日頃、会社にはドイツ人もいますし、ドイツ語も使いますが
基本的には業務では日本語を使うことが多いです。
今日は珍しく仕事でドイツ人の同僚とお出かけ。
ドイツ人のお客様の所に行きました。
先方はドイツ人2名。
こちらは私とドイツ人同僚。合計4名でのミーティング。
先方から「ドイツ語話せますか?」と聞かれ「少しなら・・・」と答えたところ、
一緒に行った同僚が「全然話せるじゃないの!頑張ってるじゃない!」と
持ち上げてくれたため(笑)、では今日はドイツ語で、となりました。
まあ、英語で話されてもよかったのですが、
4人が4人外国語で話すより、4人中3人が母国語で
そこに私がついていくほうが、ミーティングとしてはスムーズかとも思って。
結果、仕事の話なので基本的には全てわかりました。
単語単語を一つずつは理解できないものもありまたし、
わからない文章も時々ありましたが
何を話し、何を質問しているのかぐらいははっきりとわかるし、
必死に私もコメントしたり、質問してみたり。
やはり「仕事」となると必死ですし、
テーマも決まっているので、突然政治の話も出てこなければ
テレビの話も無いので、ドイツ人のお友達の輪に入ることを思えば
相当楽でしたし、理解できました。
「わからなかったら質問させて頂きます!」と最初に宣言していたので、
イマイチ理解できなければ「今の、もう一度説明して!」とストップも出来たし、
気持ち的には少し楽でした。
が、例えば
「私はこのところ休暇にどこかに行くことはないわ~、
最近家を引っ越したしおまけに4本足の世話もしなきゃ・・・」という会話。
「4本足(Vierbeine)」って何!?という感じでした・・・・。 →犬のことでした
「私はもうこの会社に40年働いているの、
彼女は30年よ!私達、この会社の古いウサギだわ~」という会話。
「古いウサギ(Alterhasen)」って何!?
→いわゆるお局さんということ、この会社のことは全て知り尽くしているという状態。
あとは突然会話の途中に「歯肉(Zahnfleish)」と言う言葉が出て来ました。
あれ?今別の話してなかったっけ?突然「歯」の話?あれ???
と、私には意味不明な突如出てきた「歯肉」という言葉。
どうやらIch krieche auf dem Zehnfleisch.という
要は、めっちゃ疲れきった、這いつくばるほど疲れた・・・という表現だそう。
この3つの会話、というか単語。
さすがに常に質問をしていい状況でも、
この疑問は、話をストップしてまで質問をする場面では無さそうな気がしたのと、
そこがわからなくても、いわゆる“余談”の部分なのであまり気にせず
終わってから帰り道に同僚に質問しました。
同僚は私がそこに疑問を抱いていたなんて思っていもいなかった!
と、私の指摘ポイントの意外さに驚いて笑っていました。
今までなら会話全てがわからなかったし、耳にも入ってこなかったであろう部分が
気になるってことは、少しはドイツ語上達したのかな、と感じた1日でした。
いつもの3倍ぐらい疲れたけれど、いつもと違う感じで楽しい1日でした。