Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆考え抜いた末の娘のお絵かき机

娘へのクリスマスプレゼントは「お絵かき机」でした。ただ、その机を置きたい場所にはクリスマスツリーがあるので、クリスマスが終わってからゆっくり買う予定でした。

お絵かき机がお友達の家にあると嬉しそうに座る娘。だけど家にあったらそこにずっと座るのか、使うのか、高いものを買っても使わなかったら残念だしなあと。まずはどんなもんかなーとIKEAへ下調べに。

当面は子供部屋ではなくリビングに置くことになるだろうし、今はリビングにはテーブルとかもなくて飲み物を置く場所すらないので、今回買おうとしている子供用の机は、時としてリビングのちょっとしたテーブルにもするつもりです。

そんなことを考えていたら、これが目についたんです。IKEAで。
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見るからに「ちゃぶ台」という感じで高さも35センチしか無くて、店舗で実物を見ましたがちょっと懐かしさすら感じるような机。こういう低い机でお絵かきとかをするのもいいかも!と。

どちらかというとドイツでの子供のお絵かきというと机と椅子2つがセットになったのが主流。でもこのちゃぶ台だったら子供のお絵かき用の机よりもずっとずっと広いし、私たちもリビングのテーブルとして使えるしなあとか色々考えてたんですけどお値段200ユーロなんですよね。それはちょっと高すぎる。

11月に日本に一時帰国して、その時にお世話になった育児支援室の保母さんと話したときに、お絵かきって机と椅子がいいのか床に座る座卓的なものがいいのか、そんなことを聞いてみたら、その保母さん曰く、椅子があったほうがちゃんと座って姿勢が崩れないからまだ小さな子には椅子があるほうが向いているという回答でした。

でもちゃぶ台が欲しくっても、どちみちこちらでは手に入りませんし、30センチから35センチぐらいの高さのシンプルなテーブルって無いんですよね。低くても40センチぐらいからならまだあるかなあ・・という感じで。ちょっと心惹かれたちゃぶ台案はやっぱり無理か・・・とあきらめるしかなく。


やはり王道の机と椅子かなと、いろんなサイトを見ていたらIKEAのLÄTTというセットをすごくかわいくペイントしたり座面に布を付けたりしてリメイクしているのを見て、私もやりたーい!とテンションUP!

これです。

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こちら、このセットで19.99ユーロという驚きの価格!

なのですが、やはり価格相応というか座面や机の白い部分が薄い板。ペコペコするうっすーい板。3ミリぐらいしかないんじゃないか?こんなの大人どころか子供が座っても割れちゃうんじゃないか?と思うほど。こりゃさすがに安いからと言ってもあり得ないな、と旦那が速攻NG。

ネットの口コミとかでは快適に使っている人もいるみたいだし、見かけに及ばず丈夫だとかいうコメントも見るのですが、同じぐらい「しっかりしていない、質が悪い」などと言ったコメントも。

IKEAのほかのシリーズだと椅子と机が別売りになっており、セットで買うと別に安くない。そうなったら何もIKEAで買わなくても普通にメーカー品であるし、とIKEAは却下。(IKEAは決して安くないっていうあるあるですよね)

ネットで探していたらうちにある子供用のサークル、お祝いでもらった(というか私が選んだ)手押し車や木馬のメーカーでもあるPinolinoという会社からこのIKEAのLÄTTと見た感じが全く同じものを発見!

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全く同じですよね、見た感じ。ですがお値段は3倍以上します。(約70ユーロ)

子供のお絵かき机としてはまだまだ高いものは山ほどあるし、どちらかというと安い価格帯にはなるのですが口コミも悪くなかったり、私が思い描くリメイクも出来そうだし、見た感じが同じとはいえこの値段の差から言って、しっかりしてるんだろうと思ってました。

ええ、「思ってました」。でもそれは勝手なる「思い込みでした」。

実際届いて、組み立ててみたんです。IKEAの商品が間違って届いたか?というほど同じで、板の薄さもペコペコ感も同じ。なぜにこれが3倍以上のお値段!?

旦那と「これは無いよね・・・だったらIKEAを買うし、っていうか子供に使わせるのが怖いぐらい板が薄い」と。私もそう思う。

ということで返品しました。

さて、そこからまた机探しの日々が始まりました。

友達の家にIKEAのKRITTERというシリーズがあって、めっちゃ頑丈!大人が座っても全く問題ないよー!と言われ、これだとすべて別売りだけどこのセットで揃えると55ユーロ程度。
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でも、心の片隅では座卓も捨てがたく・・・。

というのも、返却したセットを一度組み立てたときにリビングに置いたら結構な存在感になり、ちょっと思っていた以上に場所を取るなあ・・・と感じました。意外と嵩が高い感じがしたんですよね。

もうこうなったら机の脚、どちらかというとこちらでは家具の脚的な感じで売られていますが、それだと20センチぐらいから売っているので、脚を買って天板の板を買って自分で組み立てて低いテーブルを作ろうかな!と考えて、ホームセンターをチェックしてみたりも。

そんな折、時々見るハンドメイドの通販Dawandaで「子供用の家具」で調べたら結構あって、Schreiner(木材ものを作る職人さん)が出店していたりもして、もしかして!と思ってその中の一つのお店の方に連絡を取ってみたんです。

「30センチ程度の高さの机が欲しいんだけれど、脚を切って低くしてもらうことは可能ですか?」と。

そうすると「もちろん可能です!ご希望の高さにしますよー!追加料金も不要です」という素晴らしい回答が!職人さんが売っているからこその対応ですよね。

本当は丸い机を低くして座卓っぽくしようかなと思ったのですが、丸いのはちょっと高かったので普通の四角い机で低くしてもらうことに。セール品だったのに快く受けてくれて感激!

しかもね、その商品に惚れたのはこーんな商品だから!


 

そこの商品は椅子も机も「頑丈さ」がウリ。261キロの重さにも耐えるそうです(笑)

そのお店の別の商品にはこんな写真が(笑)

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頑丈さは申し分なさそうです。もちろん手作り。でもお値段はお手頃!

もうすぐ届く予定です!あー、楽しみ。娘が使わなかったとしても私が使いそう。ちょっと明るい場所でお裁縫がしたいときとか、軽く物が置けるテーブルが欲しかったのですが、いかんせんこちらの家具はなんでも大きくて・・・。スツールとかで代用してました。

残念ながら日本の座卓のように足を折り曲げて収納する!とかそんな技はできないのですが、それでも低いテーブルってだけでうれしい!

実物は届いたらまた近々写真を載せますね。