Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆家の契約、正式に成立!

家を買う契約、正式に成立しましたーーー!!!ほっ。

今日は朝からNotarというところに行きました。家や土地を売買するときに行く場所(家や土地だけではないと思いますが・・・・)、いわゆる「公証人」ですね。その公証人が売る人、買う人の前で契約書を読み上げて双方の理解に間違いないか、契約書の内容に間違いがないかを相互確認し、最終的に署名してその契約が成立する、というもの。

今日はその公証人のおじさんと、私たちが今回買うことになった家を売るご夫婦(一軒家ではなくWohnungです、日本語ではなんと表現したらいいんでしょう、マンションってのもなんか違いますけど、集合住宅?とでもいうのでしょうか、フラットですねいわゆる)、買う私たち夫婦プラス娘、そして不動産屋さんの7人での集まり。

公証人が1時間ぐらいかけて、契約書の文言をすべて読み上げて双方の合意を確認します。日本の契約書も同じかと思いますが、とにかくめっちゃややこしいドイツ語。旦那ですら何度も読み返さないと意味が分からないって言ってました。

私なんてわかるわけがないです・・・。娘がぐずらないように遊んだりしつつとりあえず1時間ほどを過ごしました。娘はおもちゃやテーブルの上にあるグラスなどに夢中でぐずることなくとってもいい子にしてくれました。家を売るご夫婦の奥さん(60歳ぐらい)や、不動産屋さんのお兄さんが娘をあやしてくれたり、ありがたかったです。

無事、すべて双方が納得して署名して終了。「購入おめでとう!!」と握手して、不動産屋さんからはスパークリングワインをボトルで頂きました。そして請求書も(笑)。不動産屋さんには購入額の6%をコミッションとして支払います。本当は個人で売ってくれる人から買いたかったけれど、なかなかそういうわけにもいかず、仲介人である不動産屋さんにコミッションを支払わなければならず、またこれが結構な額なので、なんだかなーと思うものの、今回この不動産屋さんは色々動いてくれて、とっても良い方だったし、旦那も私も(そりゃ高いけれど・・・)コミッションを支払うことは納得です。

これで無事、売買成立!契約書の上では3月1日が正式に購入日となるのですが、実際には1か月ぐらい早く鍵をもらえて、リノベーションなどに取り掛かる予定です。

予定では1月末に鍵をもらって2月にリノベーションして、3月の中旬ぐらいまでには引っ越ししたいなーとざっくりと思っていますが、すべてうまくいくかどうか・・・、これからいろいろとあるでしょうしね・・・。

「ついに買ったねー!」と人生最大の大きな買い物に旦那はかなり感動というか思い入れがあったようで(私は結構さらっとしてましたけど・・・)、このまま家に帰るのもなんだし、ちょっと乾杯しようよ!と家の近くのカフェに行き乾杯。

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雰囲気にこだわる旦那です。まあ一生に一度ぐらいしか買わないものですから、私も一緒に乾杯。一口、いや2,3口飲みました(笑)。

私は先日から、新居のキッチンを新しく変えたいと思っていて旦那にも言ったのですが、家の見学に2回行ったものの、旦那はキッチンをあまりちゃんと見ていなくて、別に新しくしなくてもいいんじゃない?という意見。いやいや、私は結構見たし、結構古いキッチンだったし、せっかくのマイホームなんだからちょっとお金はかかっても入居前に新しくしたい!という私と意見が合わず、私はひとり、家でキッチンのカタログを見て妄想していました。

次に購入した家に立ち入れるのは、日本に帰ったりすることもあって早くて1月下旬。それまでずっと妄想ばかりしていても進まないし、本当にキッチンを新しくするのか、それとも今のキッチンで大丈夫なのかその辺、私も自分でもう一度見たかったし、ある程度その辺も計画の上で2月のリノベーションのスケジュールも立てなきゃいけないし。

今住んでいるご夫婦は今週末には引っ越してしまうので、とりあえず今のうちに一度見に行きたい!と旦那に伝え、ご夫婦に連絡してもらったら、もう今日しか時間がないとのことで、電話の後すぐに行ってきました。朝もNotarで会って、夜もまたご夫婦に再会。

そしてキッチンをもう一度くまなく見たら、やっぱり旦那も新しくしたほうがいいね、という意見で一致。だから言ってたでしょー!って感じです。他にも気になるところがあったのでそれも見てこよう!と事前に提案したものの、そのすべてが旦那が見学の時に見てなくて、「そんなところあったっけ?」とかそういう反応ばかり。男性と女性では見るところが違うのか、私は結構細かいところを見ていてチェックしていたのですが、旦那は「もっと全体的な所とか大きなところを見てるんだよね!」とのこと。

とりあえず、キッチンは新しくするという方向に決まったので、これから妄想生活をスタートします(笑)、そんなに広く無いキッチンなので(今の家よりちょっと狭いかも・・・)、いかに効率よく、うまく使えるかを考えないといけません。

訪問した新居は、引っ越し前の山場という感じでものすごいぐちゃぐちゃでした。物が多いご夫婦ということもあって、段ボールの数とか100箱以上はあったのではないかと・・・とにかく凄かったです。

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カーテンとか、作り付けの棚とかこまごましたものを私たちの希望で残していってくれることになっていて、ご夫婦もその分解体したりする手間が省けるし、私たちも新しく買ったりする手間が省けるしお互いにとってもありがたいことです。すべて無料で置いて行ってくれるので助かります。特殊な窓の形なのでカーテンも特注じゃないと作れないだろうし、作り付けの棚は結構複雑な構造になっていてこれもまた一から作るとなると大変なので、その辺はとってもありがたい。

とても品のあるおしゃれなご夫婦。ともに60歳ぐらいでこの後は少し遠くに引っ越されます。今回私たちに売る家をとっても気に入っていて、これから自分たちの住みたいようにリノベーションをしていくつもりで建築家にリノベーションの設計までお願いしていたらしく、でもたまたま親族から一軒家が手に入ることになり、思いがけず引っ越すことになったそう。その建築家にお願いした図案なども一式譲っていただきました。さすがに私たちもお金のことがあるので一気に大規模なリノベーションはできませんが、いつかまたお金を貯めてリノベーションする日が来たら一つの案として知っておきたいなーと。

まずは家を買う第一歩が本日終了。

今の家からも歩いて行ける距離です。今まで私の一人暮らし時代の家具で過ごしてきたので、引っ越しとはいえ大きな家具の移動はほとんどなく、こじんまりと引っ越しできそうです。私にはまだまだものが多い気がしますけど(特に旦那のもの)、このご夫婦みたいに段ボールであふれかえるような引っ越しにはならないかな、とは思ってます。

これから1か月ぐらいはキッチンの妄想を楽しんで、日本から帰ってきたら実際にキッチンの見積もりを取ったりして現実と向き合います(笑)