Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆カーニバルと共存するお正月

新年あけましておめでとうございます。



ドイツはとっても寒い元旦となりました。雪は降っていないのですが木や草の水蒸気が凍り付いた真っ白な日となりました。それはそれでとっても綺麗です。

31日は夜から友達の家に行き、お庭のグリルで温められたあったかグリューワインを飲みながら外にいたのですが、寒かった・・・。友達の家のエリアだけ大雪。でもとっても綺麗。

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近隣の工場からの水蒸気が雪になったもの。ほんと半径数百メートルぐらいだけに雪が積もっているような不思議な空間。お庭でぐつぐつ煮込まれたグラーシュもとっても美味しかったです!

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さすがに家の中で食べましたけど。あとはちょこちょこ持ち寄ったりでおいしく楽しい大晦日。ここ数年は年末年始は日本に帰国していたので久々のドイツでの年越しとなりましたが、こういう大晦日があるなら悪くない!来年もぜひ一緒に!と誘ってもらえてうれしい限り。娘もテンションが上がって眠いのに寝たくない機嫌の悪い感じに突入し、年越し前にはようやく寝入り、外で繰り広げられる花火の爆音のなかぐっすり寝ていました。

年越しはゼクト片手に人様の花火を観覧。

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そして年が明けて1月1日。

鎮座するクリスマスツリー。やっぱり来年は撤去だな。なんか新年というすがすがしい気持ちがどうしても欠けてしまうなあ・・・。

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遅めの朝ご飯としてお節を頂きました。

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例年、パパとママはお友達とにぎやかに年を越していたので今まで1度も会いに行ったことはありません。「家族」という日ではないので。でも、今年はもうそういうことも出来ず、パパとママは家で二人で静かな年越し。ドイツ人には「元旦」って感覚は無いですけどね。でもママが「家族なのに来ないの?」みたいな皮肉を言ってきたらしく、ちょっとだけ行ってきました。お節を小さなお皿に詰めて口には合わないだろうけど日本の伝統よ、ということで渡したら手でつまんで食べてました(笑)

旦那が「これはジャガイモね」ってママに説明してたのは栗きんとん、おいおい!。エビも皮のむき方がわからないだろうしもったいないなーとは思いつつも縁起物だしね。

そんな実家は・・・、クリスマスの名残がありつつも、派手な紙の飾りが出現。

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ええ、カーニバルです。年が明けたら次の楽しみはカーニバルなんだと(2月)

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もちろんクリスマスの飾りはすべてそのままだから、家以上にお正月感のない実家。テーブルの上にはクッキーが並んでいるし、シナモンの星形のアイスクリーム(by ALDI)が出てきましたけど、まだまだ完全にクリスマス。

娘は紐と戯れて楽しそうでしたが・・・。でもやっぱり来年からはちゃんとお正月をしたいと思います。つまり、日本に帰るのが一番!?、でも大晦日はドイツでも楽しかったしなあ・・・。

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娘の着ているセーター、これは私が子供のころに母が編んでくれて着ていたもの。40年近くの歳月を経て、娘が着ました!いつか娘に娘が生まれてまた着てもらえたら嬉しいなあ。

旦那の実家には旦那の小さいころ遊んでいたおもちゃが山ほどあるらしいのですが、いつまでたっても出てきません。レゴデュプロとか今の娘にピッタリなのに・・・。旦那がそれとなく聞いたら、倉庫の奥の奥にあるから自分たちで取り出しなさいって。あーあ、また1日仕事とかになるしそのためだけに実家に入り浸るのもなあ・・・。娘が生まれる前から散々「何でもあるわよ」って言ってたんだから、ちょっとずつでもパパが元気な時に用意してくれてたらよかったのにさー!とは言いませんでしたが、娘がデュプロで遊べる日はまだまだ先ですね。

昨夜はあまりちゃんと寝てなかった娘は、かなり長いお昼寝中。起きたら真っ白な景色の散歩に繰り出す予定です。

結局朝のお節以外お正月らしいことは全くない1月1日になりそうです。

家族みんなが健康で幸せな1年でありますように。