Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆ママのお葬式

本日、無事にママ(義母)のお葬式が終わりました。とてもお天気の良い秋晴れの日で気持ちよくママをおくることが出来た気がします。

3ヶ月前のパパのお葬式を再度繰り返したかのような全く同じ場所、ほぼ同じ参列者。牧師さんが違ったぐらいです。

 

livingingermany.hatenadiary.com
でも長く寝たきりだったパパが亡くなったのと、とっても元気だったママがあっという間に弱って亡くなったという違いもあり、また亡くなってからお葬式までの期間もママは短いし、またママ自身が明るく社交的なタイプだったこともあって、参列した方々の悲しみはパパの時よりも大きかったように感じます。

お葬式の流れはパパの時と全く同じなのですが、最後にお墓に掘られた穴に土と花びらを参列者が順番に入れますが、前回は旦那に続いて私が入れました。その順番に血の濃さとかがあるのかはよくわからないのですが家族だし、と思って自ら2番目にやりましたが、今回はママのお兄さんとその奥さんがいるので嫁である私はどのタイミングでやるのだ?とちょっと一人、心の中で不安だったので旦那の後は私が叔父さんの背中を押してどうぞ!と先にやってもらうつもりで意図して叔父さんの横を陣取り、心構えをしていたのですが叔父さんが自ら2番手に行ってくれたので、叔母さんが続くかと思ったら、叔母さんが私にどうぞって言ってくれたので私は3番手で。こういうの難しい。

お葬式の後はレストランでランチ。ママとパパの長年のお友達や親戚などが集まりましたが、ママやパパの誕生日会などを通じて、どの人も良く知っている顔。でも、もうママもパパもいないからきっとこのお友達の方々と今後会うことは無いんだろうなあ・・・と思うと、ふと寂しさと言うか、こうやって関係が終わっていくんだなあとしみじみ。親戚関係は会うこともあるだろうけれど、お友達となると直接私達が友達なわけではないし。旦那の両親の友達までこうやって何度も会うなんてなかなか日本では考えにくい環境ですよね。

パパのお葬式もママのお葬式も本当に近い親戚・友達だけが来てくれた、というかよく顔を合わせる人しか旦那も連絡先がわからないので必然的にそうなるのですが、義理で来てもらうような事もなくこじんまりした温かいお葬式だったな、と思います。親戚やお友達同士も誕生日会とかで何度も会ったことがあるので直接の知り合いではないとはいえ、みんな顔見知りですからね。

だからこそママのお兄さんであるベルリンの叔父さんがこのところ入退院を繰り返し、ママとずっと会えてなかったこととかも良く知っていて、お葬式に来た叔父さんの顔を見た瞬間に涙を流して「来ることができたんですね」と話しかけてくれるお友達が多かったのが印象的でした。

みんなでのランチが終わり、その帰り道、ベルリンから来た叔父さん夫妻がうちにやってきました。昨日できなかったカフェを今日することに(笑)。

タミラちゃんもようこそ!

DSC_4025.jpg

私達の結婚式にも来てくれたし、なんだかんだと私とタミラちゃんの付き合いも長くなりました。現在13歳。老犬の域に入ってきていますが、子供のいない叔父さんや叔母さんにとっては子供のような存在なので是非とも元気に長生きして欲しいし、自身の病気や家族の死など悲しいことが続く叔父さんのこと、もうちょっと頑張って支えてよ!

可愛い顔してるんだけどねー、愛想が無いよー!カーペットの色とかぶってるねー。

DSC_4026.jpg

明日は叔父さん夫妻とちょっとお出かけします。あまり長くは出歩けないので少しお散歩するぐらいになりますが、明後日には帰ってしまうので明日、一緒にゆっくりできたらなと思います。なかなか会えないし、叔父さんがいつまで元気でいてくれるのか、もしかしたらもう会えない可能性もあるのか・・・そういうこともちょっと頭を過ぎりますが少しでも楽しい思い出になればと思います。