Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆イグアスの滝、アルゼンチン側

旅の一番の目的だったイグアスの滝。世界三大瀑布の一つ。

ナイアガラの滝

イグアスの滝

ビクトリアの滝

高校生の頃にナイアガラの滝を見ました。

でもあの時は自分の中の「凄いの尺度」ってのが無くて、凄かったのは覚えているけれど

どれ程の規模だったのか、記憶が薄くなっています。

そんな楽しみなイグアスの滝。

イグアスの滝を見るにはアルゼンチン側から見るのとブラジル側から見るのが王道。

どちらも国立公園になっていて、入場料が必要。中は乗り物や遊歩道なども整っています。

船に乗ったり、カヌーに乗ったり様々なアトラクションもあります。

私たちは丸2日間あるので、1日はアルゼンチン側、1日はブラジル側というのが理想ですが、

実は私、ブラジルのビザを取得していませんでした。

ブラジル入国にビザがいるというのは旅行の準備段階でわかったのですが

滝を見るだけのためにわざわざ大使館に行って・・・というのも面倒だし、

なんかどうにかなっちゃうんじゃないかな?とか思ったり・・・。

そんなブラジルビザ問題をホテルのおばちゃんに伝えたら

「あらまあー、ビザが無いなら行けないわね・・・・。もしかしたらタクシーなら行けるかもよ。

国境でいちいちパスポートをチェックしてないと思うよ。タクシードライバーに聞いてあげるわ!」と

言ってくれて、その結果タクシーなら大丈夫そうとの事だったので予約したのですが、

当日の朝になって「今日はすべての車を停めてチェックしているらしい」とドライバーから連絡があり

ブラジルに行けない事になりました。ということで急遽アルゼンチン側に目的変更。

できれば1日目はブラジル側から滝の前景を見て、2日目にアルゼンチン側で滝のすぐ近くに、

っていうのが希望だったのですが行けないなら仕方ない。

アルゼンチン側に行くには朝早く出たほうがいいと言われていたのに、

もともとブラジル側を予定して朝はゆっくりしてたから出発が遅くなり、11時過ぎに到着。

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2014年7月現在の入場料。現金しか使えないのでご注意を!

ってか外国人だけ妙に高い・・・。

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入場料を払って中に入っても滝はすぐには見れません。

トロッコ列車に乗るか、歩いて森の中を抜けて行きます。

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オフシーズンでも場所によってはこれぐらい混んでいる場所も!

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残念ながら増水により、遊歩道は途中までしか進むことが出来ず、

クライマックスの悪魔の喉笛には行けませんでした。

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それでも、これでもかーというほど滝を見ましたしびしょぬれになりました。

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お天気も最高で、滝にかかる虹も見ることが出来ました!

水量は通常の7倍だそうですが、7倍といわれても・・・

とにかく「この水は一体どこから?」と不思議でならないイグアスの滝。

雨の後だから水も茶色です。

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ボートに乗って滝に突っ込んでいくツアーも参加したかったので

到着してすぐにデスクで申し込みましたがその日の受付はすべて満席。

でも、お天気が良かったからなのか、15時半のツアーが急遽出ることになって受付してもらえました。

ジャングルツアーと船がセットになった「Great Adventure」が一人450ペソ。

滝に突撃する船「Nautical Adventure」だけなら1人220ペソでした。

ちなみにEcological Tourはお休み中でした。

こんな感じでボートに乗ります!

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1台ずつ滝に突っ込んでいきます!

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ちなみにそのジャングルツアー、30分ぐらいトラックの荷台みたいなところに乗って

ジャングルに入るのですが、1匹も動物見れませんでしたから・・・。

単なる車の移動です・・・、そんなことなら船だけのツアーにすればよかったと後悔。

お姉さんが写真を見せて「この動物を見ましたか~?」と聞くのですがどれも見てない・・・。

写真を見ただけのドライブ・・・。

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ちなみに公園内ではこの動物をたくさん見ます。

食べ物を狙ってくるので可愛いというより怖い。

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滝に突っ込む船のツアーは、聞いていた通りびしょぬれ。

合羽とかポンチョとかあっても濡れる、と聞いていたので最初から濡れる覚悟で

濡れてもいい格好、旦那なんて上半身裸でしたよ。

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っていうかこの水あんまり綺麗じゃない・・・。

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船に乗り込んだのは16時ごろで昼間は晴れていたのに曇ってきて寒かった・・・。

人数も少なめだったので一人一人写真を撮ってくれて滝に入るまでの時間も満喫しました。

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滝に近づいていくと、もう水しぶきが強くて風も強くて何が何だかわかりません、

もちろん目も開けてられません。ただその突撃が面白い、みたいな。

最後だったからか他の船より多めに突撃していきました。

着替えるところとかは見る限り無くって、トイレで着替え。

着替えが終わった頃にはもう薄暗くなってきて、公園もまもなくクローズの様子。

最後にお猿さんに対面。

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最後のトロッコ列車に乗って出口に着いた頃にはかなり暗くなっていました。

最後に念のため公園のスタッフにブラジル側に行くのにビザがいるのかいらないのか

参考までに聞いてみました。

スタッフ1:今ひとつ英語が通じず・・・、でも大丈夫だよ!とのこと

スタッフ2:日本人がビザなんて要らないよー!(←この手の人が多かったです)

スタッフ3:W杯期間中はビザ免除だよ!ラッキーだね!(厳密にはW杯は終わっていた)

という感じで、まとめると「問題なし」なんですけどなんか微妙。

でもなんか行けそうな気がしたので翌日、トライしてみることにしました。

でも一応、行けなかったときのためにまたアルゼンチン側に来る可能性もあり

翌日の入場料が半額になるスタンプをもらっておきました。

最後、街へ向かうバスに乗った頃にはもう真っ暗、19時ごろだったと思います。

バスの車内からだんだん小さくなる国立公園を見つめながら

「お客さんがみんな出たら放水を止めるのかな」なんてアホみたいな発想ですが

そんな事を考えてしまうほどでした。なんかテーマパークにいたような気分。

営業時間だけわざと水を流してるんじゃない?って思うほどの水量で、

夜も朝も明日もあさっても半年後も1年後も10年後もずーっとずっと

この滝が止まらず流れ続けるなんてどう考えてもおかしい!

そんな不思議な気分になりました。

さて、明日のブラジル行きはどうなるでしょうか。