Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆予想通りやはりグダグダだったイベント

昨日12月6日はニコラウスの日でした。歴史的なこととか細かいことを知りたい方は別途検索してください(笑)。だって私も今ひとつわかってないんだもーーん!

 

本当のクリスマスの時に来るサンタさんはアメリカの影響を受けた商業的なものだって言われていたりして、この12月6日に来るニコラウスが本当のサンタクロースなんだ、みたいな話とかも聞いたりしますが、私自身どの話が本当でどうなのかよくわかっていません。

 

現状ではこの12月6日のニコラウスは小さなプレゼントを持ってきてくれて、メインのプレゼントは12月24日にツリーの下に置かれるという感覚。

 

うちの旦那はこのニコラウスにクリスマスに欲しいプレゼントを書いたお手紙を渡すって言ってます。渡すというか5日の夜にブーツの中に手紙を入れておいたらニコラウスが来てくれて手紙を取り良い子にしていたら小さいなプレゼントを代わりに入れていってくれるそう。まっ、その辺は家族ごとに色々事情もあるでしょうけれど。

 

そんな12月6日のニコラウスの日は色んなところでイベントがあります。

 

今回はそんなイベントの報告を。

 

先ずは保育園。いつも行っている保育園に15時に集合。何時までなのかもわからず、とりあえず15時少し前に行ったら一番乗り。そして室内の準備も整っておらず(笑)。すでにグダグダした感じが伝わってきます。

 

ダラダラと人が集まってきて、適当に用意されているお菓子とかコーヒーとかジュースとかを勝手に頂き、子供達はお絵描きとか。兄弟姉妹も参加OKだったので大きな子もいたこともあり、だんだん暴れだして、棚を開けておもちゃを勝手に出したりしてもうしっちゃかめっちゃか。今日は何のイベントなんだか。

 

先生による「はーい、みなさーーん!今日は何の日かな?」みたいな仕切りがあるわけでもなく16時までの1時間、そんなグダグダした時間。おもちゃも転がり、テーブルも荒れ、がやがやした中、ニコラウス登場5分前ぐらいに適当に歌を歌う。「とりあえずこれを歌いましょう」、みたいなことで一人が音頭を取ってくれて歌うが、微妙に時間が余ったら、「じゃあこの歌も歌います?」みたいな。歌ってるのは親ぐらいで子供達は遊びに夢中。

 

そして一人のおじさんが「今、そこでニコラウスを見たよー」と入ってくる。←ちょっとだけ演技。ここで子供達はちょっと気にかけるようになり、そしてニコラウス登場。

 

サンタクロースみたいな格好をしてると思ったけど違ったわ(笑)

 

この方が登場しました↓。横の棚に立てかけてある棒みたいなのを持って。足元の袋には子供達へのプレゼント。もうちょっと袋にこだわってーー!ドラッグストアの袋やーん!

 

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ちょっとお話があるが私は今ひとつ理解できない。

 

みなさーん、ちゃんと座って聴きましょうね!みたいな指導も特に無く、うだうだ。写っていませんが保護者達も日頃は子供用に置かれているマットレスでくつろいだり、人の話を聴く姿勢ではないわよーーー!と言いたくなる。

 

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机の上もこんなグチャグチャ。誰がどこの席なんだか、もうそんなこと全くわからなーい。「もうすぐニコラウスが来ますよ!みんな机の上を片付けて前に集まって!三角座りして待ちましょうねー!では、みんなでお歌を歌いましょー」みたいな流れちゃうん??

 

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待ち時間の間に、係りの先生が私のところに来て申し込みの時に書いたコメントについて質問される(やめてー、よくわからんかったことなのーー、スルーして欲しかった・・・)。

 

「ニコラウスに子供に向けて言って欲しい言葉」っていう欄があって、何を言ってもらったらいいのか全くわからず。先日も書きましたけど日本的には「ママとパパの言うことをよく聞くんだよ!夜は早く寝るんだよ!」とかそういう方向かな、と思ったけど、ちょっとなんとなく違う気がして、他のママが「クリスマスっぽい言葉」とか「ファンタジーな言葉」みたいなことを書いてたしそれを真似て書いていたら、どうやら違ったらしい。

 

「家ではどんなことをしてる?何が好き?好きな食べ物とか、好きなキャラクターとか」と先生に質問される。とっさに出た一言が「娘はよく私のお手伝い(というか真似)をしてます」って答えたら「それよそれーー!」と嬉しそうにメモをして去っていきました。

