Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆第3の性、身近なところで目にするようになりました

人手不足はどの業界も同じなのか、今やお店でも街を走るトラックでも、とにかく至る所で

 

Mitarbeiter gesucht (求人募集)

 

の広告を見ます。

 

こういうの。

 

f:id:miyabi2:20200227052005j:plain

 

真ん中の方に(m/w)と書いてありますが、mが男性、wが女性の頭文字なので男女ともに募集してますってことなのですが、最近よく見るとほとんどの求人がこうなっています。

 

 

f:id:miyabi2:20200212050456p:plain

 

 

f:id:miyabi2:20200212050939p:plain


m/w/d や m/w/x というように、従来のm/wに加えて、最後に「d」や「x」が付いているんです。

 

dはDivers(その他/多様性)

xはXジェンダー

 

だそうです。

 

 

 

これに気づいたのはすごく最近なんですけど、1年ほど前にドイツで第3の性が最高裁で可決されたみたいなニュースがあったのはふわっと覚えているのですが、こうやって日常生活で目にするようになったんですね。

 

ドイツでは日本に比べるとLGBTもオープンです。男性同士で結婚している同僚もいるし、うちのお隣さんもゲイカップルです。普通に身近にいます。自由に自分らしく生きている人が多いなという印象です。

 

私自身はそれに賛成とか反対とかそういう強い思いを持っているわけではないのですが、先日書いたベジタリアンの話と同じで、「そうなんだー」という感じで普通に受け入れるというか、もうそれが特別なことでもないような感じです。ドイツに暮らしたことでこういう感覚になったのか、年齢的にそうなったのか、そもそもそういう性格なのか、今となればよくわからないのですが「それでいいんじゃないかな」という感じです。

 

日本でも企業などで「ダイバーシティ推進」って掲げられることが増えてきたと感じます。「男性の育児休暇取得率向上」とか「働き方改革」とかと同じで、そんなことを掲げずとも自然に出来るような、受け入れられるような世の中になるといいなと感じます。

 

 

 

そろそろ同僚が育休から戻ってきます。男性の同僚で子供が生まれた日から1か月の育休を取りました。「え?育休取るの?」なんて反応もなくて、「ふーん、育休取るんだねー」ってな感じで、普通にいつもの休暇に行くような感じでした。

 

コロナウィルスが猛威を振るっているので、「体調が悪ければ会社を休みましょう」っていう文言もよく目にしますが、ドイツ人的には体調悪けりゃ休むに決まってるやん、って感じでしょうか。旦那は先週、体調不良で1週間休みました。普通に起きて食事して、ちょっと長めに寝てましたけど3日目からは業者の対応とか買い物とか行ってました。それでも「病欠」なのです。

 

ちょっと話はそれましたけど、こういうところで色々と日本との違いを感じます。