実家には母が「神棚」と呼んでいる場所があります。
いわゆる一般的な神棚ではなく、母が大切だと思っているものが置かれている一角。
お地蔵さんの置物とか、母が「絶対に守ってくれる」と信じている大仏さんの絵がかかれた布とか
母なりに大切なものがいろいろ置かれています。
実際の意味の「神棚」とは全く違いますが、うちでは通称「神棚」ということで
みんなどこの場所かわかっています。
そういう母を見てきたからなのか、なんとなく私も家の一箇所に大切なものを置く場所があります。
貴重品とかそういうことではなくて、お札とかお守りとか、ドイツで結婚したときに作られる
Familienbuchと呼ばれる家族帳みたいなものとか、そのとき頂いた聖書とか。
適当にその辺に置いておくのは気がひけるものを置く場所。
今はたくさんの安産のお守り(毎日持ち歩くには多すぎるので・・・)、腹帯などをも置いています。
前回日本に帰ったときに母からもらった昔の母子手帳。私の分と弟の分。
今の日本の母子手帳がどんなものなのか見たことは無いのですが
検診の記録などが残っていますが、エコーがあったわけでもないので
本当に最低限のことしか記録されていません。今とは違いますね。
この母子手帳の置き場所も私にとっての「神棚」です。
結婚式のときに作ったロウソクや、友人が作ってくれたリングピローも神棚に置いてあります。
みなさんもこういう「大切なもの置き場」ってありますか?