彼のママが8月の結婚式に向けて
日本語を毎日1つずつ覚える!なんて張り切っていて
その後の状況を聞いていなくて、きっとこの間覚えた
「イタダキマス」も忘れてるんだろうな~って思ったら、
びっくり、めちゃめちゃ勉強してる!
単語帳のようなものを作って、裏と表にドイツ語と日本語。
毎晩ベッドに入る前に復習してるそうです。
この間会ったときは「イラッシャイマセ コンバンワ ゲンキデスカ」って。
イタダキマスももちろん覚えてました。
面白いところでは「ソウシマショ」なんてのもありました。
「Ja! Machen wir das!」って裏に書いてたのが笑えます。
「もう1個覚えたの!」と嬉しそうに言ってきたのは、
言葉ではなく日本の「クリスマスケーキ」に関して。
日本語語学本のコラムのようなところに書いてあったそうです。
でも、クリスマスケーキ?って何のことかと思えば
「日本の女性は24歳までにお嫁に行かなければならないんでしょ?
25歳になったらクリスマスケーキって言われてバカにされるんでしょ?」
ですって。その情報の元となったコラムは読んでいませんが、
なんだか昔そういう話を聞いたことがあったけれど、
なにもそんなことを載せなくても、っていうか古っ!って感じです。
まあ、ママも真に受けず笑ってましたけど。
でもこの「クリスマスケーキ話」を理解するには
日本のクリスマス事情から知ってもらわねばなりません。
クリスマスケーキの売られ方とか、25日の夜の割引とか。
ドイツ的には考えられない文化ですしね。
それにしても25歳で売れ残りのクリスマスケーキって揶揄するなんて、
今の時代とのギャップを感じます。
25歳が売れ残りのクリスマスケーキなら、
あの時代は30代なんてもう化石ですね・・・・。
それにしてもママの頑張り、完全に彼を超えています。
ママの頑張りに彼が焦ったようで
「サバイバル日本語クラス」に行こうかなと、語学学校探しているそうです。