ここヘッセン州は6週間の夏休みになっていますがうちの娘の通う幼稚園は6週間のうちの後半3週間が夏休みです。
来週いっぱい通って、それから夏休みです。
でも、世の中はすでに夏休みなので(小学校以上はお休み)、幼稚園のお友達ももう夏休みになっている子も沢山います。
ドイツではこの夏休み前が年度末のような感じ。夏休み明けから新しい学年になります。小学校の入学式も夏休み明けです。
ということで、娘が仲良くしていた幼稚園のお友達の多くが小学校へ行ってしまうので寂しい限り。同じ年の子が少なくて、基本的に遊ぶのは年上の子たち。その中でも年長の子たちが、一番ちびっこの娘のことを可愛がってくれて、家に遊びに行ったり来たりする子も年長さんの子が多くて、つまりもう遊べなくなっちゃうんですよね。もちろん遊ぼうと思えば連絡したらいいんだけれど、今迄みたいには会えません。
先週、娘のクラスでこの夏卒園する子たちのお別れ会ということで近くの公園に水遊びピクニックに行ったようです。肌寒くて水遊びはしなかったみたいですが、娘のクラスは3人の男の子が小学校に行くのですがそのママ達だけは参加して、公園でケーキとかを振舞ってくれたようです。
今年、娘のクラスからは男の子3人が小学校に行くのですが、その3人ともよく娘から名前を聞きました。私も誰が誰だか顔がわかるほど知ってます。娘にとっては一番大きなお兄ちゃん達、きっと色々遊んでもらったのでしょう。クラスは縦割りなのでそうやってお兄ちゃんお姉ちゃんから色々(いいことも悪いことも)学んでくれます。
変なことを覚えて来ては、大体のことは「誰に聞いたの?」「誰がそんなこと言ってたの?」と聞けばその3人の名前が出て来てましたからね。
そんな年長の男の子の一人、ユリアン君。彼がねーほんといい味出してた。
娘を迎えに行った時に、どうしてもうちの娘と家で遊びたいという「レナちゃん」がいて、でももうその時点で17時前だったので、その子のお母さんと話して、翌日遊ぶことにしました。でもレナは泣いて泣いて「今日遊びたいのー」と言って聞かない。ちなみにレナちゃんも年長さん。
私は泣くレナに「明日遊ぼう、ちゃんとママとも約束したから絶対遊べるから!」と説得するものの泣き止まない。
そんなレナを見て、ユリアン君が一言
「Lena, Nein heisst Nein!」(レナ!、駄目なものはダメ)
と一言。
惚れるぞー!ユリアン。大人な発言してくれるじゃないかー!思わずレナのママと顔を合わせて笑ってしまうほど、ユリアンの言うことは正しくて、その言い方がもう大人でした。
先日、プールでそんなレナとユリアンと偶然会い、嬉しそうに楽しそうに遊ぶ娘。私とじゃ行かない滑り台も、レナに誘われたら行くよねー!って感じで連れまわされてましたけど、水中メガネで水の中に潜るレナを見て、娘が「大きくなったらレナみたいに出来るかなー」ってそうやって色々見て学ぶことも沢山あって、きょうだいのいない娘には本当に幼稚園の子たちに助けられました。
また夏休み明けから新しい子たちも入ってきて、今まで一番ちびっこだった娘も小さい子たちを世話したりするのかな。2年目も楽しく通ってもらいたいな。