Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆招き招かれ・・・

1週間ほど前、私たち夫婦が出会うきっかけを作ってくれ、結婚式の立会人もお願いした親友を我が家にお招きしました。私より1歳上のドイツ人女性。気がつけば彼女とも知り合って10年になります。

昨年、ついに初めて彼氏を紹介してくれて、今まで話は聞くも会うことが無かった相手ばかりだったので、今回は本気度が高いな!と思ったその彼と、今も仲良くやっているので(まだ交際1年未満)、日本食に興味がある彼だったので、この機会に2人をお招きしました。

家に入ってくるなり、紫蘇に興味を示す彼。香りをチェックしたり何日ぐらいかけてここまで育ったのか?とか質問が来るほど。聞けば野菜を作るのが趣味なんだそうで、興味があるんだそうです。こういうのに興味がある男性っていいですよねー。

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私のグリーンコーナーもじっくり見てました。とりあえず今はここに集めているので色が一杯でごちゃごちゃしてるのですが、こんなに見てくれるならもっと手入れをしておけばよかった・・・。

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最近は家で自家製ビールを作り始めたらしい彼。自分で飲む量のビールを自分で作れるぐらいになるのが目標なんだそうです。酒造りとかにも興味があるらしくお酒造りの工程を色々質問されましたがそこまでわからないーーー。

さて、お料理ですが、一応前菜を先に出すようにしました。いつもならどーんと全て並べてしまいますけど・・・。大根と紫蘇をあえた物やサーモンの南蛮漬けなど冷たいお料理を。

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メインは

サーモンをはじめとする色んな細巻

鯖の竜田揚げ

白アスパラ(シュパーゲル)の天ぷら

サラダ

などを作りました。

相変わらず具が真ん中に来ない私の細巻(笑)

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日本に3年暮らしたことのある彼女。なのでおいしいものは色々知っているし彼女にとっては慣れた料理だと思うのですが、彼にとってはどうかな?と思っていたら、もう食べるわ食べるわ、こちらが嬉しくなるほどパクパク食べてくれて、私は料理中に味見をしすぎてお腹が一杯だったのであまり食べれず、「いいの?」なんていいながら2人分以上食べてました。体も大きな彼なのですが、まあ食いっぷりも気持ちよく、作った甲斐がありました。

南蛮漬けなどは前日に漬けておいたし、その他前日に作っておくものもあったりで、2日間にかけてちょこちょこお料理してました。ずっとキッチンに立つのも疲れるし少しずつ準備。

翌日が平日だったので23時半ごろにはお開きになりました。次回は2人のおうちに遊びに行ってビールを一緒に作ろう!と約束して解散。

さて、そんな夕食会の1週間後。今度は私たちが別の友人夫婦に夕食に招待されていました。旦那の親友とその奥様に。この夏新しいBBQグリルを買ったとのこと。物凄くでっかいグリルがありました。

こんなの。炭ではなくてガスです。小型の冷蔵庫ぐらいの大きさでしたよ。

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2人の家に向かうとテーブルセッティングがされていて6名分。私たちには事前には知らされていませんが他のお友達も招待しているみたい。こういうのもドイツでは普通というか、あえてお知らせが無いこともあります。当日行ったら他のお友達もいる、ということも慣れてきました。知らない人が来るとなると、どんなタイプの方なのかもわからないし、話しやすい優しい人たちだといいなーと思っていたら、やって来たのはドイツに長く住むイタリア人の彼とドイツ人の彼女。私たちぐらいの年齢。偶然にもそのイタリア人の彼が日系企業に勤めていることから、ちょこっと日本の知識もある感じでした。

ただこのカップルが後々・・・・。

まずは食事の話を。招待してくれた友人夫妻はかなりグルメ。ワインとかもこだわりがあるし、オリーブオイルもおいしかった!シンプルだけどいいもの!みたいな。

まずは前菜として野菜のグリル。切ったなすびとズッキーニをそのままグリルで焼いたもの。パンもおいしくてオリーブオイルを漬けて食べて!といわれたのですがそのオリーブオイルもおいしい!!

