Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆ママの誕生日会

ママ(義母)の誕生日会に行ってきました。

朝から旦那が「カード用意しなきゃね」って。結局用意するんかーい。書くのは私。でも文章を考えるのは旦那というのはうちのルール。旦那の下書きが全く読めないのももうお決まり。

結局そのカードの準備で約束の時間に遅れるという・・・。あー、意味わからん。読めるような字を書いてくれたらそんなに時間はかからなかったのにさ。

ママが「サプライズゲストがいるからね!」って言ってたのですが、そんなの私も旦那も100%誰のことかわかってるし。案の定旦那のゴッドファーザーの叔父さん夫妻でした。

よく一人でやったよね、と感心するほど飾られていたクリスマスグッズはきれいに仕舞われ、家もいつも以上に綺麗。テーブルにはぴしっとアイロンのかけられたクロスが敷かれ、お皿やナイフフォークの数々が並んでいました。いつもパパのことで大変だとか時間がないとか愚痴ばかり言っているママですが、そういうところは全く手を抜かないのは無理をしてるともいえるけれど、もうそういう性格なんだろうな。そうしないと気が済まないのかも。

1週間ぶりに会った娘に「もうオミのこと忘れちゃったかしらねー」なんて皮肉から始まり(1週間ですよ、1週間!)、でも叔父さん夫妻がいてくれたから私としては楽しい時間となったのでよかったです。

11時ごろにみんなで会って、ブランチという名目。パパのヘルパーさんもわざわざ誕生日だということを伝えて11時前に来るようにとお願いしていたらしく、パパを車いすに座らせてくれて、いつもは大体1時間以内にはまた来てくれてベッドに寝かせてくれるのですが、誕生日のお祝いだからと今日は2時間も車いすに座らされたパパ、ずいぶんしんどそうで見ていてかわいそうだった・・・。しかもわざわざワイシャツに着替えさせられ・・・。わかるけどね、誕生日だし叔父さんたちも来てちょっといつもとは違う感じなのも、でも私はパパがかわいそうで・・・。

そんな2時間ほどの誕生日会。結局叔父さん夫妻は14時ごろに帰ったのですが、私も娘のお昼寝があるし、前に書いたように最近、夜すぐに寝ないのでお昼寝はなるべく早めにしたい。だから叔父さんたちに続いて帰りたかったのに、ママが「家族だけの時間も大切よね」とか言い出して・・・。娘は眠いはずなんだけれどいろんな人がいたり遊んでもらったりするので元気いっぱいで「全然元気よね!眠そうにもしてないしこれから散歩に行かない?」と言われましたが、却下。案の定帰りの車では座って即寝でしたけど。

帰り際、「今日は叔父さんたちもいたから後日改めて家族だけでお祝いしましょうね」ですって!!えーーー!今日のが誕生日会と違うんかーーーーい!!

そして来週の私の誕生日の話がやっぱり出た。その誕生日の翌日、ママを病院に送っていくことになっています。もうそこで会うからよくない?と思うのに、「あなたの誕生日の当日、ぜひカフェに招待したいわ」とのこと。私はその日は昼から用があるからと伝えるも、「じゃあ朝早く会いましょう、パパと留守番してくれるヘルパーさんを頼んでママが街に出てもいいわよ、そしたらあなたも近いでしょう」と。いやいや、娘を連れてゆっくりカフェとかできないし、もうその日は昼からとはいえちゃんとした予定だからそれ以上にどこかに行くのは大変、私一人ならまだしも。などなど散々理由を述べるも「誕生日に一人っきりのあなたがかわいそうでならない」とのこと。

お願い、一人にさせてーーーー!っていうか娘がいるしそれで充分です。ようやく納得させて、「じゃあ、また家族で改めてお祝いしましょうね」とのことでした。「誕生日プレゼントの希望はママからの解放」なんてもちろん言い出せるはずもなく・・・。

誕生日にかける情熱というか思いというのは本当に強いんだなあと、周りのドイツ人を見ていても思いますが、ママも同じ。来月は旦那の誕生日があるし、まだまだ続く・・・。

今日も娘はいろんなところで「ダメ、触っちゃダメ」「やめなさい」と散々言われてました。私たちがクリスマスにあげたカレンダーはドイツのお決まり、孫の写真のカレンダーで、私はオーダーに出すのも面倒だったから現像してカレンダーに貼ったのですが、それを娘が手に取って見たくて仕方ない。家で私が作っていた時から何度も何度も見ていたし、写真の光沢がキラキラしているし、自分が写っている(とわかっているのかは不明・・)写真を見るのが大好き。

そのカレンダーを何度も何度も「取ってー」と要求し、めくりたがる。まだ丁寧には扱えないからちょっと糊で貼り付けられている写真のすみっこをめくってみたり、確かに汚れたり折れたりする可能性はあって、だからカレンダーを娘が触るとママが全力で怒る。そのたびに私が娘のところに行き、カレンダーを取り上げて元に戻す。そしたらまた「取ってー」と要求・・・のエンドレス。

「気に入ってたセーターを相棒の犬が噛んでいて、ひどくしかりつけていたら”あげたのは私よ”と(彼女が)笑った♪」というマッキーの歌が脳裏に浮かびましたよ・・・。

はー、疲れた。