Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆娘の傷に「Johanniskraut」

先月、娘が立て続けに2回、転んで顔をすりむきました。1階はテラスの椅子からおでこから落ちて顔面流血、2回目は自転車で転んでほっぺと顎から流血・・・。

 

女の子なので顔の傷が残ることが何より心配。テラスの椅子から落ちたときはたんこぶが出来てかなり大きな音がしたので逆に頭を打ったことが心配でしたが、一通り泣いて泣いて、でもその後はいたって元気なので大丈夫でした。

 

怪我をした時にどうするか?私の昔からの感覚だと傷口を消毒してどちらかというと乾燥させる方向、ジュクジュクしているのは良くないと思ってました。

 

が、ネットで色々調べると湿潤療法として、傷にワセリンなどを塗って傷を乾かさないほうが早く治るという情報がたくさん、というかほとんどなぐらいでした。

 

とりあえずその方法で傷は治ったのですが、そんな矢先に2回目の怪我をして、また傷が出来て・・・という状況でした。

 

 

 

先輩ママに聞いてみたらいの一番に「Johanniskrautがいいよ!」と教えてくれました。傷がしみないし痛がらないし、よく効くのでおススメ!とのこと。毎年、家で作っているそうですが今年に限って作ってなくて・・・、でも薬局で買えるから!と教えてくれました。

 

ドイツで生活していると、こういう質問で出てくる答えがすごく自然のもののことが多いんですよね、風邪をハーブティーで治す人たちですから、これがいい、あれがいいと言われるものは大抵自然なもの。

 

ということで買ってきました。Alnaturaで売ってました。50mlで8ユーロぐらいでした。

 

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同じ程度の傷を比較できたわけではないので、治りが早いか遅いかは言い切れませんが、とりあえず沁みないらしく、娘も嫌がりません。付けた後に直接日光に当たるのは避けるようにとのことです。

 

 

 

で、このJohanniskrautっていったい何?と思って調べたら、日本語では「オトギリソウ(西洋オトギリソウ)」、漢字で書くとちょっと怖いけど「弟切草」。そしてセントジョーンズワートという名前が一般的に知られているようです。

 

 

で、これを調べたらまあ出るわ出るわ効能の数々。っていうかこれ1本あれば万能じゃない?って言うぐらい色んなものに効くらしい。

 

教えてくれた先輩ママも、筋肉痛、捻挫、寝違え、打撲などにも効くからとにかく塗る!とのこと。

 

ネットの情報ではセントジョーンズワートの効能は

 

皮膚軟化作用、抗菌作用、創傷治癒作用、消炎作用、抗うつ作用、安眠作用、鎮静作用、殺菌作用、鎮痛作用、利尿作用・・・・

 

と、キリがないほど書かれています。上に挙がっている創傷治癒作用ってのが今回の娘の傷に聞くと言われた所以かな。オイルだけでなくサプリのようなものもあるようですね。おむつかぶれにも効くって書かれているサイトもありました。

 

色々調べていると何年か前にNHKの朝イチで取り上げられて日本では一時、有名になったとか。

 

マッサージオイルとしても!と書かれているのでマッサージしたら、手足のお肌がツルツルになってびっくりしました。オイルに色があるので服や布団などにつかないか心配ですけどね。

 

あと、虫に刺されて痒かったので塗ったら一瞬で痒みが止まりました。これにはびっくり!どこが刺された場所か忘れるほど。

 

日焼けによる炎症にも効くとのことで、旅行にもこのオイルを1本常備しておけばいろんな場面で役立ちそうだな、と思います。

 

 

 

欠点は、酸化しやすいので早めに使う方がいいらしいです。私が購入した物には開封後8か月と書かれていました。オイルってそんなに減る物じゃないから8か月ぐらいすぐにたってしまいそうなので、豪快に使ってます。

 

そういえば、テラスの椅子から落ちて頭を打った時、ホメオパシーのアルニカの白い粒を飲ませました。これも娘が赤ちゃんの頃に通ったベビーコースなど、それはそれは色んなところで「常備しておいたらいい」と言われていたもの。

 

ホメオパシーはハーブティーと同じような感じ?と思ってるところもあるのですが、このアルニカだけは何度も聞くのでとりあえず常備してます。今回久々に使いました。

 

この辺の話は亡くなった義母がとても詳しかったので、いくつかは教えてもらいましたが、もっと聞いておきたかたなーと今になって思います。