Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆生後2か月

娘が生後2か月を迎えました。1日1日成長しています。それを見逃さないのはもちろん、どんな小さな成長にも気づいてあげたい思いで暮らしています。

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泣いている理由もだいたいわかるようになったかな。まだまだだなーと思うのは、夜中に暗闇でおっぱいをあげたいときに、娘の口の位置とおっぱいの位置が命中しないこと。ふがふが言いながら探す娘(笑)

気がつけば乳首のヒリヒリした痛みもなくなり、娘がおっぱいから口を離すのも上手くなり、以前みたいに指を使って離す必要もなくなりました。

生活のリズムは早い段階でついたので、私の時間もあるし本当に助かっています。寝ていなくてもおとなしくにこにこしている時間が増えてきました。はじめのころはおっぱいを仕舞う暇なんてなかったし、一日中常に娘のことをしていたけれど最近はお昼寝に入ると、ふと「あれ?今一瞬暇だけど何しよう・・・?」みたいな時間が出来たりします。

ありがたいことに夜は本当によく寝てくれます。もちろん授乳もしつつなので朝まで熟睡というわけではないですが、遅くとも20時には寝るし、夜中の授乳は1回、早朝に1回。それぞれの授乳の後、おなかが苦しいのか唸っていることが時々あります。うんちやおならですっきりするまでグズグズすることもありますが、せいぜい30分から1時間程度。寝なくて困るというよりは、どうにか楽にさせてあげたいな、とお腹をさすってあげたり、体勢を変えてあげたりしています。

産まれる前はいろんな人に「寝れないよー」と言われていたものの、寝不足で困った!という気分になったことはありません。働いていた頃より明らかに睡眠時間は短いけれど、特に疲れもありません。

この間、産褥コースでヘバメが言っていたのは、母乳をあげている間は短い睡眠時間や細切れ睡眠に対応できる体になっているとのこと。確かに、時間が早かろうが遅かろうがすぐに寝ることができるし、娘が声を出せば即起きます、目覚まし時計が鳴った時みたいに「眠いなあー」なんて思ったことも無く、どんな時間でも爽快な目覚め。

私の母が言うには私が赤ちゃんだった頃とは大違いで、育てやすい子だねえ・・・とのこと。そうなのかなあ。もちろん泣くこともあるし、機嫌が悪いこともあるけれど、だいたい理由があるのでそれさえ対応できれば泣き止みます。

外出も落ち着いて出来るようになりました。授乳だけですね、どこであげるか。お天気のいい時は普通にストールなどで隠してベンチとかであげることもあります。授乳といえば添い乳をなるべくしないようになりました。生後1か月ぐらいまでは寝かしつけの時や夜中、早朝の授乳に添い乳をしていたのですが、ちゃんと横抱きとかで授乳したほうがしっかり飲めるのか、寝つきも良いので添い乳は困った時の手段として時々していますが、なるべくちゃんと起き上がってあげています。

基本的にはベビーベッドで寝かせていますが、抱っこして寝ても置いたら起きる!というときは、抱っこの姿勢のまま横になって腕枕で寝させることもあります。腕の中で安心してスヤスヤ眠っている娘を見ると、母になったんだなあ・・・と感じます。

そんなに急いで大きくならなくていいから!といつも思うのですが、そんな思いとは裏腹にぷくぷく大きくなっています。昨日までやってなかったことをやるようになったり。それもまた嬉しいんですけどね。いろんな人に「赤ちゃんの時代は一瞬だよ!」と言われれば言われるほどこの一瞬を満喫してやるー!と思いながら育てています。

育てているっていう表現があまりしっくり来ず、もちろんお世話をしているんだけれど、旦那でもない、両親でもない、兄弟姉妹でもない新たな存在の娘には、育児の中で私も育てられていると感じます。今まで知らなかったいろんなこと、いろんな世界を娘を通じて学ぶ日々。そして「大好き」とか「愛してる」とかそういう言葉では表現できない娘への思い。自分のことは二の次でいいと思える存在。知らなかったたくさんの「気持ち」や「思い」をもらっています。

正直言って、旦那への愛情が減ったのは事実(笑)。ムカつくことも多いし、イライラすることも多いし、今まで気にならなかったことが気になったり。まあみんなそうだよと言うので、そういうものかなと思うようにしていますが。

旦那の娘に対する愛情は感じるものの、泣いてしまったりするとお手上げなのは変わらず。根気がないなあー。娘もそれに気づいている様子。今まで30分~1時間程度、娘が機嫌のいい時に旦那に託して買い物に行ったり用事を済ませたりと外出することがありましたが、戻ってくると100パーセント泣いてます。でも母が来てくれていた時に、母に任せてちょっと外出して戻ってきても毎回泣いてなくて機嫌よく待っていました。子育てに対する慣れなのか、母の落ち着いた気持ちが伝わっているのかホント不思議です。

旦那は平日は出張でいないことが多いので、いる時ぐらいは色々お願いしていますが、夜の寝かしつけで娘より先に寝ていたり、おむつ替えに相当時間がかかったり(タイツを穿かせるのに悪戦苦闘)、色々あるけれどなるべく見守るようにしています。ここでイライラして私がやったら意味ないですしね。いまだにベビーカーの折り畳みやMaxi-cosiの設置に時間がかかっていますし!

この2か月、あっという間ともいえるし、すごく長い時間だったともいえます。ただ一つ思うのは娘との付き合いはもう何年も前から続いている気がすること。たった2か月しか接していないとは思えないですね。

そして、娘が私たちのもとにやってきた不思議な縁。私たちは娘が私たちのもとにやってきてくれて本当に幸せだけれど、娘も同じように、ここに産まれてよかったと思ってくれてるかな?と常に考えてしまいます。他の家族ではなく、うちの家族に来たのは運命なのか偶然なのか、どちらにしても「ここに産まれてよかった」と娘に思ってもらえる家族でありたい。

不妊治療の日々を忘れることはありません。でもあの辛かった苦しみは時が経つごとに忘れそうになってしまっています。でも、あの日々があったからこそ今、娘との毎日も落ち着いておおらかな気持ちで向き合えていると思います。(年齢的なこともあるのかもしれませんが・・・)

3ヶ月目もゆっくりのんびり成長してくれたらいいな。