今日は忙しい1日でした。
ずいぶん先のことだと思っていた美容院のヘアメイクリハーサル。
お花屋さんとブーケの最終調整、そして教会のお花の相談などなど
盛りだくさんの1日でした。
一番ネタが多いのはヘアメイク(笑)
美容院は2月に参加したHochzeitmesse(ブライダルフェアー)で
唯一出展していた家からすぐの美容院。
Hochzeitmesseで舞台の上にいたお兄さんが担当してくれました。
一方的だけど知ってる人だったので、安心したのと、
田舎のブライダルショーだけど一応舞台の上にいたお兄さん、
私の中では、なんだか有名人にやってもらったみたいで嬉しかったです。
ドイツ語がそこまで出来ないので、
できるだけわかりやすい言葉で話してください!って最初にお願いし、
とても親切にゆっくりと話してくれて、希望も色々と聞いてくれました。
ドレスの写真にヴェール、イメージの雑誌の切りぬき、とか
とりあえず持ってるもの全て持ってくるように言われたので持って行きました。
お兄さん、私のアジア髪&くせ毛にかなり悪戦苦闘されてました。
「アジア人はくせ毛が少ないってイメージなんだけど、めずらしいね」とのこと。
4月に日本でやってもらった試作ヘアーの写真も持っていったのですが
お兄さんなりにイメージもあるし、技術もあると思うので、
一応イメージとして、写真を見せましたが見事に違う形に完成・・・。
ニュアンスって伝えにくい・・・。
色々と手直ししてもらって、試作ヘアとは全く違うけれど、
まあ一応納得のいく感じになったので、決定。
お兄さんがメモと何枚か写真を撮って終了。
ちょうど美容室に行ったときに、今日結婚式の花嫁さんが来てました。
ブロンドの髪で、すごーくきれいな方でした。
ドイツ人は結婚式のとき、フワっとした髪型よりも
きっちりとした髪型のほうが多い気がします。
今日の花嫁さんもかなりきちっとした髪型でした。
美容業界は日本のほうが進んでいると日本の美容師さんも言ってましたが
ホントその通りだなって思いました。
髪にカールをつけるカーラーもアイロンもが無いのです・・・。
髪を少しずつ取って、ロールブラシとドライヤーで巻いていきます。
ロールブラシは髪に巻かれた状態で型をつけるためピンで留めるため、
最終的に12本のロールブラシが私の頭に刺さってました・・・。
こんなのが12本も頭につけられて、すごいことになりました↑↑
シャンプーもしてもらったのですが、髪をなでる感じで、
え?これがシャンプー?という状態。
「リンスはしますか?」という質問がありました。
してもらったら嫌な人とかいるのでしょうか・・・。
「お湯加減いかがですか?」という質問がありましたが、
ドイツ人のお客さんはやたらと「熱い、冷たい」と希望を言ってました。
少しぐらいだったら私は我慢しますけどね。
まあ、色々ありましたが髪の毛はとりあえず終了。
私の髪をやっている間、お客さんがちらほら来るのですが、
そのたびに「ハロー○○さん!」と名前を呼ぶので、
きっと皆さんお得意さんなんだと思いますが、
不思議なことにお客さんは途切れませんでしたが
一人も髪を切っている人がいませんでした。
カラーとか、セットとかばかり。たまたまかもしれませんが。
私にとってははじめてのドイツの美容室。
日本と似ているようで違う空間。興味深かったです。
そして次はメイク!メイクは若いお姉さんがやってくれます。
ブーケの色とかドレスの写真を見せて、
お姉さんなりにまずはオススメのメイクをします!とのこと。
びっくりしたのが、鏡の前に座るのではなく、
シャンプー台に座らされ、まさしくシャンプーをしてもらう態勢で
顔にメイクをしてくれます。そのため、私は全く見れません。
どんなメイクにされるのか、結構メイクは苦労してる話を
いろんな人から聞いていたので、かなり心配で・・・。
終わるまで鏡が見れず、一通り終わってから、歩いて鏡の前に行きます。
う・・・・ん、これまたちょっと違う。
ブーケがピンクっぽいから、ピンクのアイシャドーをつけてくれたのですが、
なんというかその色が、腫れぼったい目になっていて不自然。
「腫れぼったい」ってドイツ語でなんていうのかわからず、
「蚊に刺されたみたい」と表現する私(笑)
いろんな色を試してくれて、メイクもとりあえずは納得いくものに。
まあ、日本だったら100%の信頼がありますが、
「とりあえず納得」という状態で、満足はしていませんが、
プロの方なので信用するしかないですね。
ちなみに、ヘアメイクで49ユーロ。5千円ちょっとという感じです。
お値段は良心的ですよね。
当日は髪の毛に2時間かかるとのことで、朝8時の予約になりました。
思っていた以上に早い時間でびっくりです。
髪の毛にお花をつけようと思ったのですが、
8時だとお花やさんがあいていないので、
前日にお花屋さんにお花を取りに行く必要が出てきました。
全て別々に手配なので、こういうこまごまとしたことが色々発生します。
そういえば、メイクで何よりびっくりしたのは
ビューラーがありませんでした・・・。
ヨーロッパ人って使わないとは聞いていましたが、本当に無いんです。
当日は忘れずに自分でやっていかないといけません。
初めてのことだらけでしたが、楽しいリハーサルでした。
ヘアメイクのリハーサルといえば、楽しみな日なのかもしれませんが
行くまでは不安でドキドキでした。言葉の問題もあるし、そもそも
アジア人のヘアメイク自体慣れていないお店だと困るな・・・とか。
でも、とりあえず一安心です。