Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆クローゼットルームあれこれ

クローゼットルーム。

床磨きのためにすべての服や荷物を出して空っぽにし、床磨きは終わったのですがせっかくの機会なので引っ越しの時にできていなかった壁塗りや棚板の調整などをすることにしました。

このクローゼットルームにはIKEAのSTOLMENというシリーズのラックがついていました。こういうオープンラック。ポールや棚板を自由に組み合わせることができるシリーズです。このラックがクローゼットルーム一面に設置されています。

 

実はこのSTOLMENはこの夏に廃盤になってしまい、もうIKEAにはありません。

私たちのクローゼットについているのは廃盤になる前のもののさらに前のモデルです。日本人的にはあまり受け入れられない"クローゼットに靴を置く板"が2枚ついていて、それはさすがに不要だったのでebay(Kleinanzeige)で売りに出しました。

掲載当時はまだ廃盤ではなかったものの、ひとつ前のモデルだったから色が違うのもあってなのかやたらと問い合わせがありました。大きなものなので引き取りのみで掲載しているのに、「送料は払うから送ってほしい」という人にはさすがに梱包が大変なのでその分も値上げさせてもらうと答えたら返事なし。「遠くに住んでいるんだけれど、今度近くを通るから引き取りたい」という人との約束のタイミングが合わず、「玄関の前に置いておいてくれないか?」とかそういうやり取りをしているうちにその人が近くに来る日が終わってしまったとか。まあほんといろんな問い合わせがあったのですが、なかなか決まらない。

正直に書きますが当初は板1枚8ユーロで掲載していました。(販売価格は20ユーロぐらいだったんじゃないかと思います、正式な価格がわかりませんが)でも、もう8ユーロのものを売るのにメールの対応をしていろいろやり取りするのが馬鹿らしくなり、あまりに問い合わせが多いので一気に1枚15ユーロにしました。それでも買いたいという人がいたら対応しようと。そしたらすぐに連絡があって2枚30ユーロで引き取ってくれました。あー、すっきり。

そんなSTOLMEN、これねーほんと大変。私たちはすでにあるものを微調整するだけなのでマシかもしれませんがそれでも嫌になるほど大変。だから最初に組み立てた人はすごいなーと感心します。

棚板やポールなどがこのように固定されているのですが、1つの金具で左右両方のものが固定されているので、高さを変えようとすると結構大変なんです。しかもネジは電動工具が使えないタイプ。

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2人いればはかどるのですが一人だと本当に大変。しかも高さがなかなか合わずちょっと上げたり下げたりの繰り返し。また、うちのクローゼットルームは狭いんだけれど天井が高いのでほとんどの調整に脚立が必要で・・・。私から離れない娘はずっと近くで構ってくれー構ってくれーとくっついていて危ないしそれも気にしてだからはかどらない。私が脚立から降りたら嬉しそうに上る・・・。でもそのあなたの成長した後ろ姿になんか妙に感動したよー。

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本当にとっても大変でした。だけど今やらないともうずっとやらないだろうから今しかない!そしてちょうど真夏日の続く頃だったので暑くて汗びっしょり。なので娘もパンいち。

クローゼットルームって埃が溜まりやすい気がします。なるべく収納グッズにも蓋をしたい感じなのですがそうすると取り出すのも面倒だったりするし、蓋の上に埃が溜まったり。

少しでもそれを避けようと、収納グッズ(これも主にIKEA)にちょうどぴったり合うように棚板の位置を変えました。


とりあえず今は仮置きの状態。ラベリングも殴り書き。ここから当面様子を見て正式な場所を決めていきます。

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使う頻度や置き場所を考えたり、旦那の性格を考えて少しでも乱れないように工夫したり。

一部はMUJIの引き出しを使ったり。今気づきましたが娘のおもちゃが写ってましたねー。階下に住むおばさんが娘にってくれたクジラ。微妙に体の水玉模様が私としては苦手(笑)、おまけに光るのです、ちょっとなるべく見たくないおもちゃです・・・。


まだかなり余裕がありますが、脚立の一番高いところからも届かない場所なので何も置きません。


あとは、防虫剤を置きました。これ、衣類につく蛾対策なのですが「蛾よけ」ではなくゴキブリホイホイならぬ、「蛾ホイホイ」みたいな粘着力のあるものなんですよね。そこにくっつくのだろうか・・・。それはそれで気持ち悪いぞー!

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そして少しでも埃をなくすために、小さな窓についていたブラインドを取り外しました。昔の事務所にあるようなあのアルミっぽい素材のやつです。探偵事務所とかについててよく探偵さんが人差し指で折り曲げて外をのぞいたりするあれね。埃が溜まるし掃除も大変。

取り外した後ですがこういうの。

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その代わり、窓にスモークシートを貼りました。視界は遮り、光は通すもの。クローゼットルームに自然光が入るのは服の日焼けにもよくないらしいのですが、私は暗いほうが嫌だし、日焼けして困るような服もないし、でも一応UVカット機能がついているシートにしました。

ドイツ製のシートでホームセンターに売っていたのですが、いつも通り大量の各国言語の説明書きがあったのですが、なんと日本語も!これは珍しい!こういうときの日本語ってまあ正しいといえば正しいのですが、ちょっとおかしな日本語だったりしますよね。どうしてちゃんとチェックしないんだろう・・・といつも思います。

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クローゼットルームって空気が籠るのが嫌でほとんどの場合窓を開けています(ドイツ的に言うキッペンっていう窓の上の部分だけ開けるあれです)。でもそこから小さな虫とか綿毛とかが入ってくるのがまたクローゼットの埃やごみの原因になっていたので、窓にネットを貼りました。

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dmに売っている安いやつ。でもネットの引っ張り具合がよくわからなくて一部ちょっと穴が開いており、虫が入ってきてしまうので(意味ないやん・・・)、近々張り替える予定です。

上の写真で窓の上のところにグレーの丸い修正跡のようなものがありますが、そこはもともとシェードが取り付けられていたためねじ用の穴が開いていたのでそれも穴を塞いで上からペンキを塗りました。

ちなみにここについていたブラインドと同じものが1階のお手洗いにもついていました。お手洗いは窓がスモークガラスなのでブラインドの意味がなく

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しかもブラインドを引き上げた状態であっても窓に当たってしまうため窓を全開にすることができませんでした。なので引っ越してすぐにこのブラインドは意味ないから取らない?って旦那に言ったのですが「ブラインドがかっこいい」とか意味のわからないことを言い、でも1度も使ったことはありません。ついでなのでこの機会にトイレのブラインドも取り外しました。かれこれ2週間、旦那はまだ気づいていません。そういうもんですよね。

ここまでやってようやくクローゼットにすべての洋服や荷物を運び入れました。長かったー。以前と同じように床には何も置きません。

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それでなくても埃が溜まる部屋なので掃除のしやすさ優先で。

とりあえずスッキリしました。なんかいろんなことをやった気分。これも賃貸のアパートだったらそこまでやる必要はないし妥協するけれど、こういう部分もやっていくのが持ち家ってやつですかね・・・。まあその分やりがいもありますけど。

ついに衣替えはいらないクローゼットになりました!