Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆義父の趣味に対する私の思い

何度か書いたことがありますが、パパ(義父)の趣味、ジオラマ。

旦那の実家の3階を占領しています。

ジオラマの大きさだけで4畳分ぐらいはあるような。

しかも二階建てなので、それはそれは大きなジオラマ。

そのジオラマのあるお部屋は暖炉があって、とても素敵なお部屋。

もちろん全く部屋としての機能はしていません。

趣味とはいえそこまで毎日取り組んでいるでもなく、

でも指摘したら「やってる」と言い返すパパ。

パパもママも高齢なので、今のような車が無いと生活出来ない田舎ではなく

便利のいい場所にアパートを借りるのもひとつだと

以前旦那と話に行ったこともありますが、ジオラマがあるから無理との回答。

最近はママもアパート引越しを真剣に考えているものの、

肝心のパパがそうだから多分無理でしょう。

きっとパパの本心はジオラマが理由ではないと思いますが…

引越しの話はいいのですが、このジオラマ、将来は確実に邪魔な物です。

お金をかなりかけた趣味ですが、そこに価値を見出しているのはパパひとり。

パパは来年80歳。

私はパパが元気なうちにこのジオラマでお願いしたいことがあります。

それは、もっと現実的な大きさのジオラマを作って欲しい。

現実的な大きさというのは、そうですね、よくある食卓ぐらいの大きさ。

それを私はずっと家に飾りたい。

何世代にも渡って、先祖が作ったんだと飾られるようなジオラマ。

食卓ぐらいの大きさでも邪魔かもしれませんが、

ドイツであればそれぐらいの場所は確保出来るでしょう。

このまま暖炉部屋にある馬鹿ほど大きいジオラマだと

パパが亡くなったら単なる邪魔もの扱いを受けるだけだし

その時に何もかも処分したくないし、だからこそ今のうちにパパのジオラマ集大成を作って欲しい。

ってこういう気持ち、パパにとってはネガティブでしょうか?

旦那にも伝えていません、まずは旦那からですが、

私も逆の立場だったら、終わりを見据えて何かに取り組むように伝えるなんて…って思ってしまうかも。

でも私の思いはパパがこれだけ頑張って集めてきたジオラマを

しっかり後世に残したいという思い。

そしてあわよくば、残ったジオラマは売るなりして処分して欲しい。

まぁ、これはいくらなんでも伝えられないけど(笑)