 

結局、後でわかったのですが、一人ずつニコラウスに呼ばれてプレゼンをもらえる時にニコラウスが「○○ちゃんはレゴで遊ぶのがとっても上手なんだってね」とか「○○くんはサッカーが大好きなんだね」とかそういう子供の日常みたいなのをニコラウスが言うことでニコラウスは子供達のことをずっと見てるんだよっていうことなんだな、と。子供からしたら「何でニコラウスが私のそんなことを知ってるの?」って思うってこと。

 

そっかー、そういうことかー。ひとつ勉強になりました。うちの娘もニコラウスに「○○ちゃんはお母さんのお手伝いが大好きなんだねー」って言われました(笑)。

 

娘と共に私もドイツの伝統を学んでいく気で望まなければ。

 

ニコラウスが帰るのも特に「さよーなら」みたいなのも無くて、がやがやした中で去っていく感じ。

 

ちなみにプレゼントの中身は。猫のキーホルダー(手作りで可愛かったです)、チョコレート、石ころ。でした。石?これも何か伝統なのかな?娘はその石ころを大切に宝物ボックスに入れてました。

 

ニコラウス登場までに保育園で振舞われたお菓子の中にも普通にチョコがありました。もう2歳だったらドイツではチョコはなんの抵抗も無いお菓子のひとつなんですかねー。うちは積極的にはあげてないけれど、出てきたら食べるぐらい。でも娘はチョコが美味しいものであることはよく知っています。

 

なのですが!先日の胃腸炎の時、友達の家でチョコレートを食べてその後、家に帰ってから吐いたのでチョコレートとは直接の関係は無かったものの「チョコを食べたから気持ち悪くなったのかもね」と言ったこともあり、それ以来チョコを見ると「これ、ウェーね」と言って食べなくなりました(笑)。それでいい、それでいい。

 

この日、PEKiPのドイツ人ママのグループでニコラウスの日のメッセージのやり取りがあったのですが一人の女の子の写真がこれ。

 

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え。。。。。なんだこの巨大チョコ。「これが娘の今日の朝ご飯だったわ。クリスマス前は砂糖モノが多くてほーんと最悪よね」ってコメント。おいおい!それを置いたのはあなた達では??と思いつつも、いやいやもしかしたらニコラウスが来たのかも知れぬ、と何も言えませんが・・・。横で彼女を見守る巨大ニコラウスチョコも見えるぞ!

 

ホントすごいわ。

 

保育園のイベントは誰かが締めくくるわけでもなくダラダラ終わって帰っていくので、私も早々と退出し、続いては前日に靴下をかけにいったホームセンターへ!

 

ニコラウスが来ますよー!ってイベント。

 

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こちらのニコラウスは絵に描いたようなサンタの衣装。記念写真のプレゼントも。後ろの赤い布とニコラウスの色がかぶってるぞー!

 

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写真の後、事前に靴下をかけていた人は靴下が返ってきました。ざっと見たところまだまだ100足ぐらいはあったような。もし靴下をかけていなくてもその場でプレゼントが貰えていました。でも靴下の中に入っているほうが豪華だったかな。

 

私達の即席靴下は穴が開くこともなく何とか無事でした。中にはクッキー用の可愛い缶をはじめ、チョコレートやみかん、胡桃などの定番モノが入っていました。

 

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このホームセンターは以前ガールズパワーナイトに行ったところ。

 

www.livingingermany.me

 

あの時も、スタッフの雰囲気とかが暖かくて素敵だなーと思ったのですが、ニコラウスのイベントでもいい人たちばかりでした。日頃からよく買い物もするし、こういうイベントごともいい感じだし、色んなチェーン店が多いホームセンター業界ですが、やっぱここはいいなーと思います。

 

保育園からホームセンターに移動して、ニコラウスから色んなプレゼンをもらって嬉しそうな娘。「ニコラウス!ニコー!ニコー!」とか叫びながら相当テンションの高かった娘に家に帰ってきてから「これは誰にもらったの?」って聞いたら

 

「おじちゃん」

 

って言ってました(笑)

 

それでも相当楽しかったのか寝る時も「おじちゃんにもらった!」と言いながら猫のキーホルダーと一緒にベッドへ。枕元には宝箱に石ころを入れて「たのしかったね」と言いながら寝入りました。うんうん、楽しかったならよかった。