Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆オランダ旅行、最高だったB&B!

先日のオランダ旅行で宿泊したユトレヒトのB&B。ここがもう最高だったのです!

 

旦那が探して予約したのですが「B&Bにしてはちょっと高いんだよねー」とのことだったのですが、場所も良さげだし、とにかくいろんなサイトで評価や口コミがものすごくいいので、きっと素敵なところなんだろうと向かいました。

 

www.bornemanbuitenhof.nl

 

もうね、なんと言ったらいいのか、素朴なんですとっても、何がっていう目玉も無いんですけど、お部屋はB&Bというにはもったいないほど、キッチンもついていてとっても広く、そしてお庭が本当に綺麗で手入れが行き届いています。オーナーのマーティンもとっても優しくて親切で、本当によかった!

 

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マーティン一家の家があってその裏庭がものすごく大きくて、そこにB&Bの建物があります。たぶん3部屋ぐらい。大きなお庭には各部屋から出ることが出来て自由に寝転んだり遊んだり。

 

 

 

娘が走り回るのを見つつ、私たちはワイン。あー、贅沢だー!

 

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お庭の芝生がとにかく肉厚!裸足でどこまでも走れそうな気持よさ。このヨーロッパの雨不足でどこの芝生も枯れ果てている今年なのに、みずみずしい芝生でした。1日中スプリンクラーが回ってましたけどね。それぐらい水をたっぷりあげてるからこんな素敵な芝生なんだろうか。

 

別にお花がたくさん咲いているとかそういう庭園的なものではなくて、緑ばかりなんですけど、雑草もないし、木々も手入れされています。

 

好きに使っていいよー!とアウトドアのクッションを貸してくれて、ゴロゴロ。マーティン家の黒猫ちゃんがやってきて、ものすごい人懐っこくて私たちの横で一緒にゴロゴロ、娘は「ジジが寝てるー!」と大喜び。

 

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適度な木陰がこれまた最高!初日も2日目も、夕方から娘が寝るまでずっとお庭で遊んでました。

 

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2泊したので中日は、近くのユトレヒトに行くことに。車で10分ですが駐車場を探したりするのも嫌だし、バスで行こうと思うと30分。マーティンが

「自転車なら15分だよー、自転車で行きなよー!」とおススメしてくれてレンタル。

 

 

 

私用に出てきた自転車がこんなの。わかりますか?ブレーキがついてないの。

 

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ドイツにもあるので存在は知っていましたが、ブレーキはペダルを後ろに漕ぐことによりブレーキがかかる自転車。初めてなので感覚がつかめず何度も手元にないブレーキを使おうとしてしまいアタフタ・・・、だったのですがこれ、慣れると超快適!!ブレーキ用のワイヤーなどが付いていないこの自転車のスッキリさも気持ちいい!

 

自転車と言う選択が、もう最高すぎて最高すぎて、自転車以外では無理だな、と。整備された平たんな自転車道ですぐに着くし、街の中まで行けるし、至る所を自転車で観光できるし、もうねーホントに最高!地元っ子になったような気分。

 

ユトレヒトといえばディックブ・ルーナの故郷。ミッフィーミュージアムがあります。

 

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このミュージアムに娘と旦那が行き、その間私はユトレヒトの街でショッピング!2時間フリータイム!!自転車があるのでサクサク動けてもう最高!

 

ミュージアムでは三輪車に乗れたりするらしくあまりに楽しすぎた娘は帰りたくないと号泣。上の写真のミュージアム前にあるミッフィーのモニュメントにしがみついて泣いてました。

 

 

 

この日、ワールドカップの決勝でした。オランダでは夕方17時から。少し前に戻ってお庭で涼んでいたら、マーティンが私たちを見つけて「なにか足りないものとか、希望とか無い?」と聞かれ、そこでずっと娘がマーティン家のお庭にあるブランコに乗りたいって言ってるんですけど・・・と聞いてみたら「もちろんだよー、おいでー!」と。

 

マーティンには2歳の女の子、シャルロッテちゃんがいてお庭にはブランコや砂場があって娘がずっと「あの公園で遊びたい」と指をくわえて見てたんですよね。B&Bとお庭が続いてはいるものの、宿泊者用ではないプライベート空間だからとダメだと言っていたのですが、快く迎えてくださり、シャルロッテちゃんも一緒に遊び始めました。

 

6か月の赤ちゃんもいて、お世話をしながらお庭にいるママが「見ておいてあげるから、ゆっくりしておいでー」と、何とびっくりベビーシッターまで引きうけてくれて、私と旦那はワールドカップの決勝を部屋でくつろいで見れるという展開。

 

時折様子を見に行けば、アイスクリームを貰っていたり、更に夕食まで一緒に食べてました。マーティンはドイツ語が話せるものの、後の家族はオランダ語。通じないけど気持ちは通じ合ってたみたいで、娘は楽しそうにしてました。オランダ人家庭にホームステイ状態ですな。最後はおうちにまで上がり込んで、シャルロッテが寝るまで家で遊んでたみたい。娘にとってはB&Bではなく、「シャルロッテのおうち」。いつシャルロッテのおうちに行くの?と今でも聞いてきます。

 

もう何もかもが素晴らしかった!マーティンファミリーも最高に親切。HPの写真も、口コミも全て嘘無し!おススメです!

 

また来年、ミッフィーミュージアム&シャルロッテ訪問にB&Bに泊りに行きたいと思ってます。

 

2泊しかしなかったことが残念でなりません。泣く泣く次の目的地に旅立ちました。途中でゴーダチーズの街「ゴーダ」に立ち寄りました。

 

街のベンチが「チーズ」でした(笑)

 

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オランダって人も親切で、生活が豊かというか、ドイツにはない「ゆとり」みたいなのを感じます。あくせくしてないし、のんびり。人も優しいし、英語は絶対話すし、ドイツ語もほぼ通じるし(笑)、なんというか国土も人もオープンな感じがします。

 

きっと、こういう印象って日本に住んでて観光で来るとドイツもオランダもベルギーもどこも同じように見えると思うんですけど、ドイツに住むと、街の雰囲気の違いとか人の違いとかがすごくわかるんですよね。

 

本当に本当に素敵なB&Bのおかげで更に素敵な旅になりました!