Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆現実的な女性と夢を見る男性

昨年、新しく買ったベッドは幅が160センチなんですけど、マットレスとその上にトッパーっていう15センチぐらいの厚さのマットレスがあって、そうするとマットレスの分厚さは合わせて30センチになります。

このマットレスをスポッと覆う分厚さのあるボックスシーツがあまり売っていない・・・。大体25センチの厚さをカバーするぐらいのものしかありません。買う時は手触りも確かめたいからネットで買うのは嫌なんだそうです(By旦那)。下のマットレスはマットレスだけ、上のトッパーはトッパーだけでシーツを使う人も多いらしいですがそうすると枚数も必要だし、見た感じが好きじゃない。そもそもトッパーなんているのか?と思っていたぐらいなので…私。

ボックスタイプではない1枚物のシーツだと260センチ四方とか必要で、どこに干すん??みたいなことになり、そもそも1枚物はベッドメイクが大変だし、マットレスに綺麗に装着できるボックスシーツが理想。

そしてようやく見つけたんです。でも高い・・・。100ユーロ。(高いですよね?あまりシーツを買うことがなくよくわかってないけれどやっぱり高いと思う)、ボックスシーツだけで1枚で100ユーロですよ!

でもシーツってそうそう買い替えるものでもないし、現に前のベッドで使っていたシーツなんて穴があくまで使っていたし、今の掛布団のシーツはもう10年近く使っています(IKEAとKaufhofの)。

だったらば高くても価値があるのかなあ・・とか考えて、本当は洗濯を考えると最低2枚は必要だけれど、とりあえず1枚はサイズの合わない今までのシーツを使って、1枚はその100ユーロのものを買って使うことにしました。ああ、出費・・・。

100ユーロのシーツはジャージっぽい素材というのでしょうか、気持ちいいほどストレッチが効くので、160x200センチを覆うものなのにもかかわらず、取り外すととてもコンパクト。干すのも省スペースで済みます。

アイロンも不要で、ストレッチが効いてピーーン!ときれいにマットレスをカバーできるしいい感じ。私はそのジャージっぽい柔らかい素材も好きです。

で、ここで旦那。旦那はホテルのシーツのような手触りのいい光沢のあるちょっと高級感のあるシーツが好み。っていうか単に見かけだけよね?って思うのですが、出張先でホテルに泊まっては良かっただのどこのメーカーだっただの、ホテルで販売してるだの言っています。

あと1枚は100ユーロも出してられないし、安いので30センチの分厚さをカバーするもの!を探しているのですが、めっちゃ薄い生地だったり(すぐに破れてきそう)、なかなか見つかりません。

もうこうなったら根気よく探すしかない、と日々行く先々でお店で気にして見ているのですが、先日旦那が「昼休みにシーツを買ったよ!」とメッセージを送ってきて、聞けばボックスシーツではなく1枚物のシーツだとのこと。気に入った手触りのとっても高級感のあるものが見つかったんだと。

お値段54ユーロ。決して安くない。っていうか54ユーロも払うならもうちょっと無理してでも100ユーロのシーツをもう一枚欲しいところ。何を思って買ったのかよくわかりませんが、260センチ四方のバカでかいシーツを買ってきました。

お店ではこの手触りのボックスシーツは無いとのこと、アイロンがけが必要であることを言われたそうです。

・どこに干すのか?
・アイロンは誰がかけるのか?
・ベッドメイクは誰がするのか?

知らんぞ!私は知らんぞ!

マットレスって幅が大きくなると持ち上げるのも一苦労。しかも1枚物のシーツはしっかりベッドメイクしないとぐちゃぐちゃになるしね。

何よりアイロン。260センチもある巨大な布をどこで誰がどうやってアイロンするのだ?

ちなみに掛布団のシーツとか、私はアイロンはかけません。(皆さんかけてるのだろうか・・・)だからこそ、100ユーロで高かったジャージ素材のシーツは何もしなくてもピン!っと張ってとっても綺麗だし気に入ってたんですよね。

「私は絶対にアイロンはやらない、やるなら自分でやって!、干すところも無いよ(うちは乾燥機も無い)、全部自分でやってよ!」と旦那に約束させました。

私が相当機嫌が悪かったのもあり、「別に最悪返品も出来るし」とか最後は言ってましたけど、どうするんだか。とりあえずまだ開封せずに置いてあります。

なんかねー、このシーツの問題にかかわらず家のリノベーションとかもなんでもそうですけど、洗濯とかアイロンとかの現実的なことを考える女性と、見た目だのなんだのと夢を追いかける男性の違いっていうのでしょうかねー。すべての女性と男性がそうであるとは思いませんが、いろんな人の話を聞くと結構そういう感じも多いみたいですね。

今年取り掛かる予定のバスルームのリフォームも、旦那と私の意見が全く合いません。

旦那が「新しいバスルームに何か希望はある?」と聞いてきたので

・掃除がしやすいこと
・白い床は嫌(髪が目立つ)
・極力小さなバスタブ(お湯の節約)
・適度な収納
・明るい照明

ってのが私の希望でしたからね。メーカーだのブランドだのそんなのはどうだってかまわない。どうやら旦那が聞きたかった希望というレベルの回答ではなかったそうな。

でも、何よりもの私の希望は

サウナはいらん

ですけどね。それだけは旦那は譲れないらしい。だって今だってほとんど物置状態なのに、年に数回旦那が使うだけのためにあんなでかいサウナはいらん(座るだけなら大人4人は余裕で入れる)。

話し合いは平行線ですー!