Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆「ドイツ」に行ってきました!

一週間、ちょこっと旅行に行ってきました。北ドイツに出張のある旦那にくっついて。旦那も出張前の週末に休みをつけて4連休にしたのでゆっくりし、その後旦那が仕事の間、私たちも滞在して1週間ほどのんびりしてきました。

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でもね、いろいろあったんですよ。まっ、追々書くとして・・・

行先はGroermitzというところ。日本語だとグレーミッツと表記される町。デンマークにもほど近いドイツの北のほうです。その街を選んだのは、そこにしか宿が取れなかったから(←このネタはまた後程)。

でも、よかったです。バルト海に面しているのですが、ドイツの海は初めてでした。ドイツでも私の住んでいるところはドイツの中心からちょっと南という感じでしょうか、なので海は程遠くてドイツに海があるということを忘れてしまうような生活なので、「ここってドイツ?」って思ってしまう感じでした。

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車で6時間ぐらいでした。途中、ちょうど真ん中あたりで休憩を計画し、事前に子供の遊び場とかが充実しているサービスエリアをチェックしておきました。というのも5月にベルリンに行ったときにたまたま立ち寄ったサービスエリアがものすごくよくって、子供が楽しめる場所だったんです。屋外も屋内も遊ぶ場所がしっかりあって、電子レンジとかそういう設備もしっかりしてる。動きまくる娘をちょっとは遊ばせてあげたいし、「子供向け」っていうからいろいろ遊ぶ施設のあった前回のようなのを想像してたのですが、全然違って小さな公園があるのみでした。

しかもなぜかよくわかりませんが大型バスがやたらと来るサービスエリアで大混雑。普通の車も停めるのが大変なほど混んでいて、トイレも行列で・・・なにもここにしなくてもよかったよね・・・という感じでした。

子供向きって情報で行ったのに、トイレのおむつ替え台は故障中・・・。そして着くちょっと前にウンチをしていた娘は、こんな時に限って珍しく大爆発でフル着替えが必要なほど。おむつ替え台がなくてこの状態はかなりやられました・・・。壊れているけれどおむつ替え台のある車いす用のお手洗いには入れてもらえて、もう仕方なく床に座り込んで交換。旦那はその間、自分のお手洗いに行きました。もう久々に私一人では無理!っていう大変な状態でしたよ・・・。とりあえずかなり汚れた服をビニール袋に入れ旦那に持ってもらってたのですが、それをゴミだと思い込んでいた旦那はごみ箱に捨ててしまい、少ししてから「そういえば服はどこに行ったの?」と聞いたら、「服だったの?汚れてるっていうからおむつだと思ったよ!知らずに捨ててしまった・・・」と。おむつはトイレで捨てるちゅーーねん!と役立たずな旦那にイライラ。でもお気に入りの服だったから、旦那に探しに行ってもらいました。無事見つかりましたけど、かわいそうにごみ箱をあさる羽目になった旦那(笑)。

グレーミッツという町は、バルト海に面したリゾートエリア。リゾートって響きがぴったりくる感じではなく、なんというか海があって短いプロムナードがあってカフェとかお店が並んでいて、そこまで大きなエリアでもなく、田舎の海水浴場みたいな?

でも、寒くて海なんて入れませんよ。もちろん、少しでも太陽が出れば入っていた人はいますけど、修行レベルの冷たさかと・・・。足ですら「冷たっ!」ってなる感じでしたから。

今回、バルト海(Ostsee)に滞在して、ドイツ人のドイツでの休暇ってNordsee(北海)とかOstsee(バルト海)とかがよく話題に上がりますが、私は今まで「ドイツで海なんてね・・・」って思っていたのですが、実際行ってみるとそこに行く理由がなんとなくわかりました。

ドイツの海でもSylt島とかに行くと雰囲気は違うのかもしれませんが、グレーミッツとかその近辺の海辺は、夏休みということもあってものすごい大混雑だったんですが、「家族連れ」もしくは「老夫婦」か「犬連れ」だったんですよね、若者のグループとかがほぼいないので、ものすごくなんというか平和。ほんと「のんびり」という感じで、安心、安全みたいな言葉がぴったりくるようなそんな雰囲気なんです。

そして旦那が「ドイツに来たみたい!」って表現してたのですが、見事にそこにいる人はほぼ「ドイツ人」。こんなにドイツ人を見るのも珍しい。アジア人も見なかったけれど、それどころかほかの国の人をほぼ見なかったような気がします。大げさではなく98パーセントぐらいドイツ人だったような。店員さんもみんなドイツ人。

泊まったホテルは古めかしいところだったんですけれど(詳しくはまた今度)、ゲストがほとんど老夫婦で、朝食会場とかめっちゃ静か。そしてみなさんすれ違う時など必ず挨拶をします。娘にも一言二言話しかけてくれて、またホテルのスタッフも本当にいい人たち。「うわー、昔のドイツがここにあるよー」って旦那は興奮していました。だんだん時代とともに変わってしまっている今の日常ではない、昔のドイツがそこにあったんだそうです。

お天気は最初の2日間は雨。残念でしたが海で遊ぶわけにもいかないので、リューベックへ。一度行ってみたかった町。

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でもすごくお天気が悪くて、雨が降ったりやんだり忙しいお天気。この町は旦那の大好物の「マジパン」発祥の地だそうで、あの有名なNiedereggerのお店があります。私はマジパンが苦手なので全くなんとも思わないのですが、旦那はこの店の前でも「おーーーー!!Niedereggerだーーー!」と喜んでいました。

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雨で街歩きもままならないので立ち寄ったカフェのケーキがドイツのケーキなんだけれどおいしそうで、まあ見事にマジパンのものが並んでいたのですが「マジパンの入っていないケーキはどれですか?」と聞く私(笑)

その後、Travemündeという有名らしい海沿いの町に行きましたが、そこでも雨。霧のような雨なので傘もいらないといえばいらないし歩けなくもないのですが、でもずっと歩いているとびしょびしょになるような感じ。

翌日もお天気がいまひとつだったのですが、フェールマン島という島に。デンマークまでのフェリーがでているそうな。島と言われても、車で橋を渡るだけだからそこまで島っぽくないところでしたが、ここもまた夏休みを過ごす人たちで大混雑でした。

ドイツの海といえばこの風景

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Strandkorbというものが並んでいます。これについてはまた次の記事で!

このグレーミッツで4泊し、その後キール(Kiel)という町に移動して3泊しました。旅日記、少し続きます。