メインは1人1枚のどーん!としたリブステーキ。同じくグリルで焼いた新ジャガとアスパラ。どれもこだわりの食材のようでとってもおいしかったです。デザートはチョコレートのケーキ。

お腹一杯!みんなどんどんワインを飲んでうらやましー。でもね、すごく思いました。お料理、簡単だなーと。私がもし同じようにBBQにお誘いしたらサラダとかちょっとつまむものとか色々作っちゃいますが、こういうのでいいんだよなーと。ごっついお肉でお腹も満足だし、それぞれがおいしいものだし。正直、準備なんてほとんどしてないと思います。ケーキを焼いたぐらいかな。なんかそれに比べると1週間前に2日間もかけてせっせと作った私は、どれだけ時間を費やしたのか・・・と(笑)

実はこの日、サッカーDFB杯の決勝でした。ドルトムントのクロップ監督の最後の試合。お誘いがあった時点で「その日サッカーだよ」と旦那が伝えたところ、「うちで一緒に見たらいいよー」って友人も言っていたのですが、実はこの友人夫婦、2人して全くサッカーに興味が無いらしくそんなことはすっかり忘れていました。イタリア人の彼とうちの旦那、そして私もものすごく気になってたんですよね・・・。で、一度テレビをつけたんですけど、主催者の夫婦が興味が無いからサッカーを見るよりは話をするのがメインになってしまって、ついに彼女が「テレビ、うるさいから消すね!」と10分程度で消してしまいました(笑)

あーあ、見たかったな・・・。

お招きいただいたのは19時。そこからBBQを頂いて6人で話して・・・という夜だったのですが、いつ終わるのだろうか・・・というほど話し込む人たち。翌日は日曜日だけれどやはり12時ぐらいが私の中でのデッドライン。招いた夫婦はもちろん何も言わないけれど、どこかでタイミングを見て「じゃあそろそろ」ってなるのが常識では?と思っているし、今までは大体そうだったし・・・。でも一向に終わる気配なし。しかも、ずっと同じ椅子に座っていることが今の私には辛くて、尾てい骨が痛い。

気心知れた仲なら、「ちょっとソファーに座らせて!」なんて言えますが、初対面も含むメンバーでなかなか言い出せず、座るポジションをかえつつ、でももう限界・・・という感じでした。6人で着席してて旦那は横ではなく向かいだったのでこっそり伝えることも難しくて、目線でビームを送るもあんまり気づかず。

しかも・・・初対面のカップルの彼女がね・・・、悪い人ではないのですが自分の話を聞いて!っていうタイプだったのでほっとんど彼女が話すんですよね。しかも他の人の話にも「それで?なぜ?だから?どうして?」と質問攻撃、そこで自分の意見に持っていってまたオンステージみたいな。旦那も後から「すごい彼女だったなー」とびっくりしてましたが、もうその彼女のトークに疲れ果て、途中からほっとんど聞いてませんでした。イタリア人の彼はさすがカップルだけあり、そういう彼女と合うみたいで、なんか途中からこのカップルの2人の会話を残りの4人で聞いている、みたいなそんな状況。私の脳内スイッチはOFFとなり、途中からもう内容は入ってきませんでしたけどね。

深夜1時になっても終わらず・・・招待側の奥さんも眠そうで目が半分ぐらいになっています。イタリア人の彼はすごく飲むので、このグラスがあいたら終わりかな?と思っていたら、また注いで・・・と。しかも暑い日じゃなかったので窓が締め切られていて、空気が滞っているのもちょっと私は辛くて、何度も席を立ってお手洗いに行ったり(それでなくてもトイレが近い)するものの、全く終わらない・・・。

お願いだからちょっと横になりたい・・・という感じでした。気分が悪いわけではないけれど、もう6時間も同じ椅子に座ってると限界。旦那もそんな私に気づいたか、ようやく1時半ごろ「僕たちはそろそろ・・・」と言って帰る感じにもって行きました。まあそこからが長いんだけれど、最後のご挨拶をして家を出たのは2時ごろだったのでは・・・。

でも、ここでびっくりしたのがイタリア人カップルは「じゃあ気をつけて帰ってねー」と見送る側になりました。ん・・・?まだ残るつもりなの!!??僕達もそろそろ・・・って一緒に去るのかと思ったよーーーー。何時まで続いたんでしょう・・・。

車に乗った瞬間、疲れがどーっと出てしまって、お尻が痛くて歩けないほど。気分が悪いわけではないけれどとにかく疲れた、頭も体も。家のソファーに横になったら気づいたら翌日のお昼前でした。コンタクトレンズを取って歯だけは磨いたのですが、服も化粧もそのまま寝てしまいました。相当疲れてたんでしょうね。

結局そうなると翌日は疲れてダラダラしちゃうから、それもあるしこういうお誘いもある程度は空気を読んで、適切な時間に帰るのが常識かなと思うものの、もしかしたら帰るのは逆に招待した方に失礼なのかな?とも思ったりで、難しいところです。気心知れたメンバーとなら深夜2時でも3時でも楽しいけれど、いやーほんと、疲れたわー!