ドイツのクリスマスといえば!のアドベントクランツ。4本のろうそくをクリスマス4週間前の日曜日から1週間ごとに1本ずつ点灯するもの。つまり4本全てのろうそくがついたらクリスマスがやってくる!というもの。
ドイツのクリスマスにはアドベントカレンダーとアドベントクランツは無くてはならないもののようです。後、クリスマスのクッキーも!
もう7年ぐらい前でしょうか。ママ(義母)が一緒に作ろうと教えてくれて、それ以来基本的には毎年作るようになりました。
ママから教えてもらったアドベントクランツ作り。もしまだママが生きていたら、きっと孫と楽しく作ってたことでしょう。ドイツの文化や風習の全てを私は娘に伝えることは出来ませんが、少なくとも私がママたちから習ったことは娘にも受け継いでいけたらな、と思います。
例年、1本目のろうそくを灯す第1アドベントに間に合わないことも多いのですが、娘も色々わかってきたことだし、そこはちゃんとしないとな!と余裕を持って作りました。
ママは例年山からもみの木を集めてくるところから始まりましたが、私はもう買います。アドベント前になると、出来上がったアドベントクランツも沢山売っていますが、もみの木も売り出されます。
片手で持てるほどの量が束になったもの。1.99ユーロでした。スーパーREWEで購入。
触ってもチクチクしない肉厚のものを。クリスマスツリーもそうですが、もみの木にはチクチクするのとしないのとがあります。どっちかが香りがよかったのですがどっちだったか忘れました。チクチクしないほうが扱いやすいです。
アドベントクランツの土台になるものは、今までのは小さかったので今年は購入。この時期はホームセンターなどで色んな大きさが売られています。
藁状のものと発泡スチロールのものが主流です。私は発泡スチロールを買って、見えても目立たないように緑のテープを巻きつけましたが、途中で足りなくなって黒いテープも使いました。
もみの木を適度な大きさに切り、巻きつけていきます。巻きつけるのには細い緑の針金を使います。
多少適当でも綺麗に見えます。とりあえず私は2周ぐらいで綺麗になるように意識してます。
土台が見えないぐらいに巻きつけたら終了。極力多めに巻きつけておいたほうがいいです、クリスマスまでどんどん葉っぱが落ちていってボリュームが減ってくるので。
裏から見たらこんな感じ。
ここにろうそくの台(毎年使いまわし)を置いて
ろうそくを置きました。←ここから娘がお手伝い。
そして好きな飾りをつけて完成!派手に飾るセンスがないのでうちは毎年シンプル。(なぜか次の写真だけ回転しちゃう・・・)
少しもみの木が余ったので手のひらサイズの小さなリースも作りました。玄関に飾りたいけど旦那が扉に何かを接着するのを嫌がるし(←新品の扉が汚れるという理由で・・・)、お皿に置いて真ん中にろうそくを立ててもいいかなあ。
大きいのと小さいのを2個作って、1.99ユーロで買ったもみの木をちょうど使い切りました。もし余ってもデコレーションに使えますしね。
デコレーションは別として、このリースだけを作るのはとっても簡単だしすぐに出来るので、もし機会があれば皆さんも是非!
昨年も書いた気がするのですが、この4本のろうそくってひとつずつ順番に(毎週新しいろうそくを点灯する)のか、点灯している本数だけを意識するものの減り方が均等になるようにどのろうそくも平均的に点灯するのかいまひとつわかりません。長さの違うろうそくが4つセットになったものも売っているけれど、同じ長さで出来ているアドベントクランツが多いので、実際のところどうなんだろう・・・、と毎年疑問です。