そして一番有名なのかな?ドレスデンのStriezelmarkt。
思い描くクリスマスマルクトのイメージがピッタリくる風景。
少し高いところから見ることが出来るのですが、この景色は感動。
こちらは今回で
579回目です。1年に1回のマルクトが579回目、ええ、579年前からということですね。
世界最古のマルクト、本当に昔からあるんですね。
少し上から見ることが出来ると書きましたが有名なこの門の裏側が
ミニ展望台のようになっています。
上から見る景色はとっても素敵。
なのですが、このミニ展望台、本当に怖かった。
何が怖かったって、写真は平日の午前中でガラガラなのですが
土曜日の夜、この展望台はすさまじいことになっていました。
身動きが取れないほど人の山。制限人数とか無いんだろうか・・・と心配なほど。
大きなドイツ人がたくさん上って崩れやしないかと・・・。
そしてそして、まあドイツらしいなあと思うのですが
写真でわかるように階段は両方向から上れて、展望台のところに両側から入れます。
コの字状態ですね、これがですね・・・
とにかくすさまじい大混雑の中で、両方向からアクセス可能なんです。
わかります?普通一方通行にしますよね、大混雑なんですから。
でも管理されていなくて両側からどんどん人が上ります。
降りたい人が降りれず人が団子のようになって行きます。
ほんと、これ怖かったです。上にたどり着いたはいいけれど降りられない。
さて話は戻りまして、ドレスデンといえばシュトレン。
ニュルンベルクがレープクーヘンならドレスデンはシュトレン!
嫌いではないけれど、一切れで十分です!という重みのあるケーキ。
カフェなどで「コーヒー1杯にシュトレンひと切れ」みたいなセットがありましたが、
そうそう、そういう感じなら食べられる!でも丸ごとはもらっても困る・・というもの。
私たちの訪問した土曜日はなんと「シュトレン祭り」の日でもありました。
人ごみで見えなかったのですが、ドレスデンの公式サイトから借りた写真がこれ
馬に引かれた小屋の中に入っている白い物体がシュトレン。
とにかくアホみたいに大きなシュトレンのお祭り。クリスマスマルクトの中で実施されます。
このシュトレンをお兄さん達が切って販売するのですが、
そのお兄さん達がね、シュトレンに負けず大きいのだー!
マルクトの一角ではシュトレンを作っている様子を見学できたりします。
Seiffenという街から来た木のおもちゃ職人さんの技も圧巻です。
この木で出来た「木」が可愛いのなんのって。
しかも超スピードで作り上げていきます。
夜に見に行ったときは「疲れたので今日はおしまい」などとやる気の無いおじさんでしたが
昼間に再度見に行ったら作ってました。
そういうちょっとダルい感じも職人さんらしくてほほえましい。
しかも観客も容赦なく質問しますね、職人さんもしっかり答えるし
こういうものづくりってドイツ人好きそうだしなあ。
ドレスデンのマルクトは色々見るところがあって本当に楽しかった。
何度回っても飽きない感じです。
そしてマルクトの食事も本当に種類が多くておいしいので
どれを食べようか迷うほどありました。
あー、また行きたい。色々食べたいなあ・・・。