誰もいないかも・・・と不安な気持ちで向かうEl Calafate(カラファテ)。
初のアルゼンチン航空。
W杯の特別塗装機。でた!Vamos!!
アルゼンチン代表をブラジルに輸送した機材そのものらしい。
(ってか、古い機材でしたけど…)
機内誌もメッシ!
機内食のスナックも!
サッカーは今だけなのかな?
そしてカラファテ到着!
着陸した機内から見た風景・・・・何も無い。
宿までの道、車窓から・・・何も無い。
カラファテはここです。
そして宿に到着!
バックパッカー宿のプライベートルームに。
今回の旅の最安宿泊だったけど結果として1番良かった!
荷物写ってて見苦しい・・・。
フライトが着くのが16時。
宿に移動しても17時からのサッカー、ドイツ戦準決勝は間に合うかな?
って思ってたのに、なんと遅延・・・。
宿に着いたのは試合開始後20分ぐらいたってから。あのブラジル戦です。
各部屋にテレビは無いので共有スペースで皆で観戦。
チェックインはハーフタイムに!って事でサッカー観戦から。
色んな国の人達と観戦しました。ブラジル人もいたしドイツ人もいました。
アルゼンチンの人はアンチ•ブラジルみたいでみんなドイツ派でした。
試合途中にどんどん太陽が沈み、ものすごく綺麗な夕焼け。
贅沢な景色。
ってか、この宿とっても賑わってます。
冬のカラファテにもこんなに旅人がいるんだ!と安心。
1日はペリト・モレノ氷河に行きました。
冬でもバスも毎日出てます!(1日1便 8時発)
アルゼンチンではいたるところに犬がいます。
野良のようで野良では無いらしいワンちゃん達。
カラファテ滞在中、いつもいたワンちゃん。
朝も夜も宿とバス停やレストランの道にくっついてくる可愛い奴。
道がわからなくても犬に着いて行けば大丈夫なぐらい!
こっそり立ち止まったら、気にしてないフリしつつ動かなくなるワンちゃん。
この日もバスターミナルまで送ってくれました。
バスターミナル、誰もいない。明らかに犬のほうが多い。
ペリト・モレノ氷河へのバス、運転手はアルゼンチンカラーのアフロで登場。
そう、この日はアルゼンチン戦。
試合に合わせて帰りのバスの時間が変わりましたよ!
16時だったのが15時半になりました。
ガイドさんではないけど1日一緒の運転手さん。
ペリトモレノ氷河までの道中も素敵な景色でストップしてくれた。
英語はダメでしたが、みんなと打ち解ける運転手さん。
乗客は10人ほど。なんとみんな同じ宿(笑)
既に前日のサッカー観戦で既に顔見知り♪
カラファテはホテルなども多くがクローズしてました。やはりオフシーズンです。
でもレストランなどはどこもあいてるし不便なし。
書いたようにバスも毎日出てるし氷河に接近する船も1日1便らしく、
それに合わせて各種ツアーの人が集まってくるので船は満席。
船の前に高台から遠くに氷河を眺めて
乗船したら人ばかり。
近づいてくる氷河に心躍ります。
ちなみに船長はアルゼンチンのユニ!
そして、これが氷河です!
丸い穴が開いていたり!
ものすごい良いお天気でした。あまりに天気がいいので写真は白く飛んでしまうらしく
撮影は難しいようなことを船で説明を受けました。
船を下りたらクライマックスの展望台へ。
ご覧の通り人がいません。
船一隻分に乗ってた人とプラス地元の人達がいる程度。
だから空いてます。誰かに写真をお願いできるほど人はいないけど、
だからと言ってさみしくは無い程度には人がいます。
ってか、冬のペリトモレノ氷河っていいんじゃないかしら?
確かにかなり寒いけどお天気も良いし。気温は多分1度とかぐらいかな。
朝、バス停まで歩く時がマイナス8度でした。
氷河が崩れ落ちる瞬間も3回見れました。
夏場はもっと崩れ落ちるみたいですが、恐怖すら感じるほど巨大な崩壊も観れたし。
これは下のほうがごそっと崩壊した時。
これは上手く撮れなかったけど怖いぐらい大きな崩壊。
展望台からはかなり近くに見ることが可能です。
人が少ないから静かで、氷河が崩れる直前のメキメキ!バリバリ!って音から聞こえるから
チャンスを見逃すこともなくてラッキーでした。
お土産屋さんで過去の大崩壊のDVDを流してましたが、
大崩壊より、人の多さにびっくりでした!
冬は大袈裟ではなく景色を独り占め出来ちゃいます。
ちなみにランチは持参。
パンとチーズを持参して寒い中ピクニックしました。
この日に限らずランチは常に節約、質素に。
その分、夜は食べたいものを食べましたよ!
ペリトモレノ氷河は今回の旅の感激ランク上位です!
写真からは伝わりませんが高さが70mぐらいあって、いくら近くで見てるとはいえその大きさを
感じることは難しかったです。小さく見える氷河のカケラが落ちてもかなりの轟音!
崩れた氷河が起こした水面の揺れで海面に浮いている氷河がぶつかり合って
出す音もかなり怖かったです。なんか地響きみたいだった。
十分満喫して帰りは15時半のバス。サッカーは17時から。
運転手さん、かなりサッカーが見たそうだったからみんな心なしか約束より早めに
「Vamos!! Vamos!!」って運転手さんに言いながら集まって来ました。
帰り道のぶっ飛ばし様は怖いぐらいでしたけどね。
バスが乗用車をあおって次々追い抜きました。
最後はみんな運転手さんと一人ずつハグで下車。
「Vamos!Vamos!」と言って別れました。
その日もまたまた宿で観戦。アルゼンチン戦ですからみんな真剣!
そして、大騒ぎ。
勝って決勝が決まったから街も大騒ぎ。
小さな街がえらいこっちゃ。クラクション鳴らしまくりで走りまくる車。
ドイツと対戦するのはなんか複雑。
アルゼンチンの人達を見てるとアルゼンチンに勝たせてあげたくなりました。
優勝して喜ぶみんなを見てみたいなあ、と。
旦那には言えなかったけど。