先日、義両親宅での整理整頓や、義父のジオラマの件に対して色々コメントを頂いたのですが、特にドイツに住んでいたり、住んでたことがある方から「そうなのよー」とうなずける内容のコメントがたくさんありました。ドイツ人の旦那さんの子供のころの服やおもちゃ、絵、ノートに教科書・・・が残っている人も多く、中には昔の彼女からのラブレターまで!保管されている家もあるようです。
ドイツはシンプルな暮らしとか、無駄の無い生活とか、
日本でも本のテーマに選ばれるほどの国ですが、実際は違う・・・気がします。
THEドイツ人家庭にはそこまで多く訪れたわけでもなく、またケラー(地下倉庫)や納戸などを見せてもらうほどの付き合いもそれほどありませんが、今のアパートの地下倉庫は隣近所が金属の柵で仕切られているだけなので、お隣さんの地下倉庫がどれほど荒れているか、どれほどものがあるか隙間から見えます。その量はすさまじいです・・・。工具類や車関係のもの、冷蔵庫に洗濯機・・・とにかく物が一杯!
以前も載せた写真です。これがうちのケラー。
たぶん、アパートいちスカスカ。
こういう場所があるから、何でも仕舞いこめます。
お客様に見える家の中はとーってもきれいでも、ケラーの散らかりようはすごいです。
散らかるというか、一応整然と整理されていても物が多すぎて圧倒されます。
賃貸アパートでもこのケラーがお部屋と共に借りれるのですから、
邪魔な物は押し込んでしまえば、おうちはすっきり!
ドイツの「シンプルライフ」の根源はここにあると思います。
旦那の実家もまさしくそんな感じです。
家族には荒れた場面を見せても平気、でもお客様には見せない、
礼儀ともいえますが、見栄っ張りとも言えると私は思います。
お客さんが来るときの義両親の片付けレベルといったらすごいです。
日ごろは自分たちが良いと思って飾っている物でさえ撤去しますし。
そしてお庭には、そのときに満開のお花を植えたり準備はすごいです。
基本、いつ誰が突然来ても大丈夫なレベルにはなっていて
誰かが来ると分かっているときは、その上のレベルになる感じです。
「散らかっててごめんなさいね~」という感覚は無いですね・・・。
なので、私もドイツ人宅にお呼ばれしたときは、
インテリアだけでなく、きれいに整理された状態も褒めちぎるようにしています。