Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆そんな簡単に病欠!?

あまり体調のことを書くと、これを毎日読んでる母が心配しそうですが、

数日前から、ちょっと膀胱炎気味。

膀胱炎は6年ぐらい前、それもドイツでなったことがあります。

そのときはなんだかわからなくて、とにかく辛くて

しかも突然やってきたのでびっくりしたのを覚えています。

それから全く無くて、なぜか今週はじめあたりから

なんとなく予兆みたいなのを感じました。

段々と悪くなっていくので、水曜日の午後仕事を抜け出して

とりあえず病院に行こうと思ったのですが、

水曜の午後というのは、基本的にお医者さんは閉まってるんですね。

歯医者ぐらいしか行ったことが無いのでそんなことも知りませんでした。

同僚が親身になって心配してくれて、

とりあえずあまり効かないかも知れないけれど、薬局で市販の薬を

買って飲んでみたら?とのこと。

抗生物質を飲めばすぐに治るのは知っているのですが、

それには処方箋が必要らしく・・・。

とりあえず薬局で相談。

テーとタブレットがあるけどどっちにする?

え??テーですか・・・・。つまりハーブティです。

薬局でハーブティを勧められるとは、ほんとドイツらしい。

すでに膀胱炎に聞くといわれているハーブティは買って飲んでいたので、

タブレットで、とお願いしたらブドウの葉っぱが使われている

BIOのお薬を処方されました。抗生物質ではなく、自然のお薬。

とりあえずそれを飲んでしのぎました。

薬局でも、同僚も「たくさん水を飲むこと!ジュースは駄目!コーヒーも駄目!」

と、膀胱炎=水分を取る!というのが常識かのごとく

誰でも知ってるので、もしや膀胱炎はドイツではかなりポピュラー?

昨日1日様子を見ましたが、日中は良くなっても夜の間にまた痛くなって

あまり眠れなかったので、朝イチで病院に行きました。

わたしはHausarzt(いわゆるかかりつけ医)は無いので、

同僚が昔行ったことがあるという病院に連絡、

予約は要らないので、いつでもどうぞ!と言われ

行った病院は、ドイツ人ではないおば様先生でした。

東欧かロシアか、ちょっと東の方の感じ。

Hausarztって病院っぽくなくて、書斎みたいな感じで

今まで何件か見たことがありますが、どこもそんな感じ。

看護婦さんとかもいなくて、先生1人。

なんだか先生の書斎に入れてもらった感じです。

そのHausarztが症状を見て、何科に行くべきかなど判断をして

紹介状を書いてくれて大きな病院にいくという流れで、

大したことが無い場合は、Hausarztで事足ります。

膀胱炎気味だというと、「いっぱい水を飲みなさい!」と。

あとは清潔にしておくように、とのこと。

アジア人、特に日本人は膀胱炎にかかりにくいらしいです。

ドイツ人などは毎月のようになる人もいたり、慢性化してる人もいて、

わたしの場合は、たまたま冷えたとか、菌が入ったとか、

そういうことなのであまり心配はしなくていいから

お薬をちゃんと飲んで、一杯水飲むのよ~!って

わたしの体にも触らず、検尿もせず、ただ話して終わり。

ものの3分ぐらいでした。

それでもそのおばさん先生は、「わたしはドイツ人じゃないから、

そういう意味では(あなたも外国人だから)頼ってもらっていいから、

何かあったらいつでもいらっしゃい、予約なんて要らないから

不安に思わずすぐにいらっしゃいね」と言ってくれました。

この言葉にすごく感動しました。

そうなの、そうなの!病院にいくのが本当に嫌なのよ!!

治療が怖いのではなく、言葉の壁。

受付できっついお姉さんに当たったり、

あまりいい先生に当たらなかったり(←これは今まで恵まれてます、幸いにも)

そういうことを考えると、行くのが億劫になってしまいます。

なので今日みたいに、外国人を助けたいみたいな話をしてくれるとジーンと来ます。

処方箋をもらって、最後に

「Krankschreiben?」と聞かれたので、何のことかと思っていたら

会社休む証明書を書こうか?って・・・。

ドイツの場合3日以上会社を休む場合は必ずドクターの診断書が必要で、

もちろん1日でもドクターが診断書を書けば休めます。

結構簡単にそれを書いてくれるお医者さんがいるらしいとは聞いていたのですが、

先生が「仕事は駄目よ!」というのではなく、

患者であるわたしに、要は「休みたいか?」と聞いているわけで・・・

もちろん断りましたし、1日仕事しましたけどね。

すぐにお薬を飲んで仕事したら、もうすっかり良くなりました。

恐るべし抗生物質。

お薬も自然のお薬のほうが体にいいのはわかっていますが、

その分即効性はありません。

それでもゆっくりゆっくり「健康的に」治療するのがドイツ流。

だけど、本当に辛ければそれをすぐに取り去ってくれる抗生物質は

わたしはそれなりに大切だと思います。

まっ、うちの彼なんぞ自然薬しか飲みませんし、

風邪をひいたら、まずハーブティー。

それで何日も寝込むのもどうかと思うのですが・・・。

ちょっとのどが痛い、なんてことをママに言った日には

次の日ハーブティがうちのポストに入ってます。(Byママ)

おかげでうちはティーバッグだらけです。邪魔なんですけど・・・・。

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