Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆インターホンを変えました!

家の中で来客時のピンポーンを受けるインターホン。どこの家にもついていると思いますが、ベルが鳴り、受話器を取ると外にいる人と会話できて、手元のボタンで玄関の扉の鍵を開ける、というもの。

あんなの今まで住んでいたアパートでは気にも留めてなかったのですが、新居のインターホン、おそらく最初からついていると思われ25年物。当初は白かったであろうものが、変色して黄色くなっています。「そのインターホンを新しくする」と旦那が言い出しました。

私の中でそのインターホンを交換するということ自体、考えてもいなかったのですが持ち家となればやはり交換するのも私たちの役目。せっかくだしこの機会に変えてしまってもいいかなと。でもただ白くなるぐらいじゃ別に今のでもいいし・・・と思っていたら、あらまあ!とってもかわいらしい私の好きな感じのインターホンがあるではないですか!

っていうか、インターホンって建物全体につながってるものだから、勝手に変えていいのか?と思ったのですが、それは良いらしいのですが、メーカーが決まっているので固定のメーカーでしか変えられません。

旦那が調べたところによると、うちについているメーカーは超老舗らしく、おそらく昔は独占しまくっていたのでは?というほど有名な会社のだそうです。その後、最近の新築などでは違うメーカーもどんどん入っているし、機械自体ももっともっと安いのですが、私たちの家のメーカーの価格は強気。そりゃ他社にしたくても簡単にはできないから、価格は強気でいるはずですよね。足元みられています。

新築ならカメラがついていたりもっと素敵なインターホンなのでしょうが、私たちができるのは受話器を交換することだけなのでシステム自体を変えることはできません。

旦那がホームセンターで買ってきました。っていうか、ホームセンターに普通に売ってるのね・・・。さすがなんでも自分でやるドイツ人です。

で、古いインターホンをまず分解。

なにこれ・・・・・。なんか時限爆弾みたい。そして、なんだこのめっちゃマニュアルな感じ・・・。

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壁からたくさんのケーブルが出ています。きれいに外すとこんな感じ。

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このあたりの壁はグレーにしたのですが、もちろん受話器の向こうは元の白い壁。新しい受話器は一回り小さいので、設置の前にペンキ塗りからですよ・・・。写真からも分かるように、古い受話器と壁のちょうど境の部分はペンキがたまって山になっています。まずはそれを削って平らにして、それからペンキを塗って乾かして・・・、長い道のりです。そしてそんなことも普通にする自分たちにも笑えます。こういうのって業者さんがするものだと思ってますからね。

どの色のケーブルがどこに入っているのかとか写真を撮ってメモもしてそれで新しい受話器を設置しましたが、まあ予想はしてましたが動きません。だって新しい受話器は全く違う構造をしているし、何が何だか・・・という感じです。旦那が2日間頑張って、ようやく設置終了。

しかもうれしいことに、今まで「ブー」ってびっくりするぐらい大きな、嫌な音が鳴っていたのですが(ドイツではよく聞く音ですけど)、それがピロピロ~と可愛い音になり音量調整もできるようになりました。

私が気に入った受話器がこれです!

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かわいくないですか?私は気に入りました!ボタンのところの色遣いがとってもツボ!

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ドイツメーカーらしからぬハイセンスな感じがいいし、もうシンプル・イズ・ベストっていう感じ。

古い受話器と比べてみました。

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全然違う~!かわいい~!

左下に写っているのが電気のスイッチなのですが、これも近々変えようか・・と話しています。もちろん自分で(笑)。ホント、今回のリノベではいろんなことが自分でできるということを学びました。もちろん時間はかかってしまいますけど、自分でできれば壊れた時も修理もできますしね。