Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆合理的な結婚式のお祝い

ドイツは「合理的」とよく言われますし、

実際に生活していると、合理的だな~と感じることもしばしば。

この「合理的」なドイツでは結婚式のお祝いすら合理的です。

最近は、物はいらないからお金頂戴ね!

とはっきり言うカップルも多いようですが、伝統的なスタイルは、

新郎新婦が欲しい物をもらいます。当たり前ですが・・・。

日本などでは、サプライズ的なプレゼントが多いですよね。

本人に「何がほしい?」って聞けば別ですが。

結婚式の前になると、デパート等で

Hochzeittisch(結婚式のテーブル)という名のテーブルが出来ます。

結婚する2人はそのお店で「欲しい」と思ったものを

そのテーブルの上に並べます。

参列者が指定された期間の間にそのお店に行って

そのテーブルの上に置かれたものの中から

お祝いに使おうと思っている金額に見合うものを買います。

つまり、2人の欲しいものしかプレゼントされないという

超合理的システムです。

結婚式の多いこの時期はこのHochzeittischを色んなところで見ますが、

お鍋や電化製品だけでなく、お皿、グラス、などなど

1個単位から買えるので、どんな予算でも合わせられます。

お店によってはBabytischなるものもあって、

赤ちゃんが生まれたお祝いですら、本人達の必要なものをもらうシステム。

ベッドカバーとか、ベビー用食器とかが置いてあることが多いです。

そして、先日おもちゃ屋さんで見たのは誕生日のプレゼントBOX。

こちらは「○○ちゃん、○月○日生まれ」と書いたBOXにおもちゃが一杯入っていて

そこから選ぶというもの、これまた超合理的ですね。

欲しいもの意外はいらない。

きっと日本人ならどんなものでももらったら笑って「ありがとう」といえるけれど

ドイツ人はそんな愛想のお礼は出来ないんだと思います。

お金も無駄にならないし、本人の希望も叶うし悪いことは無いのですが、

プレゼントを選ぶ人たちの、

「これ、喜んでくれるかな~」とか「2人の趣味にぴったりだ!」とか

そんな気持ちも大切だと思うんですけどね。

最近はそのHochzeittishも進化して

インターネットでオーダーできるシステムになっています。

遠方から来る人もネットだとオーダーできるし。

よく出来てるけど不思議なシステムです。

無駄が無いという意味ではよくできてます。

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