Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆これも実家の片付け活動の一環

お正月明けの平日に、娘を旦那に託し私一人でフランクフルトに行きました。やりたいことが山ほどあったので。

 

もう本当に散々な日でした。

 

朝早く起きて、フランクフルトに着いたのは10時前。まだお店も開いていませんが、短時間勝負のため10時開店と同時に入店する勢いでいました。

 

まず、私のもう着ない服や靴で比較的良いものを友達が教えてくれたセカンドハンドショップに持って行くことに。1ヶ月お店に置いてくれて売れたらその分お金がもらえます。紙袋2つ分を抱えて先ずはそのお店に行きました、身軽にならないことには買い物も出来ないので。

 

明らかに営業中に見えるのに扉に鍵が掛かっていて中に入れないし誰もいない。困った・・・。外は雨。その辺をうろうろするも荷物があるしなあ・・・。とりあえずちょっと待つが開く気配なし。困ったわ・・・、10分ほどうろうろして戻ってみると扉の片隅に「Heute ab 10:30(今日は10時半から)」と小さな小さなポストイット、見つけるほうが大変なぐらいの場所についていました。

 

はあ、、、その時点で後5分。結局お店のおじちゃんが戻ってきて10時35分ぐらいに開きました。こういう緩さはドイツあるある・・・。私の貴重な30分を返してー!って感じですけど。

 

事前にお店の方からは季節のものをといわれていたのですが、スエードの冬素材っぽい靴でしたが、靴のデザインは春向けとのことで2月以降の受付、黒の超シンプルなハイヒール、しかもブランド物!は取り扱えない(売れない)とのこと。それ以外のカシミア混のマフラー(色がもう好みではない)、スカート、Gジャンなどは置いてくれるとのこと。1ヵ月後どうなってるかなー。もともとブランド物のみとは言われていましたがお店にはZARAとかのものも並んでいたし、ダメもとで持っていったらユニクロとか今はなきStraussのものでしたが品物が綺麗だったからか普通に受け付けてくれました。

 

靴が2足受け取ってもらえず、身軽になる予定だったのですが持ち歩く羽目になりました。それ以外にも色々持ってて大変だったんです・・・。(後述)

 

30分は無駄になりましたが、お店の対応は早かったのでスムーズに終わり、フランクフルトの中心街に移動して次は金を売りに行きました。ええ、「金」です。なんと旦那の実家から「金」が出てきたのです!

 

ちゃんとした箱に入って中では布に包まれて倉庫の奥底から。金50グラムです。ざっと計算してもすごいことになるーー!とワクワク。ついについに出たか!と持っていきました。

 

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これ、アクリルのような四角い透明のモニュメントの中に入っていて(写真撮っておけば良かった・・・)、どうやって取り出すのだ?と言う感じでお店の人に見せたら、壊してもいい?と言われ、近所のお店に行ってハンマーで壊して戻ってきました。

 

で、金の裏には「ダミー」ってかかれてました・・・。チーン。おじさん、親切にありがとう。そして数の余っているシルバーカトラリーも持っていき、聞いてみたところ銀ではなく銀加工なだけ、と相手にもされませんでした。偽物の金は持ち込むは、価値のないカトラリーを持ち込むわ、この外人なんやねん?って思ってたはず、扱いも冷たかったし。

 

結局重たいカトラリーも手放せず、靴も持ってるし、雨も降っていて紙袋が千切れそうでもうゴミ箱に捨ててしまおうかと思ったけれど、それじゃいくらなんでも・・・と思って、通りかかった別のセカンドハンドのお店に先ずは靴を見せに行きました。

 

黒のパンプスは大歓迎、ただし春以降。スエードの靴は扱えない。と場所によっては言うことが真逆だったりするんですよね。客層もあるんでしょう。

 

ついでにそのお店でママの毛皮のコートとかを置いてもらえるか聞いたのですが、「毛皮ねえ・・・何の毛?軽いもの?」と聞かれ即答できず、そのコート自体が重たいものならどんな毛であってももう時代が古くて取り扱えないとのこと。たぶんその分類に入りそう。見るのは見るからいつでも持ってきてとはいわれましたが、持って行くのが大変です。これまたフェイクだったりするかもしれないし・・・。あーーー、ホントめんどくさ!!

 

結局、2足の靴は手放せぬまま途方にくれて、もうこうなったら寄付だ!とOxfamという寄付されたものを販売してそのお金が支援の必要な国に使われると言うお店。ちょこちょこ店舗があります。そこに持って行くことに。

 

でもフランクフルトの中心街にはOxfamでも「本」専門のお店しかなく、Oderweg(ご存知の方はその距離感がわかるかと)の店舗まで雨の中、荷物を抱えて歩いて行きそこではお店の方が靴もカトラリーも喜んで受け付けてくれて(もちろん寄付ですから)、とりあえず私は身軽になりました。こんなお店がもっと家の近くにあれば持ち込みたいものは沢山あるのにー!多少距離があってもいいのでお店の前まで車で行ける所があったらいいのに・・・。

 

もう歩き回って傘もささずでびしょぬれ(うちのあたりは雨が降ってなかったので傘なし)、コートの中は汗かいてました。

 

朝一番のセカンドハンドに持っていった服こそ私のものだけど結局後は旦那の実家のものを片付けるための行動だったに過ぎない一日。せっかく久々に街に出たのになんだったのか・・・。はーーー、疲れた!