Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆That's ドイツ!!

いつも行っている歯医者さん、

先日治療に行くと、歯を削る機械の調子が悪い様子。

あの削る機械って、先端から霧のような水が噴射しているそうで

その霧の出る穴が詰まってるのか、水があっちこっちの方向に飛び散ります。

おかげで私の顔はびしょぬれ・・・。

顔についた水が首や髪に流れてきて大変。

歯医者の治療で胸につける紙エプロンで、

都度拭いてはくれますが、先生も相当水しぶきで濡れたようで、

「調子悪いわ~」と言いながら、続けてました。

その日朝一番の患者だった私。

機械ぐらいチェックしてないの~?と思うも、

まあ水なので別にどうでもいいんですけどね。

治療が終わったときに、先生が

「今日はサービスでシャワーもあって運が良かったわね!」と。

こういう気楽さは好きです。

平謝りされたり、頭下げられるより、

大した事では無いので、笑ってジョークで飛ばすぐらいでいいと思います。

歯医者と言えば、今でこそドイツの歯医者にも慣れましたが

当たり前ですが靴を履いたまま診察台にあがります。

足元は透明のビニールで診察台が補強されています。

日本だとスリッパですし、台に上がるときはスリッパを脱ぎますよね。

あと、これは歯医者だけじゃないのですが、

病院は基本的に、行ってすぐにカウンターで名前を伝えて、

必要であれば保険証を見せて先に支払います。

ドイツの保険システムは3ヶ月にEUR10と決まっているので、

3ヶ月以内であれば、最初に払ったEUR10が有効なので、

診察料はいらないというすばらしいシステム。

(その分給料から引かれている税金が高いですが・・・)

そして診察が終わったら、そのまま帰宅。

支払いを待つこともありません。

「え?帰っていいの??」と最初は不思議でしたが、

治療が終われば別に何の用も無いので、その足で帰宅。

今回の歯医者は、最初に診てもらったときに

治療にはこれから3回来て欲しいとのことだったので、

最初に3回分の予約をまとめて取ってしまいます。

大したことではありませんが、それもかなり効率的。

保険外の治療をした場合は、後日家に請求書が届いて

期日までに銀行振り込みでOK。

なんだかとってもスムーズです。

そして、毎回治療の前と後には、先生と握手をしてご挨拶し、

「調子はどうですか?」みたいな会話も必須。

この先生との握手は、どこの病院でも同じです。

初回はしっかり名前で自己紹介、2回目からも挨拶時は握手。

基本的に病院は何かあって行っているので

多かれ少なかれ不安はあるのですが、この握手でちょっとホッとします。

日本の文化には無い挨拶としての「握手」。

最初は戸惑いましたが、今はずいぶん慣れました。

握手と言えば、先日銀行のカードを紛失しまして、

紛失というよりは、ATM利用時にカードを忘れてしまって、

1週間後ぐらいに気づきました。

あわてて最寄の銀行に行ったのですが、

運悪く、銀行は内装工事中で営業していませんでした。

でも、よく中を見ると銀行のスタッフは働いてる様子だったので、

「本日休業」と貼り紙されている扉をノックすると、

内装工事の業者さんが出てきたので、

「カードをなくしたの!」と訴えて、中に入れてもらいました。

銀行の方もカード紛失ならと、受け付けてくれることになり、

カウンターではなく、個別のデスクでの対応になりました。

カウンターみたいに立って話すところではなく、

ちゃんと座って1対1で話すことに。

私は失くしたことに焦ってるので、椅子に座る前に話し出そうと

早く伝えなきゃ!状況説明しなきゃ!と焦っても

まずは「握手と自己紹介」(笑)

それから、ようやく本題に入ります。

どんなに焦っていても「握手」はつきもの。

「握手なんてしてる場合じゃないの!」と言いそうになりますが、

不思議とその握手でちょっと落ち着いて、

冷静に報告することが出来ました。

無事カードを発行してもらえることになったのですが、

後日郵送と言われたものの待てど暮らせどカードが来ない・・・。

再度銀行に行ったら、紛失の手続きすらされて無いとのこと!

まあ、悪用も無く何も無かったので良かったのですが、

「私はここに来て紛失の手続きをした!」と言うも、

あのとき対応してくれたお姉さんは不在で、

どこにも何の証拠も無く、再手続きするしかありませんでした。

もちろん、銀行側が謝ることもありません・・・・。

That's ドイツ!!

にほんブログ村 海外生活ブログ ドイツ情報へ

にほんブログ村 恋愛ブログ 国際結婚(ヨーロッパ人)へ