を持って(このお盆がまた大きくて重い・・・)、
レジ付近にそのお料理を置くスペースもないレジで清算とか一体どうやって!?
おそらく食い逃げが多いんでしょうね、
そりゃ一旦外に出れるからそのまま去ってもわかりません。
お店の入り口にはガードマンみたいな人までいました。
お店も色々と大変そうです。
Vapianoって店内もこじゃれててお手軽だし
味も悪くないし、チョイスも色々あるし嫌いではないのですが
あのスローな感じがイライラしてしまいます。
日本では到底考え付かない客さばきの悪さ・・・。
込み合う時間なんかに行ったら、待ち時間でランチタイムが終わっちゃう。
パスタ、ピザ、サラダという種類別にカウンターが分かれていて
たとえばパスタだと、カウンターの中にパスタを作る人がいて、
その人がオーダーから清算(カードにチャージ)、
調理、盛り付け、ドリンク準備まで行います。
それだけでも時間がかかるのですが要領の悪い人に当たるともう最悪。
それぞれ流れ作業にすれば待ち時間は半減どころか
4分の1ぐらいになりそうな気がしますが・・・
カウンターの中の人は1度に2人分作ることが可能。
私が並んだ列は2名⇒1名⇒2名(私たち)という順でした。
最初の2名が終わったときに、次に待ってる1名のオーダーを取り
私たちに声を掛けて「次の人は、何??」って聞いてきました。
私たちは同じものをオーダーしたかったので
○○パスタを2つください、と伝えたら、
「今はフライパンが1つしかあいてないわ!!」とのことで
あいている1つのフライパンで2つのうち1人分を作り始めました。
っていうか、2人で食べるんだし2人分一緒に作ってよーーー!
冷めるじゃない!!
私と一緒にいた子が「後ろの人1人だったら先に作ったら?」と
助言するも無視され・・・・。
悪いお店じゃないんですけどね・・・。
ちなみにイタリアに住む同僚と一緒にそのお店に行ったことがあり
この要領の悪い時間のかかるお店に行ったら大笑いしてました。
このお店の名前「Vappiano」ってイタリア語で「ゆっくり」って意味らしい。
なんとも皮肉なお店の名前です。
ホームページによると世界中に進出してるみたいです。
アジアももちろん。
日本進出の日も近いのか!?
その前に同じお店のスタイルじゃ、さすがに日本じゃやっていけないかと・・・。