Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆予期せぬ訪問者の対応

先日、旦那の不在の間にピンポーンと誰かが訪ねてきました。前回は植木を切るようにって言いに来たお隣の土地を持っているご夫婦でしたが、次は誰だ?って思って扉を開けたら(建物の入り口ではなく、うちの家の扉まで来ていました、建物の入り口が開いてたのかな?)、見たことのないカップル。私たちぐらいの世代の二人。

名前を名乗られ、握手し、でもその段階ではまだ誰なのかさっぱり・・・。

話を聞けば、「目下売り出し中のお向かいの部屋の購入を検討しているカップル」でした。「購入しようかどうか迷っていて、ぜひ今住んでいる人にちょっと話を聞きたくて・・・」とのこと。わかるわかる、どんな人が住んでるのかとか結構重要よね。

あいにく旦那が不在なのだけれど、私でよければと立ち話。「どう?気に入ってる?住み心地は?」とかいろいろ質問攻め。また建物のことについてもいろいろ質問されたのですが私がわかる範囲には限界があり、お二人が求めていた回答だったかどうかはわかりませんが・・・。

特に、建物の断熱についてどの程度のレベルなのか、とかエネルギー系のこととか私はさっぱりわからず・・・。そしてそういう専門的なことはなかなかうまく説明できないし、途中で「私のドイツ語が分からなかったら言ってくださいね」と伝えたら、旦那さん(彼氏?)もドイツ人じゃないし、ドイツ語があまり話せなくて、二人では英語で話しているのよーとのこと。ポルトガルから2年前に来たんだそうな。奥さん(彼女)はドイツ人のようです。

旦那さんが私が日本人だと知ると、「日本とポルトガルは昔から縁があるからねー」と歴史の話などをしたり(2年しか住んでないとはいえ、それがドイツ語で十分できるからすごいと思う)、とっても素敵な二人だったし、私としてもこの二人がお向かいに住んでくれるならうれしいなーと思っていたら、別に二人が住むわけではなく投資として買って、賃貸にするんだとか。

なーんだ、そういうことかー。ってか、すごいなー、私ら1軒買うのすら大変だったのに、投資か~。

そういや、もう少し前にも旦那がいない昼間に訪ねてきた人がいて、その人はそのお向かいの家を売り出す不動産屋さん。どうやらお向かいの家の持ち主が死去されたらしく、家についての詳細がわからないんだとのこと。ついてはこの建物に関する書類等があれば見せてもらえないか?という話でした。私はわからないし、旦那がすべてやっているからと名刺を受け取って旦那に引き継ぎましたが。

なんかちょこちょこ訪問者がやって来る日々。そして、ふとそういう予期せぬ訪問者の対応も立派にはできないけれど何とか対応できる自分にも(もう9年も住んでて言うようなセリフではないけれど)ちゃんと対応できるようになったなー私。とちょっと自分で自分をほめたり(笑)。

いろいろ日々、言葉の問題だったり文化の違いだったりで上手くいかなかったり、日本だったら自分ですぐにやってのけるのに、どうしても旦那や誰かの助けが必要で悶々としたりすることもたくさんあるけれど、時々何かできたりすると妙にうれしい気持ちになってます。って、レベル低いけど・・・。