Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆初めてのTaufe(洗礼式)参列

友人の赤ちゃん(6ヶ月)のTaufeに招待されました。

Taufeとはキリスト教の洗礼式のことで、人によって様々ですが、

生まれて早い段階で受けることが多いようです。

彼も生後数ヶ月のときにTaufeを受けたとのこと。

日本で言うお宮参りみたいなものかもしれません。

もちろん洗礼なので宗教が絡んでいますが。

友人手作りのとっても素敵な招待状をもらいました。

結婚式の招待状などもそうですが、こうやってしっかり手作りするんですよね。

なので紙をはじめ、手作りグッズは本当にたくさん売っています。

招待されたはいいけれど何を持っていくの?何を着ていくの?

と、わからないことだらけ。

周りにもTaufeに出たことのある人が少なくて、得た情報は

「ちゃんとした服を着て、赤ちゃんへのプレゼントを持っていく」とのこと。

お店のバースデーカードなどのコーナーにはTaufeのカードも売ってるので、

読めないけど、赤ちゃんにカードも必要。

ということで、まずプレゼントはお洋服と、動物園の入場券。

そしてカードは手作りしました!

が、なんて書いていいのかがわかりません。おめでとうなのか・・・?

なので中は彼に任せて、外はシンプルに作りました。

そして今日がそのTaufeの日。

結婚式は土曜日、Taufeは日曜日に執り行われることが多いようです。

めっちゃ大きな教会です。Taufeの間は一般の人は入れません。

少し早く着いてしまって、あまりにも寒かったので教会の中に入ったら

日曜日の通常のミサの途中でした。

普通のミサを初めて見たのですがじいさん、おばあさんばかりでした・・・。

やはり若い人はミサには来ないようです。

Taufeの儀式は1時間ほど。牧師さんが色々話しますが全くわからず・・・。

まあきっと私の教会の結婚式に出る人たちも同じ感覚だと思いますが、

一体何を話して何が執り行われているのかイマイチわかりません・・・。

彼いわく、とても良いお話をされていたそうです。

赤ちゃんはこのお水を頭にかけられますが、泣かずにとってもおりこうさんでした。

初めてのTaufeはとっても興味深かったです。

その後はみんなでレストランへ移動(全て招待されます)

おいしいご飯を食べますが、多い・・・・。すごいボリュームでした。THEドイツ!

デザートはウェディングケーキならぬ、Taufeケーキ。

赤ちゃんの写真入です。(このTaufeは豪華なTaufeなのかもしれません・・・)

服装に関しては、私達はかなり正装して行きましたが、

ジーンズにジャケットという人が多かったです、ノーネクタイ率高し。

ちょっとしっかりしすぎたかな私達・・・と言う感じです。まあ逆よりはマシかな、と。

Taufeの後のお昼ご飯は、ランチとはいえ18時前まで続きました。

これもドイツっぽいです・・・。途中でどんどん帰っていきます。

帰るタイミングがよくわからず、結局最後のほうまでいてしまいました。

ちなみにTaufeを取り仕切った牧師さんも招待されてました。

で、その牧師さんと席が隣で、やたらと話すおじ様、

昨日のモナコ大公の結婚式の話になったので、見ておいてよかった~!

ちょっとは話もあわせられるし、救われました・・・。

これでTaufeがどのようなものなのかわかったので、

次回からは安心して参列できますが、次回があるのかどうか・・・。

今回Taufeをした夫婦は、それぞれの誕生日会などパーティ好きで

よくホームパーティをします。基本パーティに行くのが嫌いな私ですが、

友人も日独カップルなので、この夫妻のパーティだけは気軽に参加しています。

だんなさんのお友達や、夫婦のお友達、家族などが来ていて、

毎度同じメンバーなので顔見知りになります。友達の友達という状態。

その人たちが今日のTaufeにも来るので、つまり知ってる人になるわけです。

きっとパーティ好きのドイツ人たちは、

そうやって毎回友達の友達や、家族にに会うことによって、

こうやってTaufeや結婚式などに出た時に

「この人知ってるな~」という状態なんだと思います。

今回招待してくれた夫婦の両親も、兄弟も、姪っ子ちゃんも、友達も

顔も名前もわかりますし、なんなら私達がまもなく結婚することもみんな知ってます。

なんというか、これはこれでまた一つの所属団体みたいな感じです。

家族ぐるみの付き合いというのとはまた違うのですが、

日本には無い人付き合いのスタイルだな、と思います。

私も彼もあまりパーティ好きでは無いので、家に大勢呼ぶことはまずありませんが

会社のクリスマスパーティに彼が来たり、同僚が夫婦や家族で参加したり、

何かとパートナーに会う機会もあったりして、気がつけば

彼も私の同僚達とは顔見知りです。

結局、私達の結婚式に来る人たちも、私達2人はお互い全員知っています。

日本だとだんなの上司とかお友達で会ったこと無い人とか来ますよね。

まあ、私達のこだわりで2人ともよく知ってる人たちだけにしよう、と言ってはいましたが

結局、招待したい人=2人とも知ってる人になりました。

日本とはまた違う人付き合い、大変なこともありますが、

そうやって人の輪が広がっていくこともとても良いことだと思います。