2日ぐらい前からちょっと喉が痛い。
唾を飲むのもやっと、という感じで風邪かな?と思ってましたが
こんなの直ぐに良くなるし、私の中では風邪に認定されません!
鼻水も咳も、風邪だろうけど風邪じゃない。
それでこの6年間1日も病欠無くやってきました。皆勤賞ですよ!
なので今回も薬も飲まずにいたのですが、喉に違和感を感じ
さぞかし腫れているのかなって思って鏡で喉を見たら白いカビみたいなのが一杯。
これ、過去にも経験あり。溶連菌ってやつかも!
ただ、今まではかなり高熱が出てからこの症状になったので何か違うかも。
でもこれから熱が出たらもっと最悪なので今日のうちに病院に行こう!
そうです、こういうときに困る、かかりつけ医がない私。
こういう時、どこに行けばいいのかわからず。
しかも喉だから耳鼻咽喉科かな?とも思われ・・・。
前に膀胱炎になった時に一度だけ行ったお医者さんなら知ってる!
「外国人が一番困るのが病院、私はいつでもここにいるから
何かあったらアポなしでいつでもいらっしゃい」と言ってくれたことを思い出しました。
あの時もあの言葉にかなり感動したのを覚えています。
昼休みに急いで行ったら病院の入り口に貼り紙があり
「4月5日まで休暇中」ですって!まあ今は休暇シーズンですからね。
とりあえずネットで探して幾つか病院に電話。
やれ予約でいっぱいだの、先生が不在だの、プライベート保険加入者しか相手にしないなど、予想通りことごとく断られましたよ・・・。明日の予約も一杯、来たいならイースター終わってからですって。
困り果てて上司に相談したら、身内に医者がいるからとその場で電話してくれて
「今から私の大切な同僚が行くから診てあげて!」と伝えてくれて、そのままそこに行くことになりました。
ちょっと遠いけど診てもらえるなら何より!渡された地図を持って行って来ました。
待ち時間もほぼなしで診てもらえました。先生も優しかった!
ってか、コネって重要ですね、悔しいけど世の中やっぱりコネですね・・・。
ここからが本題!
私の喉を診て「これは最悪な症状だね、菌だよ、菌」と。
やっぱり溶連菌のようです。
こんなに元気なんですけど!とアピールするも
熱がでてもおかしくないらしく、薬を飲みなさい!
そして人との接触は避けなさいとの事で出社禁止のレターが!
うわーこれ初めて発行される!
旦那がよくもらってくるあの紙だ!!
せいぜい2日ぐらいの自宅待機かと思いきやなんと、なんと来週一杯出社禁止。
目と耳を疑いましたよ。あり得ない~!2週間!?
こんなに元気だし、そりゃ数日待機はわかりますが長過ぎ!!
まあいわゆるドクターストップ。
でもストップのレベルが低すぎる!すぐにストップされます。
まあ、これを逆に利用する人がいるのも事実ですが・・・。
それに会社を休んでも有給が減るわけでもないし。
どこまでも労働者が守られる国です。ありがたいといえばありがたいけど・・・。
週末はイースターで四連休だしそこまで仕事に迷惑はかかりませんが
イースター明けはかなり仕事でも重要な週だし休めない!
よりによってこんな時期に・・・という感じです。
上司に相談して、いくらなんでも来週は働きたいというも、
お医者さんがその紙を訂正しない限りは無理とのこと。
こういうところ一切融通の聞かない国です・・・。
どれだけ本人が元気でもお医者さんが許さない限りは絶対不可。
でも唯一の救いは、上司の親戚なので上司が電話してあげる!とのこと。
木曜日に再度病院に来るように言われているので、
その際に先生と電話で話してあげるわ!とのこと。
どこまで面倒見てくれる上司なんでしょ・・・。しかも上司は明日から休暇。
休みだけど大丈夫よ!気にしないで!といってくれる上司。
本当に公私共々面倒を見てくれます。
こんな上司もまた外国人です(ドイツ語ぺらぺらでドイツ国籍も持ってます)。
今回は残念ながらお休みだった病院の先生も、
昨日の婦人科のインド人っぽいアシスタントも、そして上司も
こうしてドイツにいる外国人が外国人の私を支えてくれる。
もしかしたらみんな通ってきた道なのかな・・・。
それにしても明日から何しよう・・・。体は元気だし1日中寝ることも難しい。
でも明後日、お医者さんに「仕事OK!」って言ってもらえる様に意地でも治してやる!
3月の定期健診月ということもあって歯医者に婦人科、
そして今日のお医者さんとこのところ医者続き・・・。
でも全てタダです~。今日はお薬代だけちょっと払いましたけどね。
(もちろんお給料から保険料はたんまり支払っています。ただ病院の窓口では一切支払いはありません)
いろんな意味ですごい国やわ!