ドイツの家賃は、ガスや水道代を含めて一定額を支払うのが主流です。
もちろん一定額なのでたくさん使ったり、支払っているほど使わなかったりしますので、年に1度Jahresabrechnungとしてその差額調整の請求書が届きます。
うちにも先日届きました。大体の場合追加で支払ってる気がします・・・。
一度ぐらい払い戻しとか無いのかしら・・・。
その手紙は大家さんから届きます。うちの大家さんは近所に住むご夫妻。
うちは4階建てのアパートですが私達のように大家さんから借りている人もいれば
持ち家の人もいます、大家さんも同一人物ではなく
大体の場合、その部屋を買った人が更に誰かに貸していることがほとんど。
そんな年間の差額調整表と一緒に「Hausordnung」が入っていました。
2枚にわたって超長いHausordnung。
まあ、これはいわゆる生活のルールみたいなもの。
大家さんが書いたものではなく、この建物を管理する管理会社が作成したもの。
家に入るときにも契約書にHausordnungが書かれてはいますが、
今回届いたのは、別のものでずいぶんアップデートされています。
・窓、扉は極力静かに閉めること(⇒階下に住んでるカップルが確かにうるさい)
・共有スペースである踊り場に物を置かないこと(⇒靴を外においている家庭あり)
・ベランダの花、植物は落ちないように固定すること
(⇒そういえば2年ほど前一度強風で1階のお庭に鉢が落ちた経験あり・・)
・長期不在のときは大家に緊急連絡先を伝えること、水道の配管に問題があったときなど家に入らざるを得ないため、責任のある立場の人が立ち入れるようにしておくこと
(⇒これまさにうちのことです、新婚旅行中に水漏れしてました)
・掃除機、洗濯機などの音の出るものは8時から12時、15時から20時に使用すること
・パーティーなどで22時を超えても行うときは他の住民の許可を得ること
などなどとにかく超細かいことが書かれています。
ここに住んで4年目になりますがこんな手紙が届いたのは初めて。
誰かがこのルールを逸脱しているのか(もしや・・・うちも原因?)
はたまた超口うるさい住民が入ってきたのかはわかりませんが、
日ごろ他の住民の行為を不快に思うようなことは、あんまりありません。
あえて言うなら階下の住民が窓を閉める音は私もびっくりするほどうるさい!
でも多分わざとではなくて立て付けが悪いんだと思われます。
最初はうちのアパートだけ(8世帯)での問題かと思って
誰だろう・・と旦那と色々と推理していたのですが、
よく読むとこの管理会社が管理している近隣のアパート全てに共通しているようなので、うちだけの問題ではないようですが、ここまで口うるさく書かれるとなんだか居心地悪いです・・・。まあ近所づきあいも何の問題も無いので恵まれていますが。
そんなお手紙に、大家さんがメモでメッセージを書いていました。
読めないんですけど・・・。