Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆ロブスター大騒動

毎週のように通っている魚屋さん。もう常連です。

いつ行ってもトルコ人で一杯のお店、お魚も毎度新鮮です。

お店はいつも賑わっており次々お客さんがやってきます。

お店にはスタッフが2人いて、2人がそれぞれ注文を聞いて内臓を出してお会計して

時々10匹ぐらい買う人もいて内蔵を出す作業に時間がかかることもあり

多少混雑することもありますが、比較的スムーズに流れるお店です。

そんなお店が昨日は大混雑・・・。めずらしいなと思いつつ

とりあえずお店に入ってみたところ、大混雑の原因がわかりました。

珍しくドイツ人(と思われる)の若いお母さんとNinaちゃんという5歳ぐらいの娘さん

この親子による大騒動により、お店の流れが止まってしまっていました。

途中から状況を見たので最初からはわかりませんが

その女性はそのお店では日ごろ取り扱っていないロブスターを特別注文し

取りに来ていたという状況でした。

そのロブスター、発泡スチロールの箱に入っていてまだ生きていて動いているんです!

ここのお魚屋さん、そういうオーダーとかも出来るんだすごいなぁと思って見ていたのですが

そのお母さん、注文していたわりにはどうお料理すればよいのかわからないらしく

お魚屋さんのスタッフに「あなたはどうやって料理するのよ?」みたいな感じで

かなり上から目線で何度も何度もかけあっていました。

なんでそんな言い方するかな?もうちょっと丁寧に聞けばいいのに・・・と

私はだんだんそのお母さんに対して嫌な感じを抱きました。

それでも魚屋のお兄さんはとても親切で、このようにお鍋に入れて・・・とロブスターを手に

説明するたびにママの横にいるNinaちゃんが「怖い」と言ってママの陰に隠れます。

確かにね、動いているロブスターは一見怖いよね・・・。

お母さんもそんな状況を察して早く終わればいいのに、

何度も何度もお兄さんに調理方法を聞くので、その度にお兄さんがロブスターを取り出し

そしてNinaちゃんが怖がり・・・と負のスパイラルに。

最後のほうはNinaちゃんが大声で発狂するようになり

「いやだー!一緒に家に帰りたくない!!」と叫ぶほどに。

お兄さんはロブスターをビニールに入れて何重にもして

動いているのがわからないようにしてくれました。

でもNinaちゃんは「いやだー」と叫び続けるので

お母さんは「娘が嫌がるので買いません」と言い出す始末。

でももちろん魚屋さんは特別にオーダーしたし、

買ってもらわなければいけません、と(そりゃそうだよね・・・)

「だけど娘が嫌がるの!だから無理なのよ」と。

「だったら来週取りに来るわ!」(ええ!??来週!?)

「新鮮なものなので来週というわけには行きません」(そりゃそうだよね・・・)

そんなやり取りが何分にも及び、お店は大混雑。

はじめこそ怖がるNinaちゃんがかわいらしいとは思ったものの

私と旦那はお母さんの常に上から目線の傲慢な態度に腹が立ち、

あんな口の聞き方をするような人間にはならないでおこうね、と旦那と約束しました。

あのロブスター、結局どうなったんだろう?