Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆この話をするとよく驚かれます

もともと洋楽とか洋画に興味がなく、ハリウッドスターの顔と名前も超有名な俳優さん以外は知りません。海外のシンガーもよくわかってない(笑)。洋画、というより洋画邦画に限らず「映画」を見ることが本当に少なくて、映画はもっぱら飛行機の中で見るぐらい。タイタニックは見たかな、一番最近見たのはたぶん「沈まぬ太陽」だったかな。ドイツではいまだかつて映画館にも行ったことはありません。

実はいろんな人に驚かれるのですが「ジブリ映画」を1作品も見たことがありません。これは本当によく「まじ?」って聞かれるのですが、ほんの数分程度TVで放映されいるのを見たようなこともあるような気はしますが、物語を分かっているものもなければ、キャラクターもよくわかっていません。ずっと吹奏楽をやっていたから音楽だけは演奏する機会が何度かあって知っているのですが。

代表作ともいえる「となりのトトロ」。どうやら小さな子供が見ても楽しいらしいので、1枚しかDVDのない我が家、この機会に買ってみることにしました。娘が日本語に触れるいい機会でもあるかな、と。

そもそもDVDが1枚いくらするのかも知りません。5000円ぐらいかな?って勝手に思ってたんですけどそんなに高くないらしいですね。ドイツのAmazonで見たら9ユーロでしたよ・・・。日本語とドイツ語で見れるし、そんなに安いの?とちょっとびっくり。

送料無料のレベルにすべく、ほかにもいくつか。

DSC_5352.jpg

天空の城ラピュタ
魔女の宅急便
となりのトトロ

の3作を買ってみました。FSK6とついているラピュタは6歳以上対象とのこと。「推奨」とのことであくまでも自己責任の上だそうですが。日本でもそうなんですかねえ・・・。

ラピュタは「Das Schloss im Himmel」というドイツ語タイトル。「空のお城」まあそのまま。トトロは「Mein Nachbar Totoro」、私のお隣さん”トトロ”って感じですかね。魔女の宅急便は「Kikis Kleiner Lieferservice」ですって!キキの小さな(小規模な?)運送サービス、みたいな感じ。英語でもKiki's Delivery Serviceらしい。まあ日本語でも「宅急便」ですからね、あってるか(笑)。っていうか「宅急便」ってクロネコヤマトの商標ですよね!宅配便と言わなきゃいけないって昔、ホテルで働いていた時に言われました。Wikiによると「原作者が、第1作刊行時に宅急便はヤマト運輸の登録商標である事を知らなかったためである。映画化に至って、ヤマト運輸と正式なスポンサー契約を締結し、この問題を解消している」んだそうな、これももう超いまさらな話ですよね・・・。


「ねこばす」「まっくろくろすけ」は聞いたことありますけど、どのタイミングでどんな状況で出てくるんだろ?なーんて思いながら見てみたんです「トトロ」。

号泣。なぜ自分でもこんなに泣けるのかわからないんだけれど、涙涙。エンディングは泣きながら見てました。メイちゃん見つかってよかった、というのもあるけれど、姉妹の可愛らしさにほっこりし、お母さん大丈夫かなあという心配、サツキちゃんがお母さんを思って泣いちゃうところとか、お父さんの何とも言えない存在感、隣のおばあちゃんのやさしさとか・・・もうなんか一つ一つにジーンと来てしまいました。

肝心のトトロも可愛い!でも「トトロ」そのものよりも登場人物のほうで泣いちゃった感あり。もっとトトロとかネコバスとかのキャラクターが前面に出た映画なんだと思っていましたが、意外にも登場機会は少なくて、でもその控えめさが余計にトトロたちを可愛くしてるーーー!

と、もう本当に本当に今更ながらですが、いいわこれ。娘もかなり食いついて見ていました。見終わってからDVDのケースのトトロたちをずっと指さして何やら話しています。最近はアンパンマンよりトトロみたい。