Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆日本のクリスマス

昨日はお友達の家に遊びに行ってきました。

なーんと雪!近いのに雪が降っています。

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これ、工業雪とでも言ったらいいのかな、近くの工業地帯から出る水蒸気が雪になったんだそうです。上空の空気や気温などが水蒸気を雪に変えたそう。

友達からすごく素敵なクリスマスの木製のオーナメントをニコラウスのプレゼントに頂きました。そしてあわせてオーナメントの手作りキットも。自分でオーナメントを作るのです。簡単そうで難しい、でも楽しい。友達が色々教えてくれたので、娘が寝てから家で引き続きコツコツと・・・。

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とっても素朴なオーナメント。でもキラキラしたものより「こういうのがいいなー」と思えるようになりました。

ドイツのクリスマスも9回目!色々めんどくさいこともあるけれど(主に義理両親関係)、でもクリスマス自体は静かで、伝統的で素敵だなあと思います。

今回、この時期に日本に一時帰国したので日本のクリスマスシーズンの雰囲気を久々に感じました。お店もどこもクリスマスの飾りでいっぱい。まだ日本に住んでいた頃はこの時期、ちょっとなんかわくわくするような気分でクリスマスだなあという気分でいたのに、今の私は日本のクリスマスの盛り上がりを見ても何も感じないというか、なんというか商業的な雰囲気にちょっとひいてしまっている自分がいました。

日本が変わったのではなく私が変わっただけなんですけど、うまく言えないけれど薄っぺらく感じてしまうというか、単なるイベント的な感じで、まあそりゃ単なるイベントなんですけど。ドイツのクリスマスを何度も見るうちに私の感覚が変わっていったんでしょうね。

なんの違和感もなかったクリスマスケーキも、クリスマスにケーキってなんか違うわ・・・と思ったり、耳に入ってくるアメリカ系クリスマスソングがなんか違う!って思ったり(よく旦那がグチグチ言っている気持ちがわかってきました・・・)、でもそういうのが「日本のクリスマス」という感じでまた一つの日本らしさでもあるんですが。

以前ドイツに住んでいた日本人の友達が、「プラスチックのツリーはなんか違うって感じてしまって、ドイツの本物の木のツリーが恋しい」と言っていて、あーなんかわかるなーと。本物の木のツリーは結構色々面倒なんですけど、それでもそればかり見ていたらそれが普通になってしまうんですよね。とか言いながらプラスチックのも持ってますけど(笑)。

ちょうど一時帰国していたのが11月だったのですが「ブラックフライデー」のセールをしているという広告やニュースを見て、ついにブラックフライデーまで日本で始まったの!?と。日本ではオクトーバーフェストもクリスマスマルクトもやっているし、ハロウィンにブラックフライデー、もうほんと「ちゃんぽん」状態になってしまってますね。そういう新しいものをどんどん取り入れていくのが日本の良さでもありますけど。

日本って手に入らないものがないですよね、どの国のものでもほとんど手に入るし。アドベントカレンダーもHARIBOもLindtのチョコだって、オーガニックブランドのコスメだって、ハンドクリームだって普通に手に入るし、お土産に困るほど日本はなんでも売っています。ドイツなんてそういう意味では日本と真逆ですね・・・。

ちょうど日本にいるときに「餅つき」の中止に関して報道されいました。衛生的な観点から中止するところが出てきていると。賛否両論あると思いますが、そういう日本の伝統的な文化はお餅つきに限らず大切にずっとずっと受けついで欲しいなとすごく思います。

日本で開催されているドイツのクリスマスマーケットには行ったことはありませんが、オクトーバーフェストのように本場とは似て非なるものになっているのかな。今年のクリスマス、まだマルクトに行っていないのですがこの時期の風物詩でもあるし絶対に行きたいな!と思っています、まあ必ず行く機会はあるでしょうけど。