Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆久々の家探しネタ

最近、触れていませんでしたが、家探しはずーっと続けています。もうこのところ価格の高騰が止まらない感じです。私たちの予算も数年前とは全く変わってしまっています。だんだん価格が麻痺してくる気がしています。数年前なら手の出ないような価格なのに、最近だと「安い」と思うほどこの数年で高騰した土地や家。

何を「妥協」するのかというのが家探しに限らず、結婚でも同じかもしれませんが(笑)、私の妥協は「場所」。別にこの町にこだわる気はありませんが、旦那はこの町がいいとのこと。両親も住んでるし(←私がこだわらない理由!)、この町で育ったからやっぱりここにいたいみたい。

よさげな物件が出てもすぐに売れてしまうし、この間は「買いたい!」って即申し出たのですが、どうやら販売価格よりさらに払うという人が出てきたようで・・・、もう想像を絶することが起きています。

先日は市の持っている土地が売りに出され、入札スタイルとなりました。1件しか家が建っていない土地だったんですけど、業者が競り落とし、なんとそこに3軒の家を建てるんだそうです。業者と争って勝つわけもないし、そして最近できる家やアパートは狭いのに高いものが多い・・・。

価格、場所、部屋数など多少合わないものがあってもなるべく見学に行くようにしています。色々見ることで感覚もわかってくるし、どんな物件が売り出されているのか、広告と現実の違いなんてのもわかってきます(笑)

昔も書いたんですけど、家の売り出しの広告で家の中の写真が載っているのですが、「なぜその写真?」っていうぐらい散らかった家の写真とか、よくわからない角度からの写真とか、庭だけ?みたいな写真とかほんと色々あるんですけど、実際見学に行くとさらに面白くて、見学者が来るのにあえて構えていないという人ばかりなのが笑えます。食事中だったり、お友達が遊びに来ていたり、全く意識せず普通に生活しています。

日本だと考えにくいかもしれませんが、まだ人が住んでいる家の見学をすることがほとんどです。空っぽの物件はあまり無いです。それだけ空き物件がないということなんだと思いますが、この「人が住んでいる家」に見学に行くのが私は大好きです。

最近行ったところで印象的だったのが、決して散らかってるわけではないんだけれど、とにかくものが多くて絵とか写真とかお世辞にも趣味が良いとは言えない感じのものが所狭しと飾られていて、観葉植物もありすぎてとにかく壁が見えない・・・。見学してても物が無いとどれぐらいの広さなのかわからなくて・・・。

そして先日見学に行った家は、ものすごい個性的なインテリアで、私には持ち合わせないセンスが光っている家でした。どれもセンスがあって素敵でした。そんな素敵に飾られると家が2割増し、3割増しに良く見えるから不思議。高齢のご夫婦が住んでいたのですが、おじさんは写真家だそう。奥様もとってもおしゃれな方で、その辺のおばさんではない感じでした。

家具も新しい家具からアンティークまで置いてあって、でもそれぞれが喧嘩してないし、床に積まれた雑誌も適当に積んでいるわけではない感じ。お風呂場にはよくあるアヒルのおもちゃが50個ぐらいずらーっと並んでて、お遊びなんだけどお洒落!って感じでした。キッチンは「見せる収納」。私は隠す派だから斬新でした。ごちゃごちゃしてるんだけどでもお洒落。テラスのテーブルの上にはパパイヤが木製の器に入って置かれていたし、さりげなくかっこいいインテリアでした。

このお洒落ご夫婦のおうちが、私も旦那もいいなーと思っているのですが広さの割には部屋数が少ないのがネック。多分夫婦だけとかだと最適なのでしょうが、子供がいるとなるとどうかなーという物件。でもとっても素敵なんですよねー。

安い買い物じゃないだけに悩む・・・。でも悩んでるうちにどんどん売れてしまうのが現状だし、悩んだ挙句に「買います!」って言っても、ライバル多すぎて買えなかったりするし・・・。

なかなか終わりの見えない家探しです。

そして、今日もまた一瞬目を離した隙に寝返り・・・。

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足は柵に挟まるは、元に戻れないわで「うーうー」言ってました。また見れなかったよー。

このサークルを頂いた時に「見つからないのよー!」といわれていた車輪が見つかったとの事で今日受け取りました。明日からは車輪がついてるからキッチンに行くときに(2回ともこのサークルの中で私がキッチンにいる間に寝返り)、目が届くところに移動できるから次こそは見れるかな!?