Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆不思議な受験者たちとB1テスト終了!

無事、B1試験終わりました!

っていうか、恥ずかしながらわかっていませんでした・・・

ドイツ語のB1試験には2つの試験があるということを。

それを知ったのがおととい.

VHSの先生がテストの話をしてDTZとZDという2つの試験があることが発覚。

違いが良くわからなかったけど、レベルとしては同じらしいのですが内容はDTZの方が簡単、とのこと。たとえばヒアリングの試験は、ZDなら1回しか聞けないものもDTZなら2回聞ける、とか。ZDは文法も重要になってくるとか。

クラスのみんなが意味しているB1がどっちのものなのかイマイチわかりませんでしたが、

先生いわく、今のみんながB1受けても絶対受かるぐらい超簡単なんだそうです。

で、今日受ける予定だったテストが一体どっちのテストかをわかっていなかった私・・・。焦りましたよ。まあVISAの申請にはどっちでもいいらしいのですが、先生と個別に話したときはZDを受けた方がいいと言われたので、急いでチェックしたらテストの申し込み用紙には「B1」としか書いていなくて・・・。

まあいまさら騒いでも仕方ないので受けに行ったらZDでした(笑)

フランクフルトのとある語学学校で実施、受験者は7名。みんな別にその学校の生徒ではないらしいです。VHSだと80名が申し込めるって言っていたので、かなり少ないほうでしたが、逆にとってもアットホームでした。

筆記⇒口答試験

かと思いきや、まず最初に口答試験でした。

7人なので1人は先生とマンツーマン。他は受験者同士のペアとのこと。

すごく話せなくて上手く会話にならない相手にあたるぐらいならマンツーマンがいい!って思ったのですが、私の相手は、お父さんぐらいの年齢の人・・・。

おじさんとは「ハロー」と言うぐらいしかチャンスが無くて、すぐに口答試験の別室に連れて行かれて試験。試験管は2人。私のうっかり勘違いもあったりしましたが、何とか終了。「試験管はいないものと思ってやってくださいね」って言われて、ドキドキしましたけど。おじさん、すごく話します、ドイツ語ペラペラでした。

口答試験は3部構成ですが、3つ目が「会社の同僚達と1日行楽に出かける」みたいな内容で2人で行き先とかどうやっていくかとかをプランしないといけなかったのですが、私はこの時期だからクリスマスマーケットかな~とか思ってたのですが、おじさんが「Opel Zooに行こう!」って言い出したのでそれに答えるしかなく、でもOpel Zooはうちからも近いので、地理的なことがわかるから、位置的な話を色々出来たし、車だったら何分ぐらいかしらね~みたいな、具体的なかなりリアリティのある話になりました。

多分、口答試験は全部で10分も無かったと思います。

他のペアよりも早く終わって、ホット一息。

おじさんとは試験が終わってようやく話せるチャンスがあって、聞けばなんと!

ドイツ人(=ドイツ国籍を取得した)、旧ユーゴスラビアの方で、

ドイツにはもう20年以上住んでいて、子供2人はドイツで生まれ育ったからネイティブで、

子供にドイツ語の試験を受けるなんて言ったら笑われたんだよー、

もうそんな2人も成人してるんだよーとのこと。ドイツにマイホームも建てたらしい。

おじさん・・・なんでテストを受けに来たんだろ、ドイツパスポート持ってるのに!?

どうやらおじさんは、フランクフルトでタクシー運転手を長年続けながらスイスに移住計画を立てていたらしく、スイスでの仕事がようやく見つかって引越しして働き出したらしいです。

今はとりあえず自分だけ引っ越したけど、まもなく奥さんも来て一緒に住むそう。

でも今の仕事(老人介護っぽいことを言ってました)よりもタクシーの運転手で深夜勤務をした方が短い勤務でよっぽど儲かるから、タクシー運転手になりたいらしい。

そしたらスイスではタクシー運転手の免許を取るのに、ドイツ語の試験が要るってことになって、急遽試験を受けに来たんだそう、「今になってこんなことになるなんて!」って言ってました。

その後、筆記試験。

コメントは・・・簡単じゃない!! (簡単なものもあったけど・・)

一気に自信喪失。

その後、休憩。

休憩中はみんなでお話しました。

そしたらなんと!

ドイツで生まれ育ったアフガニスタン人、ドイツの学校に行って職業訓練も受けたらしい(てか、もうドイツ人じゃん!)ドイツパスポート取得のために試験が必要だとか。他にはドイツには10年いて仕事もしてるモロッコ人とか、老人ホームで働いている在独9年のハンガリー人とか、あと2人はナイジェリア人だったかな、この人たちもドイツ語めっちゃ話しました。なんだなんだ?みんなドイツ語ペラペラだし、よく話すし本当にこれB1試験!?いつも学校で会っているクラスメイトとは全然違う!めっちゃ話す!

でもみんな言うことは同じで、話せるんだけど文法は無理!作文とかも無理!と、とりあえず話せるからなんとかやってきたんだけど、いまさらこんなことになって・・・という状態の人ばかり。ドイツのパスポートを取得する人など様々な理由で受けに来ている人たちでした。笑えるのが、みんな試験勉強とかしてないみたいで、テストがどうやって進むかイマイチわからないらしく、テスト中も質問続出。もちろん試験管は答えは言いませんが、そんな質問するかよーってこととか質問してました。

やはりVHS主催のテストではないから、外部から受けに来れる試験だからこういう人が集まるのかな?なのでみんなヒアリングとかは全然平気~!って余裕でした。

ヒアリングもオーストリア訛りの会話で私は1人悪戦苦闘。

最後のお手紙なんて「終わったら帰っていいです」って言われて、みんなどんどん帰って行きました・・・。私は最後まで残りましたけど・・・。

ってことで、結果は4~6週間後だそうです。

試験管いわく、上手く行けばクリスマス前には結果がわかると思います!とのこと。

6割出来ていればいいそうです、うーーーん、出来てるような出来てないような・・・。

まっ、とりあえずテストが終わってホッとしました!

ホント、もっとドイツに来て学校にがーっと行って早くやっておけばよかったです。

ドイツにお住まいの皆さん、特にこれから無期限VISAを取るような方々は、是非お早めにテストだけでも受けておくことをお勧めします。

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