Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆新居のキッチン「コの字はやめた!」

新居(とか言いながらもう引っ越して3か月以上・・・)、一番大きなリノベはキッチンでした。キッチンを自分で作るって特に日本ではあまり無い体験かと思いますが、いい勉強になりました。こういうことに困るんだーとか、こういうことになるんだーということとかそういう部分も含めてちょこちょこ書いていければと思います。

何度も何度もIKEAに通ってキッチンプランを立てて、自分たちで一から組み立てたキッチン。詳しくは過去の記事をご覧いただければ、どれだけ大変だったかわかるのですが、

これが、もともとのキッチン。前のオーナーさんが住んでいたころです。

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真っ赤なキッチンに、変な壁が立っていました。このキッチンも壁も床もすべて解体するところから始まったキッチンリノベ。

過去の写真の再掲載ですが、床を作っているところ。

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大量に届いたキッチンのパーツ。

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親方により壁と床のタイルが敷き詰められ、キッチン組み立てスタート。

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引き出しは私一人ですべて組み立てました。

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新しいキッチンの写真はまだありませんが(だってまだ水色ですものー)、元のキッチンとはすっかり変わりました。

こちらが古いキッチン。

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上の写真からも分かるように、コの字型のキッチンでした。

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ガスやオーブン用のコンセントの位置、排水溝の位置などは変えることができないので、向かって左にコンロとオーブン、右にシンク、食洗機というのは変えられません。

このようにコの字型にすると、作業エリアも沢山とれるしその分、収納も増えます。でも私はこのコの字になったときの角が作業エリアとしては使いにくいと常日頃から思っていました。以前のアパートのキッチンもコの字で角は結局コーヒーメーカーを置いたり、ものを置く場所になってしまっていました。そしてコの字にした場合、作業台下の収納がこれまた使いにくくなります。

通常このようなコーナー用の収納になり、取り出しやすいようにぐるぐる回る台がついていたりします。

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これ、収納という面ではかなりデッドスペースです。ぐるぐる回る台をつけると無駄な空間が多い、回る台をつけないということも可能ですが、そうなるとL字になった棚なんて奥のものは取り出すのも大変なのでほぼ使わないものしか置けません。

このコーナー用の収納(Eckschrank)がコの字キッチンの場合、コーナーの2か所につくわけです。キッチンが大きいならいいのですが、そこまで広くないので少しの収納の無駄も無くしたいんですよね。なので私はこの角を作るのが嫌で嫌で、コの字ではなく、左側と右側のみを直線のキッチンにすることに。

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窓側に作業スペースがなくなるのを旦那は反対しましたが、キッチンは私のテリトリーであり、日ごろ料理をしない旦那に反対される筋合いはないし、旦那は「見た目が良い」という理由だけでコの字にしたいと言っていたので、収納のことか角がデッドスペースになることとか何もわかっていません。ここは私の意思を通させてもらい、コの字はやめました。今後この上の写真に写っている窓の下にあるハイツング(暖房)は撤去してもらう予定です。

これは引っ越して3か月以上たつ今も、正しい判断だったと思います。作業台は壁まで隅々まで使えるし、収納もすべて手が届くので無駄がありません。コの字ですべての壁が作業台になっているよりもすっきりしてより広く感じます。

コンロと流し台が逆側にあるのでお料理中はクルクル動き回る必要があるため、その動きを考えた場合、中央の空間が広すぎても使いにくいので、少し縮めるために通常は奥行きが60センチである作業台を72センチのものにしました。左右それぞれから12センチずつ、計24センチ近づいたのでくるっと振り返って1歩踏み出すぐらいで作業ができるので動きやすくなりました。作業台の下の引き出しや棚は奥行き60センチのものなので手前に設置しているため棚の奥は空洞になっています。旦那も親方も「そんなことしたらキッチンが狭くなるだけだ!」って言いましたが、キッチンの狭さよりも、調理中の動きやすさのほうが私は大切だったし、これも大正解だったと思います。また、この作業台の奥行を深くしたいというのもそもそもの希望でした。少しでも作業スペースを広く取りたいので。たった12センチ深いだけで全然違うんですよね。

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ただ、IKEAでもどこでも60センチ(IKEAは63センチ)が作業台の基本の奥行なので、既製品は使えず、特注になってしまいます。私たちは板の部分は別の会社でオーダーしました。結果IKEAで同様の素材の板を特注するより安くつきました。

ということでキッチンの形についてでした!またキッチンについてはちょこちょこ書きたいと思います!