クリスマスの続きです。
24日はクリスマスイブなのでクリスマス本番ではありません。本当のクリスマスは25日と26日。
朝はちゃんと正装します。(24日の夜も正装です、その辺はめっちゃちゃんとしていた旦那家族)
私は朝から朝食の準備。朝食は豪華に。初めてテーブルクロスを使ってみた。
ハムとかチーズとか。
これを見て旦那が「ママと全く一緒だ・・・」と涙。そりゃそうよテーブルクロスも、お皿も、カトラリーも、バター入れてるのも、全部全部全部ママたちのところから来たやつだからね・・・。
私が持ってたのはハムとかのお皿とパンのカゴぐらい。私達独自のものにしたいとも思わないし、もうこれからもこれで良いのではないかと・・・。
もうお腹も気持ちも一杯なので、お昼はにゅうめん!おいしかったー!
この日は午後のお茶に友達夫妻が来てくれることになっていて、ケーキ作りに勤しみました。
午後は、これまたママたちから引き継いだ金の食器でおもてなし。これも今使わなきゃいつ使うねん・・・、と言うものですからね。
クリスマスらしく飾りつけ。
うちはシンプルクッキーしか焼かないので、少し前にお友達がくれたクリスマスクッキーを並べたら華やかになりました!
友達とも「生クリームのスポンジケーキがいいよねー」と話していたので、スポンジを焼いて生クリームとフルーツで日本っぽいケーキを作りました。ドイツのどっしりケーキとは違って美味しい!
ドーム状のケーキにしたのでちょっと豪華な感じが出て良かった!こんなケーキも旦那と2人で食べるには作らないし、誰かが来てくれるからこそ作り甲斐がある!
この赤いお皿はIKEAでセールで売られていた廃盤品、ラベルにも2012年って書いてあります。各種おもてなしでも使えそうだったので最近では珍しい大型品を購入。
安かったし!
金の食器やシルバーのカトラリーは食洗機が使えず手洗い。洋食ってお皿もカトラリーも無駄に沢山使うので洗い物が多い!というタイミングなのに食器用洗剤が切れる!
家にご招待したお友達に、ちょっと分けてー!とお願い。事なきを得ました。
25日の夜も旦那が作る予定でした。本当はグース(ガチョウ)の予定でしたが、お肉屋さんにオーダーする!とか言いながら結局せぬまま、クリスマス直前にスーパーで見たら超高くて(たぶんそれが普通の値段)、何もそこまでお金出さなくてもよくない???と尻込みし、結局鶏肉に(笑)。5分の1の値段でした!
下味つけてオーブンでお野菜と一緒に焼いただけの鶏。すごーくやわらかくて、感激の美味しさ!グースがこの5倍美味しかったら納得だけど、鶏肉で大満足。付けあわせがパプリカ、たまねぎ。サラダがトマトとマッシュルームとアボガド。(この日は前菜なし!)。24日の肉巻きに比べてものすごく胃が軽かったのはお肉というより、赤キャベツだのジャガイモだのとお腹に溜まる付けあわせが無かったこともあるかと。ママのところで食べてた時も、食べてた量以上に胃がもたれていたのはがっつりしたお野菜ばかりだったのもあるかと。
26日、クリスマス2日目の祝日は残念ながら雨。
クリスマスは散歩!というのが定番なのに雨でその散歩がなくなったらやること無いよね・・・・と、雨なのに散歩(笑)。犬の散歩とまじめにジョギングしている人とすれ違う程度。
そして午後からはゴッドファーザーのおじさんの所へ。今までクリスマスに会ったことは無かったけれど、パパもママもいないことを気遣ってもらいお誘いを受けました。
なんとここのクリスマスツリーは本物のろうそくなんです!綺麗に撮れないけど・・・
窓を開けたりすることは厳禁!とにかく風を入れないこと、ろうそくの炎が揺れないように!バケツの水は常に近くに用意!だそう。これはもうケーブルつきのうちのランプにも、ワイヤレスのランプにも何にもかなわないほど綺麗。本当に素敵。でもドキドキするわ!
ここのおうちは家具とかもアンティークで壁に飾られているモノクロ写真も本当の家族のもの。祖父母やご両親の古い写真が額に入れられて沢山飾られています。本当に本当に素敵で、そして豪邸!広いのなんのって。
ケーキ、シュトレン、レープクーヘンというTHEドイツのクリスマスを味わい、夕食までご馳走になりました。
おじさん、おばさんにも懐いて、色々と手伝わせてもらう娘。
もうドイツにはオパもオミもいないのが寂しくもあるけれど、こうやてまた色んな人に支えられていることがありがたい。
「夕食」とはいえ素朴・・・(笑)。ハム、ソーセージ、パン。
ドイツ人におもてなしを受けてあまりのシンプルさに始めの頃は衝撃を受けましたが、逆におもてなしするほうも気が楽といえば楽。
それでも美味しいワインがあって、色んなお話をしながら夜が更けていく感じはある意味贅沢だなあと感じます。
クリスマスの間は家の家事も一切しないという旦那、そして私にもするなと要求。するのはお料理と食器洗いぐらい。誰も働いていないクリスマス、何も焦ることはないしゆっくりゆっくりしたらいい、本を読んだり音楽を聴いたり、日頃の忙しさを忘れてのんびりするんだよ、そういう幸せを噛み締める日なんだ!By旦那。
私はのんびりするのは構わないけどその間に洗濯機のボタン押してきていい??みたいな、とにかく何かこの時間で出来ることは!と考えるタイプの人間には「幸せ」には思えない日だったりするんですけど・・・。
とりあえずツリーだけは大目に見てドイツの風習どおり1月6日まで残しますが、それ以外は今日から徐々に片付けます。旦那は嫌がってるけど。新年まで引きずらないぞーー!